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ただいま闘病中

初めてのブログです。9月に手術しました。暫くは歩くこともできずにいたので、日常生活ができることに感謝するこの頃です。

必需薬

2008-09-16 18:37:56 | Weblog
こんばんは。朝晩は涼しくなってきましたね。いかがお過ごしですか?

いきなりですが、日曜日に退院しました。

今回使用した「シスプラチン」は、吐き気の強い薬で、ついに病室で吐いてしまいました。
しかも、「吐き気止めの点滴」の臭い(点滴液が体にまわるときに、液を飲んでるわけではないのに口に味がするんです)でさえ吐くという最悪のパターンで、三日間、少しの刺激にも敏感になりゲ~ゲ~していました。
仕方なく、吐き気止めは錠剤を使ったり、急に体を起こさないようにしたり気をつけていました。

退院時に処方されて持っている吐き気止め(錠剤)は、いつもの「カイトリル」「プリンペラン」にプラスして「ノバミン」。

今、手放せない薬です。徐々に落ち着いてきてはいますが…。

ポニョ

2008-09-07 19:31:42 | Weblog
9月2日に、友人とポニョを観てきました。

水辺の光の反射がキラキラしていて映像はとってもきれいでした。
面白かったのは、宗介がお母さんのことを「リサ」と名前で呼んでいたこと。
私も自分の子供がいたとして、両親(自分たち)への名前呼びは「OK派」です。でも、自分の両親を名前では呼ばないなぁ。
『ホームレス中学生』(これも映画化するんですよね)に、登場人物の一人である高校の先生が、主人公ら生徒達に向かって「自分は先生とよばれるほど偉くない。私は、君たち生徒から学ぶこともたくさんあるのだから、私のことは名前で呼んで欲しい」と言っていたという場面もふと思いました。
名前、不思議なパワーを秘めているような気がします。
ポニョの話から脱線してしまいました…。

ころっち

2008-09-05 11:09:03 | Weblog
数日前にころっちが部屋に来たのは、ほとんど真上と言っていいほどに激しくとどろく雷の恐怖からだと思います。

そして、今から約一年前にも、ころっちが夜中に部屋に来たことがありました。

私は昨年、教採の一次試験に合格し、その日は二次試験の日でした。
すでに長時間起きているのが辛く、お腹には腹水が溜まり、外見もどうにも誤魔化せる状態ではなかったのですが、(途中で脱落したとしても)どうしても受験したかったのです。
前日夜は眠れずに悶々としていると、下からころっちが上がって来たのでした。
その日は晴れていました。夏の暑い日の明け方です。

ビックリしました。

ころっちが夜中に部屋に来るなんて、その時が始めてだったのです。ころっちは静かに布団の隅で寝ていました。

朝になり、起きて準備していると、ころっちは心配そうに私のあとを付いて回るのです。身体は重かったので、足下でうろちょろしていて邪魔だなぁ…と思いながらも嬉しかったことを記憶しています。

私は受験を止めようと思ったりもしたし、試験の準備不足や体調不良で、合格する自信はありませんでした。
でも、受けてみたかったのです。
母やころっちには、「勤務先の学校に(残務整理に)行く」と嘘をつき、身体を引きずるようにしながら、早朝、黒いワンピースを着て出掛けたのでした。

手術から

2008-09-04 16:02:52 | Weblog
一年が過ぎました。早いものですね。
辛い時間も、振り返ればあっという間に過ぎ去っているものなのかもしれませんね。
先のことはわかりませんが、今生きていることに感謝したいです。
もし治ったら、卵巣がん(あるいは婦人科系の病)の人たちを勇気づける何かをしたいなぁ。

入院日決まる

2008-09-01 15:20:20 | Weblog
今日はBMS外来で、入院は8日からになりました。薬は、入院初日の採血で大至急マーカーを調べてから決めるそうです。更にキツい薬に変わるかもしれないとのことでした。

生きる

2008-08-30 15:53:11 | Weblog
今日は外科診察日です。10時の予約でした。
土曜日の病院は空いていて、採血をしてから一時間くらい待って呼ばれました。
今日はワーファリンの量を決めるだけなので、診察は直ぐに終了。薬は三錠から四錠に増えてしまいました。
病院の食堂で食べる予定の昼ご飯には少し早い時間だったので、また病棟に寄ってみると、Dさんは手前の病室に移動していました。
なんとなく嫌な予感がしながら近くにいくと、お母様が心配そうに見守る中、痩せ細ったDさんがベッドに横たわっていました。
Dさんは、それでも私を見ると手を上げ、何か言いたそうに口を動かしています。
お母様がそんな彼女を見てビックリし、「まぁ、誰が来てくれたのかわかるの?お友達が来てくれてよかったわね」というようなことを言っていたように思います。
私はあまりの変わりように驚きながら、「辛そうだから無理しないで良いよ」
と言うと、残念そうに「うん」とうなずきました。
Dさんは、それでも何か言いたそうにしています。目が訴えているのです。
「少しでも元気になるといいですね」と言って退室すると、お母様がそっとついてきました。私は廊下で立ち止まりました。

「実は、昨夜が峠だったんです。さっきまで意識が朦朧としていたんですよ」
「…そうでしたか」
「ええ……あと4、5日、と言われているんです…」
「………」
「あなたは大丈夫よ。きっと大丈夫。頑張って生きるのよ」
「はい…でも、私も自信がないんです。薬も効かず、腹水もたまり…、頑張ってもどうにもならないことの方が多くて…」
「必ずよくなりますよ。元気になって生きてくださいね、Dのぶんまで…」

真夜中の大雨

2008-08-29 14:06:03 | Weblog
昨夜は猛烈な雨と雷で目が覚めました。
下に寝ているころっちも、雷のあまりの音量に怖くなり、階段下でクンクン鳴きながらうろちょろしていたらしいのですが、そのうちに意を決してドスンドスンと階段を上り、私の部屋にやって来ました。
それからずっと興奮状態で、部屋の中をうろうろしながら布団を引っ掻いたり寝床探しをしていて、私も眠れず、見つめ合った瞬間に、お互いの顔が雷の光でピカッ!と輝くこともありました。
雨が止んで静かになり、ころっちも疲れてうとうとし始めたときはもう朝(5時)で、ころっちは起こされて散歩に出掛けました。
二人とも寝ぼけ眼で歩いていると、東の空は真っ暗で、ゴロゴロ言っているのがわかります。
しかし、こちらは晴れて明るくなってきていました。

セカンドオピニオン

2008-08-27 18:51:15 | Weblog
治療の方向性がわからなくなってきたので、主治医に紹介状を書いてもらい、今日、「がんセンター」にセカンドオピニオンに行ってきました。
母と一緒に行き、先生の話を聞きましたが、う~ん…という感じです。
結局、抗がん剤を色々トライする以外の方法はなく、選択肢としては、あと、緩和療法(つまり抗がん剤を止めて成り行きに任せる)しかないと言われました。
体力がなくて寝たきりとかなら(その選択肢も)わかるけど、まだ(一応)元気で、少しでも良い方向にもっていきたいのにその言い方はないでしょう?と思いましたが、呆然と聞き。
根治は難しい、と、はなっから冷たかったです。
免疫細胞療法も、保険がきかず、高額になるとのこと。
話をしていて余計に混乱したし、なんかショックでしたが、良い経験にはなりました。

食欲の夏?!

2008-08-26 19:14:39 | Weblog
体が回復してきたのか、涼しくなってきたからかわかりませんが、食欲が出てきたので今日はたくさん食べました。…といっても、健康な人が普通に食べる量を一生懸命食べてる、という感じです。
「食べられる」って、ホントに有り難い!
朝はブドウパン(半分)と牛乳、昼はチャーハンとブドウパン(半分)、おやつに枝豆を食べ、夜は餃子にブロッコリー、焼き鮭とご飯にアサリの味噌汁。
いつもこれくらい食べられると良いなぁ。
太ることは気にしないことにして、どんどん食べよう!でも、腹水がたまっていて、それで重くなるのが怖いので、体重計に乗るときはいつも緊張します。

フェロミア

2008-08-25 16:43:43 | Weblog
雨が降り始めてから、急に涼しい…というか半袖では寒いくらいの8月です。
今日は、BMS外来で採血をしました。ようやく白血球も2800になりました。
しかし、貧血で処方されていた「フェロミア」服用で、お腹の調子がまた悪くなっています。便秘ぎみです。この薬は苦手~。