義実家での今年のお正月・・・いつもと変わりない穏やかな状態で迎えることができたのだけど
義母は、春ごろ骨折で入院してから退院、また入院と繰り返し
10月の初めこの世を去りました。
あまりにあっけなく逝ってしまったので、葬儀の時は頭に血が上ってうろたえましたが
なんとか四十九日まで終えることができてホッとしています。
皆様には、色々ご心配いただき、お悔やみも頂戴し、ありがとうございました。
喪主は義父でしたが、もう89歳で目も悪く、書類1枚書けないので
ほとんど夫が喪主代理という感じでしたが
夫は義父からすべてを任されたわけでなく
あくまで義父が出来ない事を代理でするという状況で
義父は、「喪主はわしやから、わしが出来ひんことだけやってくれたらいい。」
・・・と言うんだけどね。
結局ほとんどのことは出来ないので
ひとつひとつ義父に尋ねてどうするのか決めてもらい、それをこちらが実行する・・
葬儀屋さん→夫→義父→夫→葬儀屋さん
こういう図式です(笑)
義父は耳は悪くないですが、最近急激に視力が落ち、人の顔の区別もつかないので
ざわざわした葬儀場で知らない人が、次々話しかけられるとわけがわからなくなるようで・・・
「え?」「え?」「はぁ?」って調子で・・・
だから葬儀屋さんも、一旦夫に話すのね。(もちろん義父もその場にはいますが)
で、それを夫が再度義父に説明するわけです。
私も夫も、葬儀で喪主などしたことはなく
過去の親族の葬儀でも、すべてお客さん状態で
参列してお焼香するだけでした。
葬儀の様々な取り決めなど、全く初めてで最初はオロオロです。
葬儀って色々ホント大変ですね。
最初、義母が急変だと知らせを受けて病院に駆け付けた時
私が着いたときはすでに亡くなっており
「えええ!?」とうろたえてる最中
ヘルパーさんに連れてきてもらった義父と合流・・・
義父もパニック。
その途端看護師さんに呼ばれ行ってみると
「ご遺体のお引き取りはいつ頃来られます?」と言われ
「え???」「ご遺体引き取り?」「なに?」「私が手配するの?」
「え?」「どこに言えばいいの?」って感じで、さらにパニックでした~。
義父に聞いても 「そんなんわしに言われても~~知らんで。」です。
そんな調子で始まったんですよね。
でも、何も知らなかったけど、ひとつひとつこなしていくうちに
その流れが少しずつわかってきました。
難しいですね~。
葬儀のお布施の金額にしてもいったいいくらにすればよいやらで・・・
最初お寺さんに聞いたら、葬儀場で聞いて下さいと言われ
葬儀場で聴いたら、それはお寺さんにお聞きくださいと言われ
再度お寺さんに聞いたら、葬儀場に聞いて下さいと言われ
再度葬儀場に聞いたらお寺さんに・・・・・・・
もうなんやねん!!!!
きちんと価格設定して下さいよ~~ってほとほと参りました。
そんな調子でばたばたしましたが、なんとか迎えた四十九日。
納骨もする予定が、大雨の為納骨だけ翌日に。
その納骨も無事に終えてお蔭様でやっと一段落しました。
そして最後に、「聞こえ」に関してですが・・・
終わってホッとして振り返れば、
お通夜、葬儀、法要、
耳で困った事がほぼなかったということに気が付きました。
その時は必死で、考えてる間もなかったけど・・・・
どの場面でも、聞こえなくて困った事が一度もありませんでした。
4年くらい前だったかな?
親戚の法事に行った時、会食の席で、聞こえない事で周りとの会話に疲れ果て
早く終わって欲しいってばかり思ってたものでした。
その後人工内耳にしてから初めての法要だったのですが・・・
葬儀社の方たちの言われることもちゃんと聞き取れたし
会食の席でも、周りの方々と普通に会話が出来て
時間のたつのも忘れるくらいでした。
多人数の会話では、私はやっぱり「感度1・音量10」で設定すると
静かな中、人の声だけはっきり聞こえます。
両隣、前3人くらいの範囲なら大丈夫でした。
たまたま私の周りの人は大きな声で話されてたのかもしれないのですが・・・
落ち着いて振り返ると、そんな事、二度と出来ないって思ってたことオンパレードで
ホントに有難く、無事にここまで来れた事、感謝でいっぱいです。
おはようございます
そして、義母様の法要
お疲れ様でした
私も、同居の祖父、叔母達を送り出した経験が
あるので(もちろん喪主では有りませんが)
喪主の大変さはそばで見ていて
知っているつもりです
本当に、こんなことまで~?って
決めることが多すぎて
悲しんでいる暇が無いのですよね
やっと、納骨も終わってほっと一息した
辺りから
思い出や、悲しみが湧き上がってきて
家事をしながら
思い出し泣きをしてしまったことも有りました
これから、ゆっくり
義母様の事を思い出されるのではないでしょうか?
それが本当の供養だと私は思っています。
ご夫婦ともども
お疲れが出ませんように
また、
急に寒くもなったので
体調にはお互いに充分気を付けたいですね
それにしても、
人工内耳ってすごいんですね
ぷーどるさんの聴力は
きっと、軽度難聴程度の聞き取り
イヤ、それ以上できているってことですよね。
素晴らしい
難聴宣告されたとき
目の前が真っ暗で
将来、何も聞こえなくなってしまう恐怖で
沈み込んでいましたが
私には、まだ
補聴器→人工内耳
それに、手話や口話
何一つチャレンジしていないくせに
ただただ、難聴の恐怖におびえていた自分が
バカバカしく思えるようになってきています
ここに、くると
希望がもてて幸せになれます。
ぷーどるさんをはじめ
みなさん、本当にありがとうございます
私事ですが
先日、息子のサッカーの試合が有りまして
観戦していました
主審のホイッスルの音が聞こえなくて???
もう、こんな音も聞こえないんだ~って
少し落ち込みかけていた時
隣のママさんに
何で、審判笛鳴らさないの?って聞かれまして~
やっぱり、鳴らしてなかったんだ~
私が聞こえないんじゃ無いのねっ
ホットしました
その後、帰りにママ達
4人で渋谷のヒカリエでランチをしましたが
日曜日で混んでいてザワザワの中でも
会話も弾んで
気分よく、私の耳まだまだいけるじゃん
って
気分上々で帰宅しました
が
しか~し
帰宅してからの主人の話し声が聴き取りにくい
騒がしい場所での会話で耳が疲れ切ってしまったのか?
何を聞かれても「え~??」
聞き返しまくりでした
そういえば
ママ友は声も大きく(おばちゃんだから^^)
滑舌も良いし
会話しやすいです
娘も、演劇のサークルに所属しているので
滑舌が良く
声も大きめで
不自由を感じませんが
主人と息子の何気ない言葉は
????
もっとハッキリ言って~
って感じです
お互いにイラッとしちゃうんですよね
私が難聴なの知ってるくせに~
実は、つい最近まで
御免ね~もう少しはっきり話してって
謙虚な気持ちも有ったのに
慣れって恐ろしい
やはり、図々しくなってしまうのね~
大声で怒鳴りあいの会話になる前に
家だけでも補聴器必要かもしれませんね。
ありがとうございます。
本当に喪主はやることがいっぱいで
粗相が合ってはと緊張の連続だし
ゆっくり悲しむ余裕もありませんね。
夫も私もここでやっと 少し肩の力が抜けました。
ゆっくりお義母さんを偲び、
夫と、お義母さんの思い出話などを話しています。
亡くなる3日前、病院での最後の面会のことが何度も思い出されるんですよね~。
あの時の寂しそうな顔・・・もう少しいてあげたら良かったかなとか・・そんなことを思ったりしています。
葬儀の時の人工内耳での聞き取りは
本当に予想以上の効果でした。
今も思い出すと信じられない気持ちです。
有難いことだと思っています。
息子さんのサッカー観戦行かれたんですね
ママ友さんたちと楽しいランチができて良かったですね~
ところでその お友達とのやりとり、帰ってからのやりとり・・・
読んでいると、自分にもそのまま当てはめられる経験をしてるので他人事とは思えず
思わず、「そうそう」って一人で大笑いしてしまいました。
私も 低音<高音 なので
女性との会話はわりと出来ていました。
でも夫ときたら、声は低いし滑舌は悪いしで・・・
友達と楽しくおしゃべりして帰って来て
夫としゃべりだしたら「え?」「え?」です(笑)
ホント、私が難聴だって知ってるくせにもっとちゃんと話してよ、ってね。
りょんさんと同じ(笑)
その光景が目に見えるようですよ。
難聴は色々困難や悩みでてきますけど・・・
補聴器、人工内耳、手話・・・
色々なお助けマンがありますね。
その時その時、うまく活用していけたらいいですね
最近、夫に少しずつ手話を教えています。
昨日は「料理」「なぜ?」「だれ?」「家」「家族」など・・・
教えました。
人工内耳もすごく助かってるけれど
電池・スピーチプロセッサーがなければ使えないですしね。
覚えておいてもらえば助かるかな~と(笑)
たいへん、お疲れ様でした。
これで、少しホッとできそうですね。
葬儀の仕方って、地方によって、地域によってもいろいろで、最初はみんな戸惑いますよね。
でも、聞こえについて不自由がなかったというのは、ほんとうに素晴らしいですね。^^
きっと、普段からぷーどるさんが活動的で、いろんな方と積極的にお話されてるのが、良い結果に結びついたのかもしれませんね。
聞こえには個人差があるとはいっても、やはり普段の心がけが大切なんだろうなあと思いました。
私は仕事柄、一人でいることが多くて、たくさんの方とお話する機会が少ないので、ちょっと、何か対策を考えなければいけないなと思っています。
ぷーどるさんも、これからも、ますます磨きをかけてくださいね。^^
前のコメントは「麻呂さん」ですよね
麻呂さんだって決めつけてお返事させて頂きま~す(笑)
間違ってたら教えて下さい~。
ありがとうございます。
葬儀って、今まで親が喪主をしてるのを見たりはしてたのに
肝心な部分、何もわかってなくて。
義父に聞いても「え?どうやったっけ?」だし・・・大変でした。
夫婦で右往左往でしたが
ここまで来て、お蔭様で少しホッとしました。
聞えについては、本当に・・・人工内耳、ここまで使えるの?という感じで 有難かったです。
パッチワーク教室での聞き取り・・いいリハビリになってたのかな。
隣のワンルームで教える時は聞きやすい環境ですが
会館の時は、最初声が響いてやりにくかったときもあって
でも、続けるうちに、それもだんだん慣れていったような・・・。
いろんな人の声を聞いて言葉を聞き取るというのもいいリハビリになってるのかもしれませね。
麻呂さんのされてるピアノもとても良いリハビリだと思います。
それプラス、暇な時を見て聴覚障害者センターなどに出かけたりして
聞えなくても大丈夫、っていう環境で
遠慮なくいろんな人とお話してみるのもいいかもしれませんね。
お互い、リハビリを楽しく頑張りましょうね。
お葬式、法要お疲れ様でした。
私もいざというとき何も知らないし、聞こえづらいし、大丈夫かと心配してましたが、喪主は皆さんたいていはこの歳で初めてですよね。
ちょっと安心しました。
ぷーどるさんは、いつも丁寧な内容を書いてくださるので、とても勉強になります。
あのどしゃ降りの日、ぷーどるさんも空を見上げてたのかと、ますます親近感わきました。
本当にお疲れ様でした。
年末は神戸に行きます。今回は休みが長く、(初めて5日あります)のんびりしようかと思ってます。
ありがとうございます。
お蔭様で少し落ち着きました。
そうですね。だいたい喪主をするのはこの歳では初体験の人が多いですよね。
葬儀は突然やってくるので、うろたえる人も多いかもですね。
どしゃ降りの日、納骨が延びて、恨めしく空を見上げていました~。
みーしゃさんも同じように恨めしく(?)空を見ていたのかしら??
年末は神戸ですか?
忙しい毎日送られてるから、ゆっくりのんびりして下さいね
暇で時間が余ったら、メールください~(笑)
こんにちは
やはり、ご主人の話し声が聴き取りにくい
同じ体験をなさっていたんですね
私の場合は
2000Hzの高音が駄目で
低温は10~20デシベル近く有るのですが
なぜか、男性の話し声の方が
聴き取りにくいです
老人性難聴は
女性の声が聴き取りにくくなるって書かれているので
とても不思議です
やっぱり、老人性では無いんですよね~
先日、手話のTVをたまたま観たのですが
ぷーどるさんが
ご主人に教えた「料理」
私もそれを観て覚えました
良く考えたら
手話って使いこなせたら
めちゃくちゃ便利ですよね
離れていても意志が通じるし
騒音の中でもお話ができますし
私も今から少しずつ
覚えたいと思いました。
それに
主人の滑舌を良くしてもらうより
手話を一緒に覚えた方が
喧嘩にならないですよね
ぷーどるさん、こんばんは。
はい。確かに麻呂でした。
失礼の段、心よりお詫びもうしあげます。
麻呂でした。
いやいや。。。夫婦で手話を習って、二人だけの秘密の会話とかしたり・・
ぜひ
ちなみにグーの手から、親指、人差し指、小指を立てた形・・・このあたりだと「伊丹市」とか、あと飛行機という手話でもあるんだけど
世界共通で「アイラブユー」という手話らしいです。
ご主人にも教えてあげて下さいませ
ところで、りょんさんは低音は正常なのに、ご主人の言葉が聞き取りにくいんですね。
それはいったいどういう原理なのでしょうね~?
なんだか不思議な現象ですね。
老人性は女性の高い声から聞こえにくくなるって言いますから
りょんさんはやっぱり老人性じゃないですよね
やっぱり麻呂さんで正解でしたね
良かった
麻呂さん、難しいことたくさんご存じで、いつも色々な情報を提供していただいてありがとうございます。
ところで、麻呂さんのブログ、当ブログのブックマークに入れさせていただいてよろしいでしょうか?