昨年の11月にこちらに来て以来、コタキナバルでは1度も雨に遭遇していない。唯一の雨はスコ-ルの雨で、あまりに猛烈なので、モ-ルに飛び込んで傘を買ったほどだった。でも、それも12月の事だし、それ以来、コタキナバルではスコ-ルにも出会ったことがない。今は雨期のはずだが。
街中には植物は生えているわけだし、雨なしでどうなってるんだろうと、思っていたが、昨日まで深く考えた事はなかった。何と、通りを歩いていたら散水車が樹木に水を撒いていたのだ!コタキナバルで初めて見た散水車だった。
で、今はコタキナバルでも自分が知らないうちにスコ-ル的に降って、直ぐに乾いてしまうので今まで気が付かなかったのだろう、と言うのが現在の見解だ。
地方のドライブ旅行中はバンガロ-やロッジ的な宿に泊まる場合がほとんどだが、大抵明け方にとんでもない音がするので、寝ながら判断すると、スコ-ル的な雨が屋根をたたいていることがわかる。
例えば、セピロックという、サンダカンに近いジャングルリゾ-トでは2日続けて起きた。別の場所でも同様だったが、起きて地面を見ると、かすかに濡れているだけで、雨音を聞いてなければ気がつかないと思う。朝には既に強烈な日射があるから、たちまち土の地面の表面は乾いてしまうと思う。
このように、地方では毎朝のようにスコ-ルが来るのに、コタキナバルだけ明け方のスコ-ルがないとは考えにくい。結論的にはコタキナバルでも、多分、ほとんど毎朝スコ-ルが来ているのだと思う。
気が付かない理由は、今住んでいるコンドミは高層マンションなので、雨の音は聞こえないし、コンパウンドの地面もコンクリ-トだし、街中もそうだし、皆が起きるころまでには痕跡が消えてしまっているのだと思い始めている。
つまり、全然降らないのではなくて、実際には夜中とか明け方に降っていて、皆が起きるころには地面が乾いているので、気が付かないだけの事だと思う。実際に、何回かは、今いる8階のベランダから下を見て、明らかに夜中に雨が降ったと判断できるほどの地面の水溜まりの様子を見たことがある。1回か、2回に過ぎないが。。。
勿論、その時には既にギンギラギンに晴れているし、あまり深く考えた事もない訳だが。
で、そうでなければ、幾ら散水車で水を撒いても追い付かないほどの強烈な日射の中で植物が枯れないはずはない。そうとしか、考えられない。
で、然もいわゆる雨は降らないんだと思う。程度の違いこそあれ、すべてスコ-ルだろう。これに反して、マニラでは5日間の滞在中、豪雨も含めて、いわゆる雨、日本で言う雨に2回も遭遇した。朝起きたら既に降っていて、夕方まで平気で降り続ける、普通の雨。
矢張り、ボルネオは熱帯にあるんだと、思い知る。
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