全くとるに足らない日記

気が向いた時に書いた生活の記録を垂れ流すブログ

CATVの地デジBSコースとBS・CSパラボラ受信波との混合

2020-02-06 19:59:00 | DIY
この10年、某CATVを使ってきましたが、セットトップボックス(STB)が必要な有料放送も視聴しているため、長らく録画機能付きSTBのレンタルサービスも利用してきました。
この録画機能付きSTBのレンタル料がそれほどお安くなく、この10年間のレンタル料を合算すると高級なレコーダーを買えるほどの金額だったので、STBの要らない構成にしたいと思い始めていました。
折しも時代は4K放送の時代になり、我が家も4Kテレビを導入したので、この際有料放送の受信方法も見直す事としました。
見直す前の構成を説明しますと、屋根裏にあるCATVのV-ONUから分配器で各部屋に同軸ケーブルが張り巡らせられており、末端では分波器で二股に分かれてBS帯波はテレビのBS・CS端子へ、UHF・CATV帯はSTBに入り、更にSTBからはテレビのUHF端子に同軸ケーブルが接続されていました。
この構成ではいわゆるBS/CSの有料放送はCATVの周波数帯に変換されて流れてきており、CATVからレンタルのSTBを通してでしか有料放送を見ることができません。
一方で各部屋のテレビにはBS・CSチューナーが元から内蔵されています。スカパーの基本プランで3台まで一定料金で利用可能です。熟慮した結果、CATVを多チャンネルコースから地デジ・BSコースにコース変更し、衛星放送受信用パラボラアンテナを建て、寝室のテレビ、リビングのテレビとレコーダーの計3台にスカパーの基本プランを導入することにしました。
基本方針は固まりましたので次は具体的な作業です。今回はついでに4K左旋波対応も行う事にしました。先ず、屋根裏の分配器とテレビ付近の分波器を4K・8K対応のものに交換しました。本当は同軸ケーブルや各部屋の末端コンセントも全て4K・8K対応にしたかったですがそこまでするのは作業が大変ですし、まぁ大丈夫だろうと判断してオミットしました。
次に、CATV・BS/CS混合ブースターを購入し、屋根裏のV-ONUと分配器の間に取り付けました。更にV-ONUとブースターの間には先の交換で不要になった4K・8K非対応の分波器をかませてUHF・CATV帯だけがブースターに入るようにします。この分波器は念のためです。V-ONUからは地デジBSパススルー波も入っておりBS帯において混信の可能性が懸念されたため分波器によりBS波をカットしました。今回導入したブースターはCATVの周波数帯をカバーしているため、ここまでの構成変更後においても引き続きリビングのSTBが使えます。あえてCATV帯対応のブースターを選択した理由は、高所で危ないBS・CSパラボラアンテナ取り付け作業をスカパーの促進キャンペーンを利用して専門業者に任せて安く安全に導入する事としたので、一連の作業がどうしても1日では終わらず、かなり短い期間ですがスカパー手配のパラボラアンテナ設置業者が来る日まではCATVの有料放送を引き続き見れるようにしたかったがためです。切り替え過程においてできるだけいつもの番組が見れないという不便を家族にかけたくなかったのです。ブースターの価格もCATV非対応のものと1000円程度しか違いがないという事もありました。このブースターを接続後、ブースターのBS/CS入力端子に家の外から新築時から引き込まれていた未使用の同軸ケーブルを接続しておきます。
これで下準備は整い、スカパー手配のパラボラアンテナ業者が来る日を待ちました。
翌々日にスカパー手配の業者が来ました。先ずその業者から家の中の配線を確認させてくれと言われましたが、業者のその気持ちはよく分かりつつもブースター等がある屋根裏まで人を上げたくなかった事と何よりも今回の配線の説明がかなり面倒なので断り、とにかく家の外に出ている同軸ケーブルとパラボラアンテナを接続してくれるように依頼しました。業者は半信半疑な顔でしたがてきぱきとパラボラアンテナ設置作業をしてくれました。さすがプロだけあって、自分でやるよりは数倍の手早さでした。
パラボラアンテナ設置と宅内への同軸ケーブル配線への接続が完了し、業者はリビングのテレビでスカパー無料体験視聴の設定をしてくれました。想定どおりスカパーは何事も無く無事に受信できました。CS4Kも受信できましたので左旋波対応もバッチリです。業者はテレビ一台にだけ設定をして帰りました。その後、自分の手でリビングのレコーダー、寝室のテレビにも設定を行い、めでたくスカパーを3機器で視聴可能になりました。2週間全チャンネルが試視聴可能ですが3機器まで一定料金の基本プランにすると決めていたので本登録も済ませました。
ここまでできましたら、もはやCATVのSTBは不要となりましたので最後の後始末の開始です。
先ずCATV会社に電話連絡してコースを地デジ・BSコースに変更依頼しました。この契約変更によりSTBは回収となりますが、STBを自分で取り外し宅配業者に渡す方式にてSTBを返還しました。STB返還の際、長年契約していて貯まっていたサービスチケットで手数料がかからなかった事は幸いでした。
一連の作業は以上で完了です。
最後にどうしてCATVの地デジBSコースを残したのか?の理由です。
先ず、私が加入しているCATVでは同軸ケーブルからクリアなFM放送が受信できること、これが私にとっては大きな理由です。遅延のあるradikoよりもリアルに聴きたい派なのです。次に、NHKの受信料がCATV経由の支払いだと団体一括支払割引の適用が受けられること、STBのレンタル料が不要になった事により、仮にSTBを3台レンタルした状態と比較してランニングコスト的にもペイした事です。

以上、メモとして残します。つまらない長文をここまで読んでいただいた貴方にはありがとうございました。


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