明けましておめでとうございます

本年もよろしくお願いします。
画像は、昨年９月に息子と登った赤岳山頂から見えた富士山です。


今年は、巳年。
ヘビは、そのフォルムや動きから、あまり生理的に受け付けない人も多いと思う。
自分もそれほど好きな生き物ではない。
だが、ヘビは神話や宗教にもよく登場するように、神聖な生物の代表格のようにも感じる。ヤマタノオロチしかり、メデューサの頭しかり。
それからよく病院や救急隊のマークに使われていたりする。
アスクレピオスの杖といって、一本の杖にヘビが絡みついているデザインだ。
ヘビは何回も脱皮を繰り返すことから、治癒と再生のシンボルらしい。


自分も昨年は大きな病気をしたし、娘も膝が完治しておらずリハビリ中である。
巳年にあやかって、健康な一年を過ごしたい。
ということで、毎度おなじみ(?)高幡不動尊へ初詣に行ってきた。

三が日は、さすがの混みようで境内は入場制限がしかれ、参道から長い長い行列を並ぶこととなった。


おみくじの結果は、自分が「吉」、カミさんと娘が「小吉」、年男となる息子が「大吉」。
今年は、男チームの運気が上がるか？

護摩修行の後、家内安全のお札をいただく。
今年は一年間、無病息災でいきたいものだ。


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

ちょっと話題を変えて。

元日、実家へ行ったおりに、親父と書の話をしていたときのこと。
先日の書き初め特訓の件から、行書の書体は書いていないと忘れてしまう。ネットで調べるんだけどあんまり出ていないという相談を持ちかけたら、親父が「五體字類、持ってるぞ」と言う。

「五體字類」というのは、自分でも知っているくらい有名な毛筆書体のバイブルである。初版本は大正五年。
他にも何やら貴重な本がぞろぞろ出てきた。
「あげようか？」と親父が言うのだが、さすがに気が引けた。
親父が言うには、「改訂本なら売っているはずだ」とのことだったので、カミさんがamazonで調べたら改訂第三版が売っていたことが判明。
即決でポチリ。

翌日に配送されたのがこれ。


中身はこんな感じ。
楷書、行書、草書、隷書、篆書が、古典より採録されている。

新年早々、よい買い物をした。
もう少し時間に余裕が持てるようになったら、書もきちんとやりたいなぁ。