オープンキャンパス

息子の絵が展示されているというので、大学のオープンキャンパスなるものをちょっくら覗いてきた。
本来、オープンキャンパスは、高校生やその保護者が大学の雰囲気や受験対策の情報収集のために行っているものだが、学園祭的なノリなので、それ以外の人々も事前申し込みすれば入ることができる。
しかし、現在はコロナ禍ということもあり、入れるのは保護者や家族に限られる。
カミさんの指示にしたがって、粛々とネット申し込み済ませておいた。



学生全員の作品が展示されているわけではないようで、それぞれの学部から選ばれし者の作品だけが並んでいる。
今回来る気になったのも、息子の作品が選ばれているから。
それなりに真剣に取り組んでいるようなので、学費も納め甲斐がある。(笑)


アメリカから小学生の甥っ子が遊びに来ていたので、連れて行った。
彼は絵画よりグラフィックの方がお気に入りみたいだ。
モニタの前でじーっと立っていた。
まあ、学生の難解な絵よりは、画面の中で動いているものの方が心を掴まれるのかもしれないな。



高校生とその家族一団が、はとバスツアーのように大学関係者に引き連れられてぞろぞろと歩いていた。
みんな合格するといいね。
ちなみに、今年合格した人たちが受験の時に描いた作品も飾られていた。
みんなお上手。



大学も少子化のあおりをくって受験生の数が先細りする中、生き残りをかけて必死なのだろう。
パンフレットやら大学案内やら受験問題集やらクリアファイルやらトートバックやらボールペンやら卒業作品集やら、大盤振る舞いの無料配布の雨アラレ。
うちわも入っていたな。


ん？　でもよく考えたら、これらの品々の原資は学費じゃないか。
ちょっとやりすぎじゃないの～？
まあ、いいか。
我が家の愚息がパンフに写っていたのでよしとしよう。(笑)
じいじとばあばに良いお土産ができたしね。