お気楽ナチュラリスト

都内に住んでも心はナチュラリスト。
週末は山と川で遊びたい。

夕まずめをねらって

2022年07月18日 | 釣り
珍しく夕まずめに出撃してきた。
昨日まとまった雨が降ったので、おそらく渓は増水したはず。
それが平水に戻るタイミングをねらってみた。

午後の気温はウナギ昇り。
車の気温計は36℃を示していたが、目的地に着く頃はだいぶ下がってきた。
それでも、エアコンの効いた車の外は湿気たっぷりの重い空気が谷底まで沈んでいる。
入渓点に咲くヤマユリもしおれる寸前だ。



今日はフローティング縛りで釣ると決めてきた。
BLINK55飛燕F型のアユカラー1本勝負!
どんなに深い淵でも、フローティングを派手に動かして誘い出してやる。



ルアーの泳ぎ具合を確かめようと軽くキャスティングしてからロッドをあおってルアーに水を噛ませると、いきなりガツンとバイトがあった。
心の準備ができておらず、ジャンプ一発でフックアウト。
まさか、あんなチャラ瀬に良型が着いていたなんて、完全に油断していた。
しかし、思いのほか高活性であることが確認できて、この後に期待が高まる。


数分後、大場所で期待通りのヒット。
ルアーを表層20cm程度のところで連続トゥイッチさせながらアップクロスで引いてきたところ、黒い影がルアーに絡んできた。
トゥイッチをそのまま続けるとゴツンという手ごたえ。
その瞬間、ゴンゴンと力強く右に左に走りまくった。
ヒヤヒヤしながらやり取りし、なんとかキャッチ成功。
丸々と太って体高のあるヤマメだった。
25cmの良型だ。




久々にいいヤマメを釣った。
夕まずめのフローティング作戦は、ばっちりハマったわけだ。


次に挨拶に来てくれたのは、イワナくん。
ルアーを瀬尻でターンさせた瞬間、岩の下から一直線にアタックしてきた。
フローティングでイワナが出るのは、真夏の証拠。


ホームリバーでのイワナは今季初。
やっと出会えて嬉しい。


小ぶりなヤマメを釣ったところで、雲行きが怪しくなってきた。
写真を撮っていたら、ポツポツと雨が落ちてきた。


まだ日没までには余裕があるが、雨雲のせいで沢底は暗くなってきた。
雷が落ちても嫌なので、潔く納竿した。
ヤマメとイワナに会えたので、今日はもう十分満足した。


踏み跡をたどって街道に出たとたん、大粒の雨が落ちてきた。
まるで温水シャワーのような夕立だ。
這う這うの体でバス停に逃げ込んで雨宿り。



夕立は10分くらいで去って行った。
雲の隙間からは、青空がのぞいていた。


熱せられたアスファルトから立ち上る湿気で、道路は低温サウナのようだった。
雨上がりの道は夏の匂いがした。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« オープンキャンパス | トップ | 仕事前にフローティングゲーム »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (高崎)
2022-07-18 17:09:33
昨日のことでしょうか?
僕はみずがきにいたのですが
雨がポツリポツリと落ちてきたあとはピーカンの空でござんした。
釣りに夢中になってゲリラ豪雨で山に閉じ込められないように注意しないといけませんね。
先ずは狙い通りの25センチ山女魚、ドンピシャでしたねえ!
返信する
お返事 (papachan)
2022-07-19 21:12:49
>高崎さん
こんにちは!
そうです、日曜日に行ってきました。
夕方にざっと降ってきたのですが、極地的な夕立だったようです。
夕まずめに入渓するのは、年に1~2回なのですが、よい時合に当たったみたいでラッキーでした。
返信する

コメントを投稿