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ただいま闘病中

初めてのブログです。9月に手術しました。暫くは歩くこともできずにいたので、日常生活ができることに感謝するこの頃です。

お久し振りです

2009-04-18 08:15:16 | Weblog
おはようございます。しばらく間が空いてしまいましたが、いかがお過ごしでしたか?
実は、9日からずっと、入院しています。もう少し入院生活が続きそうです。

今回の入院生活もいろんなことがあるのですが、少し落ち着いてから書きたいと思っています。
闘病していらっしゃる方、辛いこともたくさんあるけど頑張りましょうね。

5月中旬には再開したいと思っています。
ではでは。

あとがき

2009-03-27 09:59:31 | Weblog
3月5日(全四回分)のブログに関してのあとがきです。

いつものようにブログを書いていて、ガン専門看護師と偶然出会ったことが強く印象に残っていることに気づきました。それで、今後も登場回数が多そうな方は、「仮名」をつけてみることにしました。それでつけてみたのが、「蛍さん」です。ご本人とは何の繋がりもない名前です。ですが、次にお会いしたときには思わず「蛍さん!」と言ってしまいそうです。それだけ、書く力というのは強烈なんですね。

主治医は、既に「K先生」と何度か呼んでいるので、同じ読みの「恵(けい先生)」にしてみましたが、「めぐみ先生」でもいいかも。

仮名とか、呼び名(ニックネームとか)は、分かりやすくて、発音したときに言葉の響きがきれいなのが好きです。

3月5日ラスト!

2009-03-26 11:05:32 | Weblog
まだ、時は3月5日である。色々あったせいか、この日は長いなぁ…。

病棟には、看護師さんに押してもらいながら車椅子で向かう。
「私、まだ歩けますけど…」
おずおず言うと、歩き疲れた状態で腹水を抜くのも辛いから(既に16時近くになっていて、病室について直ぐに処置が始まることもあるので)、念のために車椅子で行くとのことだった。

腹水を抜いて、その後に輸血。終わるまでには、夜中までかかってしまった。その後も栄養水みたいなのの点滴が続く…。

翌日、またまた偶然?なのか、蛍さんが私のベッドを覗きにきてくれた。
「ここにいたのね」
「はい、今日、退院です」

そんな簡単な言葉を交わして蛍さんは隣のベッドの方にも声をかけていた。
実は、今回、緊急入院で、いつもの婦人科病棟ではない場所に私はいたのだ。

ご飯がほとんど食べられないということで、点滴をもう一本追加してもらい、6日は夕方に帰宅した。

またまた入院

2009-03-18 14:28:04 | Weblog
先月から始めたラステット、想像以上に辛くて…。吐き気がひどくて続ける自信がないんです…。
点滴も辛い、内服薬も辛い…もう私には、抗がん剤は使えないのでしょうか…?
息を切らしながらしゃべる私を見ながら、蛍さんは困った顔をしていた。ここまでひどいとは思わなかったのだろう。
「K先生(主治医)とよく相談してみなさいね」

婦人科外来は採血室から近かったが、思いがけず、蛍さんにほんの少し話を聞いてもらえたのだった。


処置室ベッドでの看護師の問診も終わり、次に看護師がベッドサイドに顔を覗かせたのは診察室へ来るように、との呼び出し。
「先生が待ってますから」と言われ、私はモゾモゾと這い出して、診察室に入った。
「こんにちは」
恵先生(主治医・仮名です)に今の状況を話すと、ビックリした様子で言った。
「ラステットは1日2錠を次からは1錠にしましょう。
それで、2週間以内で、あなたの調子がよくなったら始めてみて」

1錠ならば楽になるのだろうかと考えながらはいと頷いた。

その後差し出された血液データ用紙には軒並み低い数値が並んでいて、ヘモグロビン5.8には赤丸がついている。
あ~、疲れやすいのは、貧血のせいもあったのか…
私は、貧血と腹水満杯のため、またまた緊急入院することになってしまったのである。

薬のマーチ

2009-03-16 18:44:59 | Weblog
蛍さんは親切だけど 、さすがにベッドサイドまでは来てくれなかった。
なので、私は一人寂しく横になっていた。

カーテンにしきられた向こうは、働く人たちの世界だ。いつから私は、こんなに情けなくなってしまったんだろうなんて、今更考えても辛くなるだけだ。それよりも前向きなこと…なんて、こんなときに考えられるかっつ~の!
とにかく、こんなになっても完治したいと切に願っているのだ。共存ではなく完治。神様、私をもう一度、元気に働かせてください。

しばらくすると、ベッドサイドの足元の方に、看護師が問診に来たので、私はボンヤリしながら返事をしていた。
「お腹や鼠径部の痛みはいかがですか?」
「はい、オキシコンチンが効いているので痛みはほとんどありません」
「そうですか。では痛みは前回とあまり変わらないですか?」
「はい」
「では、今までと変わらない(薬の)量でいいですね…その他、困っていること、ありますか?」
「はい、吐き気があることと、便秘がひどいこと…」
「う~ん、吐き気はカイトリルが効きませんか?」
「あまりパッとした効き目はないです」
「ラステットを服用されていることですし、先生に相談ですね。お通じはどのくらいの間隔?」
「え~と…三日に1回とか…」
「それはよくないですね。マグミット朝昼晩2錠とアローゼンを朝晩飲むとか、量を増やしてみてください」
エエ~ッ!!!薬って、看護師や医師の手にかかるとドンドン増える。薬飲んでも吐きそうになることがあるくらい、毎日気持ち悪くて大変なのに、下剤だけでそんなにたくさん薬、飲めない。患者は、できれば薬を減らしたいのだ。どうしたら薬を減らせるか、アドバイスしてくれてもいいのになぁ…。
確かに、思うように食べられない、動けない、というのが便秘の一番の原因なんだけどさ。

偶然バッタリ

2009-03-14 15:55:23 | Weblog
私は迷っていた。
点滴も辛い、服薬も辛い…。もう抗がん剤は私の体には限界だろうか?

今日(3月5日)は外来だが、こんなに辛い状態で病院に行けるのか?
ホントは明日(3月6日)まで続けなければならない服薬を、昨夜はサボってしまった。
……のに、朝、コーヒー牛乳を吐いてしまう。恐るべし、ラステット…。

結局、母に病院まで送ってもらい、食堂で母が頼んだパスタを小皿に取り分けて食べた。昼食後、母には帰ってもらった。歩くのが極端に遅くなっている今、基本的にいつも自分のペースで歩く母に前を歩かれるのが、ものすごくプレッシャーだったのだ。

私は採血を終えて診察室に向かう。少し歩いてはベンチで休んだりしながら。

トボトボと廊下を歩いていると、こちらを向いている看護師と目が合った。
「あぁ!以前連絡を取ってもらって、悩みを聞いてもらった専門看護師さんだ…」と、ボンヤリ考えていると私の方にツカツカと歩み寄ってきたのだった。
「しもっちさん、最近どうしているか、気になってたのよ、これから診察?診察室まで送るわ」
と言うと、私の手から、荷物をヒョイと取り上げた。

今回も、腹水抜きなどで入院の可能性が高いので、一泊入院用の荷物を抱えていたのだ。

「どうする?診察まで時間がかかりそうだけど、その間、処置室のベッドで休ませてもらう?」
専門看護師、蛍さん(仮名です)に聞かれ、力なく「はい」と頷き、しばらくベッドでゴロゴロしていたのだった。

温泉

2009-03-01 15:32:38 | Weblog
2月24日に、近くの温泉に行ってきました。
寒い日でしたが、朝から調子がいいような感じだったので、母に誘われて出掛けてみることにしました。
朝の10時に家を出て、車で十分。駐車場には既にたくさんの車が止まっていました。
室内も混雑していてビックリ。体を洗ったりしながら一時間半くらいいたかな。お湯につかっているのが辛くなってきたのであがりました。
湯上がりに母は瓶のコーヒー牛乳、私はフルーツジュースを飲みながら少し休憩しました。
そんなこんなでお昼近くになったので、温泉を後に回転寿司に行きました。豚汁をたのみましたが、急に気持ちが悪くなり、半分も食べられず…。母は気持ちがいいくらいパクパク平らげていましたが、私は例によって吐き気との闘いとなってしまいました。
そして、帰りの車の中で、とうとう吐いてしまいました…。ガ~ン。
こんな体では外出は無理ねぇ…、と、心配顔の母はポツリと呟きました。

ラステット

2009-02-26 12:24:54 | Weblog
14日からスタートした錠剤は「ラステット」。
寝る前に2錠、3週間毎日続けます。
自分をなだめながら毎日服用し、ようやく折り返し地点に到着しました。でもまだ先は長いです~。

錠剤にすると決めたとき、主治医から、「1日2錠だから(錠剤といえども)かなり強い」というようなことを言われていましたが、「点滴よりは楽」、という情報もあり浮かれていました。
が、やはり錠剤も甘くはなくて、朝から何となく気持ちが悪くて大変です。しかも、何時間かに一回、胃の中がキュ~ッとなって口に胃液が溜まり、押し寄せる吐き気…。毎日毎日、ほぼ同じレベルできます(日によって、多少は楽なときもあります)。

食事量も極端に少なくなりました。食べると食べたものがそのまま逆流するような、胃がギュ~ッと締め付けられるような吐き気です。

確かに、一度にドカ~ンとくる点滴副作用に比べれば、多少は楽?なのかもしれないけれど、これはこれでかなりキツいです。
寝る前に「今日は(ラステット)止めよっかな~」といつも思いつつ、エ~イ!と勢いで飲んでいる日々です。

結論

2009-02-23 18:49:00 | Weblog
2月12日(木)に診察がありました。
この日は、お腹がパンパンでかなり苦しくなっていたため、腹水を抜くかもしれない!? と思い、診察後にそのまま一拍入院の覚悟で荷物も持っていきました。
診察前に、先週話を聞いてもらった看護師さんにまた会わせてもらい、抗がん剤を錠剤に変えてもらうことにした、と報告しました。
「それでいいのよ」と励まされ、待合室に戻りました。

待合室は混雑もなく、戻ってからしばらくして主治医に呼ばれました。
やはり、先ずは腹水を抜いた方がいいということになり、そのまま病棟へ…。
夕方、ベッドに落ち着き、看護師たちが腹水抜きの道具の準備をしていると、主治医が来てくれたので、抗がん剤の話をし、錠剤に変えてもらうようにしました。
翌日退院し、錠剤は14日からスタートしました。

選択

2009-02-07 12:26:44 | Weblog
久しぶりです。いかがお過ごしてすか?私はランダ&ベプシドの副作用なのか、単なる無精なのか、調子も悪く、すっかりメールが億劫になってしまいました。困った、困った(^_^;)

さて、退院から約3週間後の2月5日(木)に、BMS外来に行ってきました。
マーカーは今回、ド~ンと上がり、今は700ちょっと(CA125)あります。それでも、今の抗がん剤を「しないよりは増し」な状態だそうです。
しかし、副作用のあまりのキツさを知った主治医は、今回もう一つの治療を提案してきました。
それは錠剤(抗がん剤)。毎日(21日間)夜に二錠飲む薬だそうで、点滴治療よりは副作用も少ないだろうということでした。
私も、一年以上抗がん剤(点滴)を続け、心身共に辛くなってきているので、この辺で一旦点滴をやめてもいいかなという方に(現時点では)気持ちは傾いています。

しかし、5日に、主治医から「今までのランダ(点滴)パターンを続けるか、錠剤にするか?一週間考えてみて」と言われた直後は、どうしたらいいかわからずに困ったので、診察後、そのまま入院病棟に相談に行ってみました。以前、担当看護師から、「主治医の意見に迷ったらいつでも病棟(にいる看護師の所)に相談に来ていいよ」と言われていたのです。
まぁ、ハッキリした結論は言ってもらえませんでしたが、たまたまその日に出勤していた担当看護師Tさんに30分くらい話を聞いてもらいました。突然の訪問だったので申し訳なく、お礼を言ったら、逆に、「相談に来てくれて嬉しい」と言われ、その後、ガン専門の看護師まで紹介してくれて、その人にも話を聞いてもらえました。
点滴を続けるならば、副作用を軽くするような方法(リラクゼーション等)を生活に取り入れたりする工夫も必要、また、どちらを選ぶかは、毎日のライフスタイルをどうしたいのか考えてみたら?というようなことを言われました。

話変わって…腹水もたまっていて、主治医に、「抜く?」と言われたのですが、拒否。来週、外来にいったら入院して抜くことになるかな~。実はかなり重くて辛いので…。