ゲゲゲの…

昨日までの雨がカラリと上がり、見上げれば空は抜けるように青く目が痛い。

今日は法事。
お得意の朝駆け釣行も今日はガマン。
これでもpapachanは本家の人間（しかも長男）なので、十数年ぶりに会う叔父叔母に愛想笑いの一つもできないと世の中渡っていけないのよ。

大して長い時間ではなかったが、精神的にお疲れモード。
こんな時はマイナスイオンを吸いに行かねば。
昨日のスランプ脱出の真価を問う意味もあり、夕まずめの短時間勝負に出る。

雨は上がったものの、笹濁りの増水はおさまっていない。
車の窓から川の色を眺めながら、結構上流まで来てしまった。

谷に降りてみると、結構な濁りと水量である。
時間もないので、かなりハイペースで遡行していく。
アップの釣りでは、魚が出てきてくれない。
ルアーはアピール抜群のオレンジカラー。トウィッチするとギラッと光るバフェット・シンキング55mm。
これをアップクロスや場所によってはダウンで流芯脇の巻き返しや緩流帯を攻めてみる。
一度、ピックアップ寸前に淵の底からグワっと垂直にバイトして来たが、タイミングが合わず、一瞬の重みを残してバレた。


退渓点が近くなった、このポイント。
白泡がいつもの３倍増しくらいにわき上がり、激流と化している。
この場所でダウンで攻めた。
左岸の緩流帯にルアーをキャスト。
流芯の白泡を通過するときにルアーが水面近くに押し上げられる。
と、その時、ルアーの浮上とともに魚影が浮かんできた。
あっと思うやいなや、ルアーは右岸側にまた潜行する。
そしてポーズを入れた瞬間にぐーんとロッドが重くなった。

ヒット～！うひひひひ～。


お、結構いい型じゃない。


ん？


あれ？

あれれれ？


そのスレンダーなマスクとおちょぼ口は？？？


ゲゲゲの外道。ウー様じゃ～。

なんで、また、おまいさん、こんな激流の中におるんだね？


やっぱりスランプ？？？