パルサッカークラブ応援ブログ

栃木県下野市にある少年サッカーチーム「パルサッカークラブ」を応援するブログ

栃木県審判講習会に参加して その2

2013年02月21日 02時03分05秒 | お知らせ
みなさんこんばんわ。
今日は前回に引き続き、審判講習会に参加してのお話をさせていただきます。

ですが、最近着実にブログランキングが低下 Σ( ̄□ ̄; ) ガーン
してきています。
他力本願で申し訳ありませんが、
下のバナー「少年サッカー」とポチッとクリックして応援してください。
もっと面白いこと書けよ。
と、言われればごもっともなのですが、
なにぶん文才が無いもので…。
よろしくお願いします。


このブログは栃木県下野市にある少年サッカーチーム
「パルサッカークラブ」を応援するブログです。
このブログは皆さんのご協力のもとに成り立っています。
このブログの発展のため、以下のことにご協力願います。


★このブログはブログ村の「少年サッカー」に参加しています。
 少年サッカーに関するブログが集まったランキングです。
にほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへにほんブログ村
上のバナーをクリックしていただくと一票が入ります。
読者が増えるように訪れた際はクリックをお願いします。

少年サッカー ブログランキングへ


パルの月間予定表は下のブログ記事からご覧に慣れます。
クリック!→予定表のブログ←クリック!


さて、審判講習会でのお話のもう一つは
「アドバンテージ」についてでした。
アドバンテージについておさらいしてみましょう。


Laws of the Game 2012/2013
70ページ 審判員のためのガイドライン
第5条 主審

アドバンテージ
主審は、違反または反則のいずれかが起きたときにアドバンテージを適用することができる。

主審は、アドバンテージを適用するのかプレーを停止するのか判断する上で、次の状況を考慮する。
●反則の重大さ。違反が退場に値する場合、違反直後に得点の機会が無い限り、主審はプレーを停止し、競技者を退場させなければならない。
●反則が犯された場所。相手競技者のゴールに近ければ近いほど、アドバンテージはより効果的になる。
●相手競技者のゴールに向かって、素早く、また大きなチャンスとなる攻撃ができる機会にあるか。
●試合の状況(雰囲気)

戻って、そのもととなった反則を罰する判断は、アドバンテージ適用後の数秒以内に行わなければならない。
警告に値する反則の場合、次のプレーの停止時に警告しなければならない。しかしながら、明白なアドバンテージでない限り、主審はプレーを停止し、ただちに競技者を警告することとする。次の停止時に警告がなされなければ、その後に警告することはできない。


このように書かれています。
じつはアドバンテージというのは非常に難しい判断なのです。
Jリーグの試合と少年の試合ではアドバンテージをとる基準は変わってきます。
簡単に説明すると、
Jの選手はレベルが高いので、アドバンテージを採用しても期待通りにチャンスを生かしてくれます。
しかし、少年はレベルがまちまちなので、期待できる効果がでないことがあります。
つまり、アドバンテージを採用した方がチャンスになると思っても、
空振りしたとか、パスミスをしたとか、そんなことが起きてしまうのです。
なので、私個人としては市町村レベルの少年の試合ではアドバンテージは滅多にお目にかからないのかなと感じます。

つい先日、私も主審をしていて、
Aというチームが攻撃中、そのチームのベンチ前でドリブルしていた選手が倒されました。
が、そのボールがちょうどオーバーラップしていた選手に渡り、プレーオンをかけました。
ところがその選手がドリブルしてゴール前へ行くと思いきや、
ダイレクトにパスを出してミスパスとなりました。
ベンチからはロールバックだろう!という声。

どうでしょう。
ミスパスはファールの影響でミスをしたのではなく、勝手にミスをしたので、
これはロールバックの対象ではないです。
なので、自信を持ってプレー続行にしました。
が、社会人のレベルではその位置でのアドバンテージでも十分ゴール前までチャンスを作る能力があると思いますが、
先ほどお話ししたように、少年ではレベルがまちまちなので、
その子にはその能力がありませんでした。
その子の能力を考えると、ベンチ前レベルではまだまだアドバンテージをかけるレベルではなかったのかなと思います。
なので、そこをベンチから指摘されていたら、ごもっともと謝ります。
これはガイドラインの上から2番目のことについてですね。

ところが、今日本協会の中ではこの「勝手にパスミスをした」というのでもロールバックを適用してもいいんじゃないかという議論がされているようです。
恐らく審判員がアドバンテージの採用により躊躇がなくなるようにということだと思います。
賛否両論あるかもしれません。
率直な意見としては「えー?」ですが、
よくよく考えて見ると結果を見て戻せるので、
より積極的にアドバンテージが採用できるかな。
と、ちょっと賛成に傾いています。

が、間違えないでください。
今のところはファールの影響ではないミスはロールバックの適用ではありません。

あと、先ほども書きましたが、Jリーグのレベルだとハーフウエイ辺りでもアドバンテージがありますが、
少年ではそこまでの能力があるとは限りません。
その試合でずば抜けて上手、足が速い選手でなければ期待されるチャンスにはならないと思います。
これはチーム内やいろいろなチームの審判員と話して基準を考えた方がいいと思います。

あと、ちょっと面白いな。と思ったのは、
審判の判定の基準には技術委員会の意見も関係しているという点です。

言われてみればごもっともです。
大きな目標は日本サッカーの強化です。
で、世界の流れもありますが、
例えばコンタクトに強くなる選手を育てたいと思ったら
ちょっとやそっとのコンタクトではファールをとらない。
なので、「どの程度ならとるか」というような話しになったときに
技術委員会の意見というのは必要になってくるようです。
ま、そうですよね。
何でもピーピー吹くのは良くないけれど荒れるのも良くない。
選手、審判が目指すところが共通である必要があります。

そう考えると、自分も監督さん達の考え、
今のサッカーの流行なんかの情報も得て行くことが審判として必要なんだなと思いました。
今回はちょっと難しいお話だったかと思います。
また、説明が下手だったかもしれませんが、
ご了承ください。
周囲のチームの審判、監督の皆さんと意見交換ができたらいいなと思いました。
今後もよろしくお願いします。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。