1月の末に丸々3日間、帯広に滞在し、
ばんえいケイバを堪能した。
詳しいことはホームページに譲るとして、要するにサラブレッドじゃない巨大な『ばんば』が数百キロのソリを引き、坂が2つ待ち構えた直線コースを200メートルほど争うスタイルのケイバのこと。
以前、旭川で観戦したコトが、雪に覆われた真冬の観戦は帯広がはじめて。なんでも帯広競馬場は過去に正月のばんえいケイバを開催する為、コースにヒーターを設置し雪対策を施したことから、厳寒シーズンは当地での開催が固定化したと広報のお兄さんが教えてくれた。
【旅準備】
東京からは飛行機プラスホテルの2泊3日のツアーを3万8千円で購入し、連れはノースウエストマイレージで羽田帯広往復チケットを入手。ツアーのシングル部屋をホテルに頼んでツインにアップグレードしてもらい旅準備はかなりお安く完了、これくらいなら取り返せるかもと思いながら出発。
【競馬場まで】
朝9時過ぎに帯広空港に到着、曇ってはいたが知人に驚かされたほどの寒さは感じない。何の用意もせず、ジーンズ、Tシャツの上にフリースジャケットとマウンテンパーカーを重ねて羽織れば大丈夫。ただ、フリース地の手袋は持ってきてよかったなぁーとシミジミと感じた。
空港から街中のホテルを巡る直通バスでホテルまでは40分ほど。ホテルで荷物を預け早速競馬場に向かう前に、帯広に本店を構える
六花亭で腹ごしらえ(詳細は『飲み、飯』で)。競馬場はまではバスが出ているが初日は雪に気分が盛り上がり、歩いて向かうことに。西12条にある競馬場は中心街から1キロ程度と思われる(立ち寄った銭湯のオヤジさんが80メートル/条の間隔で道が設けられていると教えてくれた)。雪道に慣れていなかったものの、キッズのように喜びながら雪を踏みしめ競馬場に到着。
なお、バスで行くなら、帯広駅前のターミナル12番乗り場からのバスが競馬場前を通っており、30分間隔の運行。
【新聞】
競馬場の正門を入ったところに、地方競馬によく見る新聞小屋が目に入る、ガードマンのおじさんに聞くと場内では新聞販売は無いそうなので、500円でホースニュースばんえい版を購入する。
【入場料】
入場券は入り口前の小屋で、入場料100円を払い、すぐヨコに立っているお姉さんにもぎっていただく。寒い帯広、お姉さんのイデタチもイベントコンパニオン風ではあっても、ナガーいウインドブレイカー(コート)の中、背後には物凄い熱風を吐き出すヒーターが赤々を燃え盛っており、漏れの闘志を掻き立てるのであった。