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ただいま闘病中

初めてのブログです。9月に手術しました。暫くは歩くこともできずにいたので、日常生活ができることに感謝するこの頃です。

白血球上がる

2008-10-05 10:02:07 | Weblog
「低いね」
呟きながら先生が赤でくくったのは、白血球の数値。

でも、私は嬉しかった。

2000に上がっていたのだ。

「あぁ、よかった!木曜日は1500だったんです」

「そうでしたか。それではよかったですね」

ワーファリンも効いていて、問題なしだった。
昨日は外科外来でした。

簡単に作れますよ~

2008-10-04 16:03:16 | Weblog
9月9日(火)
K先生と話をし終えて病室に戻ると、待ってましたと言わんばかりに補佐さんが来て、今から六人部屋に移動しますと言う。
なんか、今回は慌ただしいなぁ。
部屋移動をして落ち着くと、疲れがドッとでた。動く気がしない。
お昼ご飯まで珍しく昼寝して、食後にブラブラ図書室と売店に行った。

その後も昼寝…zzz

ムックリ起きて、3:30にお風呂に入る。30分で上がり、次に入浴する人に声をかけようと隣の部屋に行くと、私の被っていたタオル帽を見て言った。
「それ、いいわね。私もいずれ髪が抜けるから欲しいわ!」
「簡単に作れますよ。タオル一枚で作るんです~」
なんて話しているうちに、
「今から作ろう!」
ということになってしまった。
雑誌の「投稿葉書」部分の紙が厚めなので、そこに定規を当てて型紙を(私が)作り、タオルに型を書き写してハサミで切ったり。
裁縫セットも看護師さんに借りて、その方はせっせと縫っていた。
作り方を教えてあげているときは「面倒臭いなぁ…」と思ったけど、そのおばさんは、翌日になって完成品を見せに来てくれて、すごく喜んでいたのでよかったかな。

ランダ

2008-10-03 18:23:21 | Weblog
9月9日(火)
ー続きー
三人がそれぞれの思いに浸りながら待合室に座っていると、主治医が診察室の扉を開けた。
「しもっちさん」
「はい」
そそくさと部屋に入る。
「今日は三人なのです」
「どうぞ、どうぞ」

腰を落ち着けたところで先生は切り出した。
「やはり効いてないみたいだから、抗がん剤、変えることにします」
「そうですか。そうしてください、その方がいいと思っていました」
母は身を乗り出す。
先生はうんうんと頷いて
「今回の薬は、ランダ(シスプラチン)とエトポシド(ベプシド)です。今までのより苦しいかもしれないけれど、頑張って」
「はい」


あと、色々話しましたがよく覚えてなくて。
話を終えて両親と別れ、一人で病室に戻りました。

血小板頼み

2008-10-02 16:14:18 | Weblog
久しぶりの晴天で気持ちがいいですね。
今日は診察日でした。
血液は、先週よりも少しはよくなっているかと思いきや、白血球は変わらず1500、好中球も251と低く、まだ外出(人ごみ)は不安です。
しかし、唯一、血小板が24.3に上がっていたので、他も近々上がるものと見込んで入院日は決めました。
14日からになりました。
抗がん剤投与間隔が開きすぎるとよくないとのことですが、この数値で次の入院が決まってしまうのは精神的にもキツいです。
果たして、治療は主治医の思惑通りに進むのでしょうか…?

今、乳癌予防キャンペーンをやっていますね~。20人に1人、消して少ない数ではないです。自己検診や年一回の病院での検診、大事です。
しかし、卵巣癌は、病院の検診項目にない場合が多くて自己検診もできず(腹水がたまる頃には、かなり進行している場合が多い)、早期発見が難しいと言われています。早期発見、なんとかならないものかな。

大急ぎ~

2008-10-01 15:30:40 | Weblog
9月9日(火)重陽。長寿を祝う日。私も健康になるよう祈ろう。

さて。入院二日目である。
9:30から超音波が入っている。
今日は、10:00に主治医と会う予定なので、朝から気が気ではなかった。
なぜなら、薬(抗がん剤)が変わるかも知れず、K先生の話を聞くために、せっかちな母が来る予定だからだ。
超音波は検査前に朝食が食べられず、検査後に病室に戻ってきてから食べるので、当然のことながら食事完了が10時に間に合うはずがなかった。しかも私は食べるのが遅い。
あらかじめ家に事情を電話し、母には「ゆっくり来て」と伝えてあるが、多分早めに来るだろう。
検査待合室でも何となくソワソワしていた。

そして…超音波は9:50頃に終わり、大急ぎで戻ると、案の定、母と…父までが来ていた。面倒くさがりの父を引っ張り、母は強引に連れてきたらしい。
ありゃ~、今からトイレ行ってご飯だよ。
私は、兎に角もれそうだったので、母に「トイレ!」と言ってまずはそちらにダッシュした。
…全く、エコーは検査の二、三時間前からお手洗いもいけないのだ。
さっぱりして部屋に戻ると、待ち構えていたように看護師から「トイレ行って」コールが入る。
「今行きました!」
入院初日から毎日尿をためていて、少ないと治療ができない。更に言うと10時が締めなのであった。「ではOK」の返事を聞き、ようやく母に言った。
「これから朝ご飯だから」
母はわかったと言って、一先ず父を伴ってロビーに去っていった。
朝はパン。急いで全部食べて、食べ終わると共に母が覗きに来る。
「10:20に外来診察室に来てほしいんだって」
「エエッ!外来…」
母は何故か驚くが仕方がない。お膳を片付けて、三人で外来診察室に向かった。
さて、どうなることか…緊張する。

抜け毛のシーズン

2008-09-29 14:07:44 | Weblog
朝起きると、枕の上に髪の毛が散らばっていました。
二三日前から、髪の毛がボロボロと抜けます。
タキソール(抗がん剤)で毛という毛がすべて抜け、カンプトでまた生えてきて、ネダプラチンで少し抜けて生き残っていた髪の毛たちは7~8センチ程に伸びてきていましたが、最近は指で引っ張ると黒髪も容赦なく束で抜けます。
この抜け方はタキソールに匹敵か…それ以上かも。
毛は短いから絡みようがないけど、お風呂に入ると恐ろしいほどに大量に抜け、タオルで拭くとまた抜けてるし…。
禿げの日も近い…かも。

待ち時間

2008-09-26 13:11:33 | Weblog
採血をしてから下に行き、売店で、数日分たまっていた病院領収書のコピーをとった。生命保険用である。
まだ時間があるので店内をぶらぶらし、プルーンヨーグルトジュースを買う。貧血にいいらしいぞ。
近くの椅子に座りストローを通して飲んだ。隣にはおにぎりを食べているおばあちゃんがいる。
こんな早くにお昼?いや、朝ごはんか~。私が席を立つ頃に、今度は母娘が来て座り、パンを食べ始めていた。
病院まで遠いのかな~?

今は9:50くらい。採血後一時間はまず呼ばれないから、まだ時間はある。でもまだ本屋も開いてないし、戻るかな。

私は診察待合室に向かった。

今日は浅田次郎の『プリズンホテル』を持ってきていた。早速読むのだ。

…しばらくして、K先生の呼び出しが全くないことに気がついた。あれ~?どうしたんだろうね。…と思っていたら…
「本日K医師は緊急処置のため診察が遅れております。大変申し訳ありませんがしばらくお待ちください」
と、放送が入った。
そして、その放送の後に、12:30に診察予約しているUさんが来て隣に座る。
「K先生、遅れてるんだってね。私はしもっちさんに会えて嬉しいけど…」
「そうみたい…何時になるかなぁ…」
「調子どう?」
「いや~、Uさんが最初に(今回私が始めて使った抗がん剤を)使って苦労してたことは聞いてたけど、大変だわ~。吐き気がね~」
「あと、(入院治療中は)二時間おきにトイレに行かなきゃならないでしょう?」
「そうそう、夜中も起こされてね」
「私は吐き気止め(点滴)もダメで入れた途端に吐いたの」
「私と同じだ~、やっぱりそうだったんだ~」
「とにかく辛かったなぁ」
「ホントだね。私はずっと薬変えてきているから今度こそ効いてほしいけど、あと五回もやると思うと複雑…」
「でも治すためだからね~」
「そうなのよね~」
なんて話していると、看護師から「今日は申し訳ないけどA先生に呼ばれます」と言われ、A先生に血液検査結果を聞き、食堂で昼ごはんを食べてから帰宅したのだった。

Uさんは、最初、EさんやSHさんのお友達で、彼女達と一緒に居るときによく会い、何となく話したりしているうちにお友達になったのである。

待っても待っても…

2008-09-25 18:23:49 | Weblog
BMS外来のため、病院に行ってきました。
待っても待っても主治医の呼び出しの声(自分の以外も含めて)が聞こえなくて、「どうしちゃったんだろう?」と思っていたら、「緊急処置中で診察ができない」と放送が入り、今日はA先生にみてもらいました。三時間くらい待ったなぁ…。

やはり、白血球は下がっていて、1500。好中球は273です。

今も貧血気味でダルく、入院はまだまだ先のようです。

Eさんとおしゃべり

2008-09-24 18:40:08 | Weblog
9月8日(月)
今日から入院だ。
婦人科病棟は満室で、二人部屋になってしまった。一歩遅れて部屋に来た同室の方も今日から入院で、明日手術なのだそうだ。でも、比較的お元気そうだった。

着替えたり荷物の整理をしたりして、落ち着いたころに看護師に呼ばれ、別室に行く。
家での生活の話や薬の数などを確認し終えて部屋に帰ると、廊下でEさんが部屋を覗き込んでいる姿が見えた。

「あ~Eさん!わざわざ病棟まで来てくれたんですね~」

数日前に、メールで今日の入院を伝えていたので、Eさんは診察帰りに立ち寄ってくれたのだ。

「久しぶりね。今来たところだったのよ」
Eさんはにこにこしながら私を見た。
「元気そうね。12時まで時間があるからロビーで話しましょうか」
「はい」

「オリンピック、見た?女子マラソン、補欠をいれておけばよかったのにね~」
「そうですよね。せっかくのチャンスに、一人分穴が空くのもったいないですよね」
「そうそう、そのために頑張っている人、たくさんいる訳じゃない?その頑張りをいかせる機会を増やしてあげたいわ!」
「私も同感です」

「24時間テレビも見ていたけれど、体の不自由な人ばかりをクローズアップしていて見ていて嫌になったの。元気な人たちだって頑張っている人はたくさんいるのにね。ああいう取り上げ方をされると、…私だけかもしれないけれど、なんか『可哀想』って思われているような気になっちゃうのよ」
「そうですよね~。Eさんの言ってること、私もよくわかりますよ~。みんなで助け合って生きていくってことは、テレビみたいに綺麗事だけじゃないし、難しいことなのかもしれませんね、だから、『私たちだって、こんなに頑張ってるのよっ!』ってアピールするっていうか…」
「そうね。でも見ていてうんざりするわ…」

チュニック

2008-09-17 16:38:19 | Weblog
吐き気は楽になったものの、今度は貧血でフラフラする今日は誕生日なのです~。また一つ歳をとってしまいました。

いつも病を気にかけてくれている、友人み~やから贈り物が届きました。
グレープフルーツの爽やかな香りのバスオイルとチュニックです。使ってるよ~。ありがとう!み~や。

腹水は相変わらずで、今私の腹まわりは90センチ近くあります。
去年からはけるパンツが急になくなり(涙)、通販で買った一番大きいサイズがようやく入るという感じなので、外出時はいつもそれを着ています。
家ではほとんどジャージですよ。退院直後はダラダラゴロゴロしているので、毎日ジャージ&Tシャツ姿でっす。あ~、ひどい姿だよ~。

チュニックは、これから涼しくなってきてもお腹が温かいし、なによりも腹まわりが隠せるので最近すごくお気に入りです。
でも…、私は胸まわりがペッタンコなのです。…腹の山があるために、なおさらそこが平らかに見えるのでした…シクシク。