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寛永寺坂橋の製作

2014年12月22日 | 日暮里モジュール
今年も残すところあと僅か・・なぜか例年、年末近くになるとテンションが高揚してきてモジュール製作もヤル気がでてきます。年末年始休暇も今回は長いので、これを機に一気に製作を進めたいところです。

さて、今回はタイトルのとおり、鶯谷駅の大宮方からも見える言問通りの橋です。正確には「寛永寺坂橋」といいます。


これですね。既に橋脚は作成済みですので床版と主桁・欄干を製作しますが、この主桁と欄干の意匠が曲者で、どうやって表現するかいろいろ考えていました。この橋もこのエリアの主要ストラクチャーで、モジュールの見せ場の一つとなりますので、端折ってデフォルメしてしまうと全体的に印象が薄くなってしまいそうですので極力正確に再現することにしました。

で、数カ月考えてw・・やはり地道にプラシートで切り貼りしていくのがベストという結論になりました。。

内側も簡素ですが、枡目の意匠があります。手を抜かず気合い入れていきます(^^;

1mm厚のプラシートを主桁・欄干のベースプレートとし、0.5mm厚のプラシートをレイヤーとして枡目状のカットを入れていきます。基本的に直線しかありませんのでカッターを使うよりも彫刻刀で押し抜いてしまった方が効率も良いです。

天端や外側表面のモール状の意匠も極細のプラ材を貼って表現します。


しっかり歪んでるw・・まぁ、少し手作り感があった方がそれっぽくていいな・・なんて前向きに考えて12枚作りましたw 幾重にもプラシートを重ねているので上から眺めた時に天端部分は段差が目立たないようにちゃんとパテ埋めしました。

床版実物の底面はこのとおり梁が入っていますので、アイレベルで眺めた時にそれっぽく見えるようにチャンネルの入ったプラシートを貼っておきます。

実物は現在、表面一部に白い塗装が入っており、未塗装部分とのコントラストが強いですが、当時はコンクリ打ちっぱなしで塗装はなかったから、せっかくの表現もあまり目立たないかも知れません。

まだ橋脚から上の柱部分が未製作ですが、ここいらで仮組みして全体の雰囲気をチェックしてみます。

近づくと粗さが目立ちますので極力拡大はしないようお願いします・・(^^;

まだテープ止め状態ですが接着する際は欄干の天端の高さを揃えないとダメですね。実物画像にあるとおり、現在は欄干に更に落下防止のフェンスが付いていますが、おそらく設置されたのは70年代後半、少なくとも1977年時点では設置されていないことがわかりましたので、当モジュールの年代設定から、製作はしないこととしました。

あ、橋脚の向きが一つ違ってました。。

はやくこの下を往年の名列車が通れるよう頑張ります!!

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (まさる)
2014-12-25 13:10:48
ミズさん こんにちは いつもありがとうございます。手書きの図面をもとに作ってはいるんですが、出来上がりを並べてみるとカットの位置やモールの高さもバラバラ・・後の祭りでした(^^; おそらく塗装が入ると陰影がはっきりして荒も余計に目立つと思いますので、それはちょっと納得いかず、再作成することにしました。こんな感じで相変わらず行ったり来たりしてますが、来年もよろしくお願いします。
>そうですね ちょっと挨拶が早すぎましたねwもう少し頑張ります!ミズさんも無理なさらずお身体気をつけて頑張ってくださいね
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Unknown (ミズ)
2014-12-22 21:01:38
まさるさん、今晩は。
長い間お待ちしておりました。(笑)
サクサクと要領良く工作されていますね。小生、プラのカットはどうも真っ直ぐ切るのが下手なのでとても羨ましい限りです。
机もキレイにされている様で見習わないと・・・
この続き、早く見たいです!!!お待ちしております。(笑)
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