お気楽ナチュラリスト

都内に住んでも心はナチュラリスト。
週末は山と川で遊びたい。

シーズンラストはプチ岩魚祭り

2022年09月27日 | 釣り
シルバーウィーク後半は、またもや台風強襲の予報。
よくもまあピンポイントで休日に当たるものだ。
カレンダー通りにしか休めない週末アングラーは、泣いても笑ってもシーズンラスト釣行になる。
今シーズンは、イワナ欠乏症が重いので、確実に釣れる支流のそのまた支流のそのまた支流、要は源流に日帰りで突っ込んできた。


最終釣行は、1匹釣れれば満足して納竿することが多いのだが、なんと二投目でヒットしてしまった。
おまけに三投目もヒット。
台風が近づいているから低気圧でイワナの気分が上向きなのか、あまりにイージーで拍子抜けしてしまった。



いくらなんでも実釣開始10分で帰る気には到底ならない。
なにせ、車を止めた場所から30分かけて入渓したのだ。
せっかくなので、釣りの神様がくれたチャンスに甘えることにした。



パイロットルアーは、BLINK45HERA。
水が濁っているわけでもないのに、なぜかチャートカラーが良く効いた。
逆に、同じBLINK45HERAでも、違う色には全く反応しなかった。
こういうこともあるんだね。



イワナは、大場所ではなく浅瀬から出てきた。
せっかくイワナがやる気なのに、水量が少なくて食わせのタイミングがうまくつくれない。
背ビレどころか体を半分出して、岸際のシャローまで追ってくるが、食わせられないのがもどかしい。
かといって、変にルアーを止めて底に当たってしまうと、見切られてしまうのだ。
バイトまで持っていけるのは20%くらいか。
それでも、ルアーを打ち込むたびにイワナが反応してくれるので楽しい。


腹部がオレンジの居着きが釣れると、こちらのテンションが上がる。
サイズもだんだん大きくなってきた。



胸ビレが異常に発達した個体も出てきた。
まるで翼を広げているようだ。
この大きな胸ビレで水底に張り付き、大増水のときも流されずに耐え抜くのだろう。
野生の逞しさに感動する。



ラストフィッシュは、いい顔つきをしていた。
soraさん作のテレストリアル系ミノーを浅瀬で流したら、バックリ食らいついた。



2時間少々の釣りで十分満足できた。
終わりよければすべてよし。
気持ちよく納竿した。



退渓中に今日イチの大物に遭遇。
渓魚ではなく、キノコ。
バカでかいハナイグチだ。
こんなサイズは、初めて見た。



ここまで大きくなると、たいていは虫に食われまくって無残な姿になっているものだが、思いのほかきれいな状態だった。
表面は少々穴が開いているが、傘の裏はほぼ無傷だった。
晩餐用に遠慮なくいただくことにした。



帰りがけに道の駅に立ち寄り、柳松茸や白シメジなどいわゆる雑キノコを買い、鶏肉も入れてキノコ汁を作った。



よなよなビールとともにいただきます!
キノコと鶏肉の出汁がよく出ていて美味い。
特にハナイグチは、つるりとした食感と鼻を抜ける風味がたまらない。



外は台風の影響で土砂降り。
これでシーズンは終わった。
イワナとキノコで有終の美、と言ってもいいかな?

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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有終の美 (高崎)
2022-10-03 01:07:36
シ-ズン終焉を岩魚ときのこ汁で〆る
これこそ大人の釣り師の理想的な有終の美!
宿題は一つも残さずに来シーズンにつながりそうですね!
返信する
お返事 (papachan)
2022-10-03 19:46:42
>高崎さん
こんにちは!
最終釣行でなんとかかっこがつきましたが、宿題はいろいろあります。
まあ、宿題があった方が、来シーズンが待ち遠しいのでよしとします。
10月からは山にギアチェンジです!
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