渡辺監督より送る言葉

引き続き、転送されずに残っていたメールについてです。
現中1の皆さんが卒業するのを機に贈る言葉をいただきました。
今回の件をお話しして、再度送っていただきました。
監督、卒業生を始め、ご父兄の皆様、大変ご迷惑をおかけいたしました。

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送る言葉

卒業おめでとうございます。
長い子で一年生からやっていたと思います。
今でも、一人ひとりの小さかった時の顔を思い出すと
懐かしさでいっぱいです。
今年は私の都合によりいつもの送る会のように
映像では見る事が出来ませんでしたが、
私の頭の中には鮮明に、走馬灯のように蘇ります。
私は、申し訳ない事に、皆さんが五年生になる時に滋賀県へと行ってしまい、
これから…と、いう時に十分にみてやれなくなってしまったことは、
とても残念で、後ろ髪を引かれ、仕方ないこととはいえ、
裏切ってしまった感にさい悩まされてました。

でも、新しいコーチはしっかりみてくれて、
たまに見に行く度に成長している姿がとても頼もしくて楽しみでした。
しかし、ここ最近では、顔を出せない日が多くなり、
そのまま今日を迎えたなんて残念の極みです。
正直、あのまま最後まで見る事が出来ていたならどんなチームになっていただろう…
なんて思う時はありましたが、
池上コーチについては全面的に信頼しているので、
何の心配も無くみていられました。

サッカーのやり方は多様で正解は無いので、
こんなやり方、考え方もあるな、と考えると、
最終選択は自分がすれば良い訳なので、
いろんな人から学べて、話が聞けるのは、
とても素晴らしく、贅沢なことだと思います。
合同チームでの小林さんもとても素晴らしい方だったでしょう。
これから成長するに連れ、いろんな人と巡り会うと思いますが、
どの人もどこか必ず素晴らしいところがあり、
それを見つけた時の喜びは、欠点を見つけた時の喪失感とは比較になりません。

人はそれぞれ考えが違う…
それをいつも頭に残しながら他人と付き合うと、
知識が増えて、柔軟になり、謙虚な人になれると思います。

謙虚な人には良い人たちが自然と吸い寄せられてきます。

自分に起こった全ての出来事は周りのせいにせず、
自分の姿勢が生んだ結果だと思える人を目指してください。
それには自分を高めなくては成長できません。
そのためには、自分の身に起こる苦難は我慢して乗り越えてください。
努力や我慢無しでは人は成長出来ません。

私の印象は厳しいだけだったかも知れませんが、みんなの事はとても大好きでした。
幾多の困難や試練を乗り越えて、最後までやり遂げた皆さんを尊敬します。
ありがとうございました。

ご父兄の方々には大変お世話になりました。
皆様のお力添え無くして成り立ちませんでした。
誠にありがとうございました。
これからも末永くパルサッカークラブを応援、ご指導ご鞭撻宜しくお願いします。

パルサッカークラブ
渡辺　長英