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続・床屋の穴掘り。

王様の秘密を知ってしまった床屋のように、時には穴を掘って思いっきり言いたいこともある。そんな日記。

響きゆったり、実情は。

2012-10-17 20:19:16 | 女の舞台裏。

前々から興味のあった「ヨガ」を始めてみた。

最初はスポーツクラブのヨガレッスンに行こうかと思っていたのだが、
月会費が何しろ高い。そして場所的に通いづらい。

他の施設の利用料も込みなので妥当な料金なんだろうが、
ぶっちゃけ、続くかどうかもわからないことに軽い気持ちで出せる額じゃない。
更に「入会時にクレジットカードを作らねばならず、現金払いだと一年分先払い」
。。。なんていうシステムがどうも合わない。

マシントレーニングならば、区のスポーツセンターで本格的なものが数百円で使える。
今回はヨガだけできればよいという実母と一緒に通う約束をしていることもあり、
もっと庶民的な値段でないものかと探していたところ、自宅近辺で活動しているヨガサークルを発見!

歩いて行ける所で数百円でレッスンが受けられるし、初心者歓迎で雰囲気も良さそう。
ときには公園で青空ヨガもやるとの話に、母も私もさっそく参加してみることに。


でも、さすがに初心者の見苦しいポーズを公園を訪れるいたいけな通行人の面々に
強制的に見せ付けるのはいかがなものかと思い、
密かに家で練習しよう。。。とDVD付きの書籍を購入してみた。


    たのしいおうちヨガプログラム カラダが変わる サントーシマ香 高橋書店


おうちヨガ!なんて素敵奥様な響き!
「仕事も家事も、もちろん趣味だって素敵に優雅に楽しんじゃいます☆」的な
ゆったりしたオサレな雰囲気がぷんぷんするではないか。

一緒に始めるはずだった母がギックリ再来で撃沈、現在療養中と相成ってしまったので、
ここは一足先に私が覚えてあれこれ教えてやらねば!と鼻息フンフンでDVDセット、
ヨガマットはまだないので畳に弥七たん用のふわふわマットを敷いて、
張り切って準備運動から開始。

基本姿勢、腹式呼吸などを画面のお姉さんが指導するのを見つつ実践。
おおお、何か健康な人みたいな心持ちになってきたー。
さあ、ヨガポーズどんとこい!と本編に挑戦。

え?え?ちょっと待って。そんなとこまで手が届かないんですけど!
えーと、こっちに体を捻って、つま先を掴む。。。いてててててて!
無理!こんなの無理!体がちぎれるぅ~!


。。。撃沈しますたorz

本来は、ポーズを決めて深~くゆ~っくり呼吸をしなければいけないのに、
激痛と息苦しさ(曲がらないのを無理に曲げたりしているのでつらい)で
腹式どころかヒッヒッフーである。
体中には心地よいどころか苦痛の脂汗、息は乱れてるしポーズは決まらないし、もうグダグダもいいとこ。

もしかして難易度が高いものに無謀にチャレンジしてしまったのかも!
と一番ラクそうな「リラックス」目的の項目をやってみたが、やはりポーズがつらいのは変わらず。

ああう、もともと体が固い方ではあったけれど、
まさかこんなに老化しているなんてorz

はー、いきなり教室になんて行かなくて本当に良かった。
ましてやこんなレベルで青空ヨガなんてとんでもない。
通りかかった人がビビって救急車を呼ばれたりしちゃうかもしれない。
更に、写真撮られてツイッターとかに晒されちゃうかもしれない。
更に更に、どっからか特定されて、むかーしに書いた恥ずかしい記事とかも掘られたりして、
「プ、何これ」と笑われちゃうなんてことになったら。。。

と、ショックのあまり脳内妄想劇場を一瞬で繰り広げた私であった。
それにしても、運動不足って恐ろしい。
ある年齢を過ぎると、体ってあっという間に衰えていくんだなあ。
新陳代謝もガンガン落ちてくし、何とかしないと嗜好品を削って皇○とか
グルグルグルグルグルコサ○ン♪とかのお世話になる羽目に。。。

もうこれは、毎日頑張って柔軟性を高めていくしかない。
ついでに、昨夜テレビでみた「腹の贅肉を縦にわしづかみして腰を捻る」とか
「簡単・ラクチンだけど効果絶大!」な腹式呼吸がらみのエクササイズもやろう。

もうすぐフルタイム勤務の怒涛の日々がきそうな気配なので
果たしてどこまでやれるかわからないが、ストップ!老化!を合言葉に
母と頑張ろうと心に決めた私であった。いつか、ヨガのポーズでタクシーを停めるぜ!


髪を切った私に。

2012-08-02 17:47:54 | 女の舞台裏。

「違う人みたい」と彼が少し照れてしまったのは聖子ちゃんだが、
私も本日、背中の真ん中までドバーッと伸びた髪をスッパリ肩上までカットしてきた。

いやー、この爽快感!

冗談じゃなく、頭が軽いよ!
まるで脳ミソが入っていないみたいだよ!
これまで、洗髪するとゴムのマットを後頭部にひっつけてるようだったのが
まるでウソみたいだよ!

長さだけでなく、かなりすいてもらったので、とにかく軽やかなのである。
まるで自分自身にいつの間にか重く絡みついたしがらみから解き放たれたようだ。
見た目だけでなく、気分も夏らしくなって嬉しい今日なのであった。


パーマも軽く毛先にかけたのだが、
いわゆるコスメパーマなので数回洗髪すると完全に取れてしまう人もいるそうだ。
私は昔から美容師泣かせの「強情・頑丈・固くて太くて多い髪質」なので、
かかりも悪かったがもちについても心配され、落ちてしまったらまた来て欲しいと念を押された。

しかし、かける前のカットの段階でも涼しげでいい感じに仕上がっていたし、
もし落ちてしまっても再度かけには行かないつもりである。
それでなくても、白髪染めで髪が結構いたんでしまった状態であるので、
これ以上の負担は避けたいということもある。
まあ、何はともあれ軽くて涼しければいいのだ。


そんなこんなで少しウキウキだった今日の私であるが、
先ほど夕方のニュースを見ていてふと気がついた。

新しいこの髪形、仕上がった瞬間から「どこかで見たような。。。」と首を傾げていたのだが、

ダイアモンド☆ユカイだわ。


そっかー、やっと腑に落ちたわ。
ロックっぽくて最高☆って感じ?

。。。

。。。

。。。orz

いや、別にユカイが悪いとか嫌いとかじゃないんだが、
どうして毎度毎度こう抱いたイメージと違う方向にいってしまうのかなと。
しかも毎回インパクト強いし。

かくして、

コケシ → ※金八 → 卑弥呼さま~! ※→ ボンバヘッ! →(中略)→※~※リピート

と続いてきた私の髪型遍歴に、また新たな歴史が刻まれたのであった。

          これからはユカイで頑張りマッスル☆ロケンロー!


oh!ショッキング!な出来事、そして今後の対策への検討(もしかしたら少々グロ)。

2012-06-14 19:16:23 | 女の舞台裏。
 ※※ 少々気持ち悪い描写あり。閲覧注意! ※※


以下、スペースあけます。ドンとこい!な準備ができましたらスクロールをどうぞ。






























先日、生まれて始めての経験をした。
この年になるまで、かつて経験したのことのないこと。それもだいぶショッキング。
人間いくつになっても勉強だというけれど、こんな勉強しなくてもよし。
心身ともに大ショックだ。ああ心臓に悪い。

と抽象的な物言いの前フリは大概にして、何が起こったかと言うと、

処理後の脇の下に大量のニキビが発生したのである。

そりゃもうビッシリと。まるで鳥肌の如くポツポツポツポツ。。。と大量に。
粒々した見た目が苦手で、子持ちししゃも・カレイはもちろん、数の子すら敬遠しがちな私、
見た瞬間にイヤアアアァァァ~!!!と大絶叫。
激しくキモい。でもなぜか見てしまう。でもやっぱりキモい!の以下ループ。

もともとニキビ。。。おっと、今は「吹き出物」と言わねばならないのか、
ちょろっとでも「ニキビ」と言うと、旦那が執拗に「吹き出物」と訂正を入れてくる昨今なのだ。
もとい「吹き出物」の類があまり出ない肌質で、青春真っ只中でもほとんどできた試しがなく、
ここ最近メイクおよびスキンケアを再開してからも、できるのはせいぜい1ミリ程度の小さなもの。
放置していれば自然にいなくなるのに慣れていた自分の肌に、まさかこんな阿鼻叫喚な事態が起ころうとは。
腕をカパッと上げた瞬間にグロ。
自分の体の一部にというのが、果てしなくダメージ。。。


さて、ではなぜこんな事態に陥ってしまったかと言うと、
原因としては最近徐々に蒸し暑くなってきた陽気が挙げられる。

ワキ処理→暑さで発汗→汗にかぶれる性質なので激しい痒み発生→無意識に掻く

という流れで、処理後のデリケートな状態の皮膚に大発生!となったのではないか?と推測。
見た目だけでもたまらないのに、患部が痛がゆい。
何となく、伸びてくる毛が刺激している気がする。

ここまでなったら皮膚科か。。。とゲンナリしたが、正直いくのが恥ずかしい。
診察で腕カパッとするのも、説明するのも恥ずかしい。
できたら、何とか自力で治したい。

そこで、旦那に泣きつき、ニキビ薬として名高い「クレアラシル」を買ってきてもらった。
実に、人生初「クレアラシル」である。
購入前に調べたら色んな種類があったので迷ったが、オーソドックスなクリームにした。

名前は常々耳にしていたけれど、まさかこんな形でお世話になろうとは。
しかもあんな場所に。
本来、青春っぽく悩む少年・少女の顔にぽっちりと塗られるべきものを、
こんなオバちゃんの!脇なんかに!
そう思うと買われてきたクレアラシルが不憫で、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。

しかし背に腹はかえられない。
私にはどうしても助けが必要なのだ。

というわけで、入浴後の患部にガッチリ塗布。
小癪なプツプツ達め、根絶やしにしてくれるわ!と、たっぷり塗りこんで眠りについた。


翌朝。
不安な気持ちで朝一番に確認。
すると、oh!ジーザス!にっくき奴らがショボンとしているではないか。

状態が状態だっただけに、さすがに完全に消えてはいなかったが、
前日ブイブイ言わせていた状態から一転、ションボリと影が薄く肩身が狭そうだ。

そこで追い討ちとばかりに、消毒して再度塗りこみ仕事へ。
節電の影響で不快指数MAX、汗もだいぶかいた筈である。
そのことを心配しつつ帰宅してまた様子を見てみると、何と感激することに、しぶとく残っていた奴らもほぼ消滅。
ポツポツしていた部分が多少黒ずんで痕にになっている以外は、以前の状態に戻った。

クレアラシルすげー。マジすげー。さすが有名ニキビ薬!

痒みも治まったし、本当に助かった。
ひょいっと手軽に買える薬がこんなに優秀でいいのだろうか。
素晴らしい!ニッポン!

。。。と、だいぶ感動した私であった。いや、本当に良かった。

ヨメから物凄く真剣な顔で「。。。脇にニキビってできたことある?」と訊ねられた挙句、
自分の脇がどんな経緯でどんな状態になったか、それがどれだけショックでつらいかを
貴重な休日の午後に切々とカミングアウトされ、あまつさえ薬まで買いに行かされたという
情けない体験をした悲劇の旦那も、完治の知らせを仄かに喜んでくれた。

私としても、見た目のアレさや痒みから開放され、皮膚科で恥をかくことも、
この先患部への刺激を慮って脇ボーボーに耐えねばいけない屈辱も回避でき、
感謝してもしきれない思いである。


だが、喜んでばかりもいられない。
今回は何とか無事に済んだものの、今この瞬間も健やかな毛たちはスクスク育っている。
一度こういう痛い目をみると、今後のケアが怖くなってくる。
また同じことが起こらないという保障もないし、かといってボーボーで過ごすわけにもいかないし、どうしたもんだろうか。

今年は暑くなる前にサロン脱毛に行こう!と思いつつ、ズルズル行かずにいたことが悔やまれる。
こんなことなら、トラブルが起きる前にチャチャッと行ってくるべきであった。
昔と違って今は手軽で安いし、早い時期から通っていればだいぶ楽だったのに。

起こってしまったものは仕方ないが、どうしても自分のフットワークの重さが悔やまれる。
今後の私に残された道、それは

・今回のことを十分に説明・相談した上でサロン脱毛に踏み切る

・肌を傷つけない方法の脱毛器具を購入する

・いっそ、開き直ってボーボーで過ごす


の三択である。


ひとつ目のサロン脱毛は、もともとやろうと思っていたのだから問題はないのだが、
一度トラブルがあると怖くて、安いサロンではなくクリニックでお願いしたい気になる。
クリニックでもお手頃価格のところはあるが、サロンに比べたらだいぶお高い。
若い頃ならいざ知らず、オバちゃんになった今、そこまで自己投資するなら別のことに使いたいのが本音だ。

そうなると、サロンより少ない出費で脱毛器具を購入という案が魅力的である。
しかし、器具と一口に言っても色々あるわけで、そこがまた悩みどころである。

人気のある「キレイなお姉さんは好きですか?」のものは以前使っていたことがあるのだが、
どうも剃りが甘いと言うか、パーペキ!ツルツル!にはならず物足りなかった覚えがある。
最新のものは進化しているだろうが、「肌に優しい」と「深剃り」は両立できるものなのだろうかという点が気にかかる。

CMが衝撃的な「ノーノーヘア」は価格が高めな上に、クチコミを見るとどうも気が進まないし、
それ以外に調べてもみたが、どうも「これ!」という器具を見つけられず。

肌が過敏になってそうなので脱毛クリームは怖いし、かくなる上はボーボーしかないのかorz
と悩みが深いこの頃なのだ。

やっぱりプロに脱毛してもらうのが一番いいのだろうか。
日に日に伸びるものなので、早く結論を出さねばと焦るヨメなのであった。
女の一生は脂肪と毛との戦いだ!


じわじわと存在の大きさを知るとき。

2012-03-03 20:55:23 | 女の舞台裏。

そばにあるときは何とも思わず、むしろ存在自体忘れていたり邪険にしたりするのに、
ひとたび無いとなると、その存在の大きさを実感し不在に泣けてくる。。。
そんなことってないだろうか。

私にはある。というか、つい最近気づいた。

それは、香酢サプリと発熱素材のショートパンツである。

何か、もろにオバはんくさくて我ながら切ない気持ちになるが、
実際にそうなのだから仕方がない。


事の起こりは、最近やけに寝つき・寝起きが悪く、早起きに苦労するようになったことである。
以前は睡眠時間が短くともそれなりに朝は起きられていたのに、
この頃は弥七たんが長時間に渡り必死に起こしてくれないとダメなのである。
それも、起こしてもらってすんなり起きるような具合ではなく、
何度も何度もまた寝入ってしまい、その度に不屈の精神で弥七たんが起こしにかかる。。。
という涙ぐましい攻防が幾度も繰り広げられた上での、しぶしぶ感たっぷりの起床である。
これまでずっと朝には強かったのに。。。なぜだ。

もしかして年か。年がいったからなのか。
いやいや、年寄りは朝が早いのだ。それはない。
ひっついて寝ている弥七たんのモフモフが心地よすぎるから起きられないのか。
そうだとしたら、こればっかりはどうしようもない。
またやめる気もないので、強力な目覚ましを複数用意する等の対策が必要となってくる。

などと悶々としている内に、ふと心当たりらしきものに気がついた。

。。。あ、サプリ。

そう、先月に在庫が切れて以来、香酢サプリを飲んでいなかったのである。

ずっと定期購入をしていたのだが、うっかり飲み忘れることが度々あり
飲みきらない内に次が届き。。。と在庫が溜まっていたので、
定期購入を停止し手持ちを消費、すべて飲みきった後は頼まず放置していたのだ。

思い返せば、肌の調子も珍しく思わしくなかったし、疲れやすいなとも思っていた。
プラシーボ効果と言われればそれまでだが、飲んでいる間は確かに肌も寝起きも調子が良かったのだ。
効果がじわーっとゆっくり後からくるので、あれ?と気づくのにも時間がかかったみたいだ。
旦那にも「また飲んだ方がいい」と勧められたので、今朝さっそく注文した次第である。

これまではニッセンで販売しているものを定期購入していたのだが、
送料が毎回390円もかかる上に本体も少々お高めだったので、
価格が安めで送料込み、しかも「今注文すれば、こんなおまけが!」という文句に釣られて
有名どころ「やずや」の香酢サプリを頼んでしまった。
アミノ酸はニッセンの方が多く含まれているらしいのだが、
果たしてどのくらい違うか試してみたい気持ちもある。
とはいえ、効果を実感できるまでには少々時間がかかるだろうから
気の長いお試しになりそうだ。


さて。そして私は今、もうひとつの存在の大きさに震えている。

うっかり発熱素材のショートパンツ、いわゆる「毛糸のパンツ」的存在のアイテムだが、
それを穿き忘れてしまい腰が冷え冷えなのだ。
あまりにいつも穿いているので、体の一部と化していて特に何とも思っていなかったが、
無いとなると存在感の大きさを思い知る。
発熱パンツさん、超パネェっす。

意地を張らずに、さっさと身に着けて暖かく寝よう。。。と思う、冷えに悩むヨメなのであった。
まだまだ寒いNE!

ぽっちゃり系ってブームなのか。~禁断のデヴトーク炸裂編~

2011-12-01 19:39:52 | 女の舞台裏。
 ※※ こちらの記事は、読む人によっては不快 な デ ヴ 的 表現 が混じっております。閲覧は自己責任で。 ※※ 



前々から気になってはいたんだけど、とうとう買ってしまったわ。

    steady 11月号。 綾瀬はるかはいつ見ても可愛い。

噂の雑誌「steady」を。
アジアンの馬場園ちゃんがモデルとして起用されたという、
日本中の「ぽっちゃり」の希望の星なファッション誌。。。かどうかはわからんが、
こっ恥ずかしくてずっと躊躇していたけれど、どうしても気になって買ってしまったのであった。

そこの本屋のレジはオバちゃんで、何の感慨もなさそうだったから良かったけど、
これが駅前にでーんと構える大型書店だったら、細ッこいキレイなお姉ちゃんに
「ぷ、この人、馬場園狙いw」
なんて思われるんじゃないかとドキ胸してしまうところだ(←自意識過剰)。
「違う、違うの!私は付録の大型トートが欲しくて!」
といらん小芝居までしてしまい、更に墓穴を掘らないとも限らない。

。。。ハッ、
普段は雑誌など滅多に買わないので、久々の雑誌購入にだいぶ高ぶってしまった。
ファッション誌買うのなんてどのくらいぶりだろう。
もうずっと美容室の待ち時間くらいでしか読まない生活をしていると、
たまに買う一冊でここまで盛り上がれるものか。ああ清貧民。


それで、何故にそこまで馬場園ちゃんに拘るかと言えば、
説明するまでもなくわかるだろうと思うが、私自身が「そっち系」だからである。
なぜそんな遠回しな言い方をするかと言えば、「ぽっちゃり」という呼称が
もう体がむず痒くなるようなこッ恥ずかしさを感じさせるからである。

大体なんだよ「ぽっちゃり」って。
それは往々にして「標準よりほんの僅か健康的」な女性を指す言葉であって、
女が自称する場合、「ただのデブ」である割合が非常に高い。。。ような気がする。

あれでしょ?男性だって、「ぽっちゃりな女の子、可愛いと思います☆」とか言いつつ、
一部のモノホンなマニア以外は合コンで森三中クラスの女性が来たら、
存在自体を空気扱い・もしくはお笑い要員にするんじゃねえの?
。。。っと、つい素が出てしまった。いかんいかん。
まあそんな感じで、「ぽっちゃり系が今ブーム☆」とかマスコミに言われても、
何か( ´_ゝ`)フーン って感じなのである。


そんな、すっかりヒネた「乙女になりたいオッサン」化したヨメであるが、
こんな私にだって若かりし頃にはナイスバディな時代だってあった。
ただ遠すぎて存在自体が伝説化しているだけで、確かにあったのだ。
(証明してくれるのは、今となっては血の繋がった身内のみ)

しかし、そんな遺跡な過去を今更引き合いに出したって仕方ないではないか。
赤の他人からすれば、デブの「前は痩せてたんだー」という昔語りは
世界一どうでもいい個人情報に過ぎない。
昔はどうでも、だって今お前違うじゃん!で終わりである。空しい。

そこで、現実を受け止めよう・ありのままの自分を愛そう!というわけだ。
まあ別に嫌ってないが。
いいじゃん、いつどうなるかわからん昨今、健康でさえあれば好きなように好きな物食ったって。
ヒザが痛くて階段上がれないとかでなければ、いい大人なんだし、体重増も自己責任だろう。
ただ、唯一、どうしても不便なことがある。
それがファッションだ。

現在はいい時代になったもので、
世間でいうところの「ぽっちゃりサイズ」は割と豊富に手に入る。
店で試着するのが恥ずかしければネット通販も充実しているし、
最近は返品システムや試着システムが親切なので、合わない服を肥やしにするリスクもない。
そういう背景があっての今回の「馬場園ちゃん起用」なんだろう。

さっそく件のページを見てみたが、確かに着やせしてる。
さすがにほっそりは無理だが、何というかスッキリして見える。
これはポイントが高いのではなかろうか。
太ましいと、どうしてもパツパツだったり逆にブカブカ過ぎたりと
不自然な具合になり、余計に体型が強調されてしまうこともままあるが、
すごくキレイな感じでまとまってて、清潔感もあるしオサレ感もある。

こ、これが巷を賑わせている「OKぽっちゃり」こと愛されるぽっちゃりさんの実力か~。
確かに可愛いかも。馬場園さん、パネェっす!

そういたく感心した私である。
これはいいかも。しかも服これニッセンやマルイ・セシールだ。
太ましさん御用達の通販勢ぞろいである。
この特集を見た太ましさん達が大挙して、雑誌掲載アイテムを買い尽くしてしまいそうな
可愛らしいスタイリングであった。

が、やはりそこは限界があるというか、いくら目線はそらせても現実からは逃げられないというか
デv。。。もとい、ぽっちゃりな民は体の厚みがあるので、
正面から見てそれほどでなくても、横から見るとごっつぁんです!な太ましさは隠せない。
この雑誌の特集はみな正面かやや斜め角度なので、横から見たらどうなのかは不明だが、
恐らく正面よりはスッキリ感は下がるのではないだろうか。

あと、この写真が可愛いのって、モデルが可愛い顔立ちだからだよね☆
それを言っちゃおしまいか。


隠そうとゆったりシルエットを着れば妊婦と間違われ、
ぴったりしたのを着れば相撲部屋もしくは女子レスラー。
その兼ね合いが大変難しい。
乳はどんどん下がってくるし、その内に腹とドッキングしそうでヒヤヒヤだ。

しかし、せっかくサイズも豊富な時代なのだし、
せっかく女性に生まれたのだから、投げやりにならず積極的に色々な服を着てみたいものである。
おしゃれは努力だNE☆





巻く気満々。

2011-12-01 19:37:48 | 女の舞台裏。

諸事情で構う余裕がないまま放置していた為、気づけばまた髪が伸び放題。
今回はもう金八をとうに通り越して、「卑弥呼様~!!」を即座に持ちネタとしてやれるレベル。
さて、どうしたもんか。

夏の間は、まとめて帽子に突っ込んでいるか、シュシュでひとつに結ぶくらいで過ごしてきたが、
もう暑さも去ったことだし、少しは女らしい髪型に変えてみたいものだ。
切るか?パーマをかけるか?それとも、そのふたつの複合技でいくか?
放置が長かったせいで髪の痛みはほぼナシ、どんな施術も問題はなさそうだ。
悩ましいところである。


切るのはいつでも出来るし、いっちょパーマでもかけてみるか!
と思ったものの、
信頼できる美容室が見つからない現在ではなかなか思い切れない。
かつて
「ゆるふわワンカールをオーダーしたら、松田優作にされた挙句に一切謝罪ナシ」


という痛い目に遭った身としては、警戒心も起ころうというものである。

あの時はつらかったなあ。。。なんてつい遠い目で回想にふけってしまうくらい、
優作スタイルを経験したことは私の中でトラウマとなっている。
写真まで用意してオーダーしたワンカール可愛かったよな~、
そう言えば、あの髪型の解説のところに
「本来はブローで作るようなゆるいカールをパーマで再現!朝も楽チン♪」
みたいなことが書いてあったっけ。
そして、それを受けてロールブラシで頑張って、はかなくも玉砕したんだっけ。。。
またもや遠い目になってしまう不器用者であった。


どうも昔からブローが壊滅的にヘタである。
その割にふんわりヘアに憧れが強く、ブローが出来ないならパーマかければいいじゃない☆
と、高校生時にソバージュに挑戦してバブリーなグリグリになったり(相当自由な校風だった)
青山のオサレ美容室に行きモデルちゃんに隣に座られて激しく凹んだり、
あまりのボンバヘッぶりに美容師の前で大号泣、出来上がりと同時にストパーをかけたりと
私のパーマ暦にはあまりいい思い出が無い。

先日のキャサリン美容室での初回デジパは、
そんな私のパーマ黒歴史の中でも数少ない成功例であったのに。。。
その喜びも、二回目・三回目に来店した際のあれこれにより、台無しとなってしまった。

確かに、太くコシがある私の髪質も原因のひとつではあるのだろう。
また、美容師との信頼関係を築けるまで通う根気が足りないのも良くないのだろう。
でも私だって、落胆するのも恨めしく思うのもつらいのだ。


そんな葛藤をしていた私であったが、
ある瞬間に「だったら自分でやればいいじゃない」ピコーン!的なひらめきが。
かつて大旋風を巻き起こし、今では定着した感のある「巻き髪ブーム」の産物として、
現在は自分で髪を巻ける手段があるではないか。

自分でやるなら失敗しても自業自得で納得できるし、
伝えきれないニュアンスだってテクニックが上達すれば表現可能かもしれない。
更に日によってストレートと巻き髪どちらも楽しめるし、
何で今まで思いつかなかったのだ、私とってもアホだった!
とにわかに盛り上がったのが数日前。


早速そのための道具をネットにて探索。
まず、テクニックがないのを考慮して「ボールカーラー」を検討。

       
 こんな奴。よくドラマ等で女優がつけてたりする。

ふわふわしていて痛くなさそうだし、髪も痛まず良さそう。。。
と思いつつ口コミを確認した私は、それがスウィートな考えだと知った。

上手に巻くにはそれなりのテクニックがいり、外す時に髪が絡まったりすることもあり、
寝ている間に外れてストレートとグリグリのミックスになったり、と
何だか思ったよりも大変そうである。
更に、ゆるふわには向いていないとのこと。結構きついカールになりがちのようだ。

この時点で希望とは違うのでボールカーラー却下。


となると、あとは若い女の子ちゃん必携のカールアイロン、
いわゆる「コテ」を使用するという王道の手段となる。
今は価格も手頃な物がたくさん出回っている。

しかし、そこでネックになるのが「不器用だという点」である。
ブローすらままならないヘタレが、コテなんて使いこなせるものだろうか。
高熱になる道具だし、顔や頭に近づけて使うものだけに不安がある。
これだけ普及しているのだから、練習すれば誰にでも扱えるものだとはわかってはいるのだが。
買っても宝の持ち腐れにならないか心配だ。

とは言え、私が今年こっそりと掲げた目標は「何事にもまずチャレンジ」。
せっかく思い立ったのだから、ここで練習してみるのも悪くないかもしれない。
使い方説明の動画を見てみたら、斜め前髪のセットにも有効だということだし、
つむじの位置によりデフォルトで斜め前髪状態の私には、便利な道具と言えなくもない。

よし、いっちょ買ってみますか!
受験後の自分へのご褒美だ!
と、今年のはじめに大っぴらに掲げた目標である「今年一年、何も欲しがりません」を
すっかり忘れて盛り上がる、旦那には財布の紐が固い鬼ヨメであった。
旦那の物はヨメの物、ヨメの物はヨメの物。これ基本。





リサージ「新パウダーファンデーション体験会」に行ってきた。

2011-11-19 06:20:16 | 女の舞台裏。
先日この場でもドキ胸な心境を吐露していたところの、
リサージの「新パウダーファンデーション体験会」に勇気を出して参加してきた。


      参加者それぞれに用意されたメイク道具達。ドキ胸。


いや~、表参道なんてえらい久しぶり!
土曜日のお昼時なので人手を覚悟して行ったのだが、今日は人が少なかった。なぜだ。

ドタバタと会場に到着。受付を済ませ中へ。

足を踏み入れるなり会場のステキ空間ぶりにもビビったが、
席に案内された直後にウェルカムドリンクが恭しくサーブされて、何かおセレブな気分。
というか、会場全体がおセレブな空気。

場違い感をヒシヒシと感じつつ周囲を見回すと、参加者の年齢層は結構広めな様子。
20代と思しきお嬢さんから、私より年上と思われる優雅なマダムまで、
それぞれが場の空気を楽しんでいるように見える。
出された飲み物はロゼ色のドリンクだったが、万が一アルコールだと困るので※アレルギー持ち。
残念ながら手をつけずに開始を待つことに。

目の前には、製品案内の冊子と筆記用具、体験会についての資料などが置かれている。
何人かの人は、デジカメにて会場その他の撮影にいそしんでいた。
私はデジカメを持っていないので、写真を撮るとしたら携帯になってしまうのだが、
シャッター音がするためある程度会が進行するまで自重することにした。


開始。開会の挨拶がPR担当の女性からあり、その後商品説明へ。
設置されたモニターを見ながら、今回発売される新作ファンデについて説明を受ける。
メモ用紙も配られていたので、仕事の時のように思わずメモを取りつつ聞き入る。

◎今回の製品→女性がときめいた時の表情に着目。

ときめきを感じた際の表情→特に大きな変化はないにも関わらず、印象がいい。
☆ときめくことによって、フェイスアップ効果

幸福感に満ち溢れた明るい表情を作り出す効果のある商品。

○トリプルモイスチャー(ファンデ)
高保湿オイルを通常の40倍も配合(これまではムラの原因になるため、高配合が困難だった)、
→スキンケア効果
・パウダーなのにしっとり感
・なめらかな質感(毛穴カバー)

また「磨き塗り(みがきぬり)」というテクニックにより、ツヤ感などをアップさせることが可能。

○オーラフェイスパール(下地・ファンデ共に)
・光を反射→くすまない、フェイスアップ効果

ときめきのスマイルライン (以上、メモより)



かしこまって拝聴した後に、デモンストレーション。
ここで、ポスターなどに起用されているモデルさん登場。

う、美しい~!

もう何ていうか、ベタな表現だが光り輝いている。
手足も細くて長いし、同じ人間とは思えない。。。
しかも、これからメイクアップされるのでもちろんスッピン。
ほわ~、キレイキレイ!美人がいる!
と興奮しつつ周囲を見たら、密かにエキサイトしているのは私ぐらいだった。
みんな美人を見慣れているのだろうか。
少々恥ずかしくなり、デモに集中。


  モデル様。 モデル様と美容情報担当の方。


この後、実際に自分でやってみなくてはならないので、
メイクの方法やポイントなどをまたもや熱心にメモる。
お手本の方は、もちろんプロがメイクしているせいもあるが何せ元の素材もいいので、
ササーッと済ませたかのような時短ぶりでもしっかり美しいメイク顔。
美人にプラスアルファするのは楽チンなんだろう、と推測。
そうでない私は、もちろんしっかりテクニックを頭に入れた。大変参考になった。


    美しかったモデル様。 携帯だったのでちゃんと撮れなかったが、とっても美人であった。


さて、いよいよお試し。
それぞれのテーブルに担当者がつき、クレンジング道具などを運んでくる。
私のテーブルの担当者は、フィギュアの高橋大輔選手をキレイ系にした感じの
若いお兄ちゃんである。←すごい似てた。

この兄ちゃんが、道具を配ってくれたり、ファンデやチークの色味を見てくれたり
一人一人に「使い心地はどうですか?」だの「すっごくお肌にツヤが出てますよ!」だの
ホストっぽい感じで声かけをしてくれるのだ。

しかし、ただでさえ初めての場でテンパっている私はそれどころではなく、
「ツヤが!」なんて言われても上の空で「ああ、はい、へへへ」みたいな
挙動不審のリアクションで兄ちゃんを困惑させていた。
同じテーブルの他の人々も、彼のホストな雰囲気に少々戸惑っているように見えた。。。
のは私だけかもしれない。何しろテンパってたからNE☆
とは言え、とても親切丁寧な対応でありがたかった。
こんなモサ主婦にも丁寧に接してくれて、大輔そっくりさん、あんたプロだYO!


それはさておき。
時間に限りがあるので、各工程を念入りにしている余裕があまり無いのであるが、
やはりそこは女性。
みなこだわりがある部分は、やんわりと急かされても作業をやめない。

私などは小心ヘタレなので、肌に謎のモロモロが出現していても、
「下地足りねえ。。。」と密かに思っていても、更に「ファンデ合ってねえ!」とショッキングでも
おとなしく進行役のアナウンスに従いメイクを進め、徐々にオッペケペな顔になっていった。

色見本を参考に選んで塗ったのだが、
思っていた以上にファンデの色味が白く、思いっきり白浮きなバカ殿状態に。
自宅なら調整する手はそれなりにあるのだが、
この状況では進行についていくのにいっぱいっぱいでそんな余裕はなく、
頑固な青黒クマをカバーする余裕もなく(ファンデのカバー力を見るためにコンシーラは使いません、
とアナウンスされており、持参していたが使える空気ではなかった)

           ブラッシュヴェイル、ライティングヴェイル。 
              ブラッシュヴェイル(チーク)、ライティングヴェイル(ハイライト)

チーク→リップまで塗り終わった頃にはバカ殿を通り越して
「血色よく見えるように頑張ってみたが、空回りしたアダムスファミリー」へと変貌。

予想はしていたが、やはりこんなことに。。。

しかし、ファンデの実力&必殺テクニック「磨き塗り」で肌のツヤ感はハンパなく、
高機能ファンデの凄さを、文字通り肌で思い知ったメイク体験であった。
いや~、新作ファンデすごいYO!


         新作 フェイスアップ パウダーファンデーション。 


そのカバー力をもってしても勝てない私の頑固クマ、超恐るべし。
まあ、これまで数々のコンシーラを蹴散らしてきた猛者なので、
ファンデが単独で挑むには少々手強すぎたかもしれない。ファンデはよく頑張った。

ただひとつ、自分も含め帰っていく人達を見て感じたことだが、
会場できちんとフルメイク完了できずに帰らねばならなくてちょっと困ったな~
という感想を持っている人もちらほらいる様子だったので(気になる部分カバーとか)、
自身のメイク道具で仕上げる時間的余裕を貰えたなら、もっと良かったのではないかと思う。


後半ちょっとバタバタした感はあったが、とても素敵な体験をさせてもらった。
しっかりファンデ現品もいただき、アダムスなままでホクホクと家路についた私であった。


        もらった物たち。  大切に使わせていただきます。ありがたや~。 




日頃使うレシピがカオス。

2011-08-22 14:09:39 | 女の舞台裏。
昨今の陽気に「長時間火を使うこと」に対して体が拒否反応を起こしているので、
つい出来心で『炊飯器で角煮作成』を試してしまった。

結果は。。。う~ん、微妙orz

やり方が悪かったのだろうか。これなら普通に鍋で時間かけた方がいいような。

我が家は旦那がなぜだかわからない勢いで「圧力鍋反対」派なので、←トラウマがあるらしい。
恐らく今後も圧力鍋を自宅で使用できる可能性は低いと思われる。
だけど、角煮などのメニューには神のような道具なんだよね。
ああ圧力鍋欲しい。

そんなイマイチ角煮で今日は角煮丼。
お供にと作った温泉卵も何だか怪しげな出来だし、←温度調節しくじった。
この後まだ汁物や副菜を作る予定なのに何だか嫌な予感がする。。。
まったく、こんな陽気では料理に向かうやる気が出んよ。


さて。そんなぼやきはさておき。
どの家庭の奥様にも「マイレシピ」があると思うのだけれど、
皆どんな風に管理しているのだろう。

大抵のものは性格を反映した「ザ・目分量」で済ましてしまう私であるが、
パンやケーキなどのある程度正確な計量が必要なものや、
自分の引き出しにないジャンルの料理、試行錯誤の末のベスト分量などは
汚い字で分量を殴り書きにした紙をクリアファイルに入れ、
すぐ見られる所に置いてある。

それらがどんどん増えてきて、最近そのスペースがカオスと化してきたので
他の奥様方はどんな風に管理しているのだろう?と興味が湧いてきた次第である。
手書きでノートを作ってるとか、ブログを利用しているとか、冷蔵庫にマグネットとか
色々方法はあると思うのだが、どうも自分にしっくりくる方法が見つからない。

そういうのをキレイにセンスよく作って活用してこそ「素敵奥様!」という気がするのだが。

私の場合、クックパッドなどの投稿系は手間がかかるので除外、
手書きノートは水濡れでくたびれてしまうので出来たら避けたい、
ブログはいちいちPC覗くの面倒、とこれまた「だらしない&面倒くさがり」の二重苦による
自業自得といった感がある。
これまで覚書としてこのブログにも分量をメモしたりしてきたが、
ぶっちゃけ見たことは数えるほどしかない体たらく。

マイレシピ集で素敵奥を目指す前に、
このダラ体質を何とかしなければ「素敵」には程遠いことをやっと自覚した
夏の灼熱キッチンで扇風機に当たるヨメであった。素敵奥って皆マメだよNE☆





心臓破りの坂を通過した、みたいな。

2011-08-22 14:06:55 | 女の舞台裏。
穴掘って叫んだわけではないが、何とか精神的に持ち直した感のある今日。


自分の思う通りになることなんて、
対人であっても物事であっても本当笑っちゃうほどなくて、
ぶつかり合いつつ妥協しつつ、少しずつほんの僅かずつジリジリと間を縮めて
我慢すべきところはして、譲るべきところは譲って、泣くところは泣いて、
時間をかけて寄り添っていくしかない。
元はみんな一人だし。自分以外に自分を理解できる他者はいないのだし。

そんなこと、口に出せば「何を今更。わかりきったことを」と鼻で笑われそうな、
もし自分が言われたなら鼻で笑いそうな月並みなことでも、
実際に自分が体験しないと実感として迫ってこない。
年齢はもうだいぶ「いい大人」の域に入ると思うのに、それでもそんな具合。
でもそうなんだ。そういう仕組みになっているのだ。

だから、いくら気に入らないことを大声で喚いたからって、
何もしなければ何も変わらないのだ。
みっともなくとも、惨めでも、やるべき時はやるべきことをしなければ
それこそ何も変わらないしどこへも行けない。
理解して欲しければ、理解してもらえるだけの努力をするのが当然で、
ただ「気に食わない!気に食わない!」と声を張り上げるのは子供のすることだ。
だって、自分のことなんて時には自分にだってわからないというのに、
自分以外の人間がどうしてわかり得よう。


。。。な~んて中学生みたいなことを考えていた。
理屈はわかる。だけど、実際その渦中にいると結構きつい。
それだけ私が幼いということなんだろう。

でも、幼かろうが青臭かろうがわかって損なことはない。
正しいか否もわからないのが情けないが、
自分が納得できて精神的な平穏が戻ってきたのだから、
今はとりあえず良しとしよう。

世の中は理不尽だ。というか、自分以外の存在は何だって理不尽だ。
だけどそれが自分の生きている世界なのだ。
ああ青臭い。青臭くて恥ずかしくてイヤになる。
でもそれが現時点での自分にとっての真実なのだから仕方ない。
こういう格好悪い自分をも、受け入れて何とかやっていくしかない。
は~、本当に面倒くさくて参っちゃうYO!
参っちゃうけど、悩まなきゃ成長もないだろうし、これまた仕方ないか。


何だか、気分が落ちるとこまで落ちたら気が済んだみたいだ。
行くとこまで行かないとわからないのが昔からの悪癖だ。
最悪な気分も覗いたことだし、また明日から明るい気分で毎日頑張りますか。

「気の持ちよう」とか言うけれど、精神状態は確かにとても重要だ。
世界そのものが違って見える。
今の私は、台風が過ぎつつある涼しい日みたいな気分である。
色々なぎ払われて何もなくなっちゃっても、かえってスッキリするかもよ。
壊れちゃっても直せばいい。ダメになったらやり直せばいい。
きっと時間はまだまだたっぷりあるし、回り道だって楽しみのひとつだったりするんだから。

そう思って、また出来るだけ頑張りマッスル。なんちて。




イライラ祭り(愚痴・ぼやき)。

2011-08-22 14:06:14 | 女の舞台裏。
近頃イラつきがひどい。

毎年のこととはいえ皮膚の状態がひどくてつらいこと、
そして頭痛もしょっちゅうで勉強時の集中を妨げられることもしばしばであること、
その元凶である暑さ、更には熱気がこもる部屋に対して、そして体調不良。。。

以前から「私は更年期早いだろうな~」とは思っていたが、
何年か前からそうとしか思えない諸症状に悩んでたりするし、
だからって自身の体調不良なんて本当にプライベートというか
「他人は無関係・他人に強要すべきでない事情」だとわかっていて、
それでもなお言い訳にしたい自分が更にイヤになったりして。

某女芸人のネタではないけれど、

南 、何 だ か イ ラ イ ラ す る ☆

って、南じゃねーし。むしろ見た目はパンチ寄りだし。ハァ。。。


自分でも、こういうヒステリックにイライラした自分は嫌いだ。
たとえ原因が自分以外の誰かにあったとしても、
他の不可抗力や理不尽なアンラッキー等「イライラしても仕方ないよね」な理由があっても、
やっぱりこういうときの自分は嫌いだし本当にイヤな女だと思う。
周囲の人々にも申し訳なく思う。
大人なら、もっと自分をコントロールできて然るべきだと思う。
ああ自己嫌悪。

とはいえ、常にイライラきているわけでなく、
大抵の場合はテンション高くアホっぽく明るいただのトンパチなヨメである。
怪しい歌を歌いつつにゃんこに向かって怪しい踊りを披露していたりする。

だが何かがスイッチを入れると途端にイライラがMAXまで達するのだ。
そんな豹変振りがトシだな、と自分で思ったりもする。

何だろう、物事を柔軟に考えられないというか、常に余裕がないというか。
何かに対する憤りから一歩引いたスタンスで物事を見られないというか。
もっと冷静に対処すれば、穏やかにスマートにことを運べるのにできないというか。

私にはもっと、自分以外に対して「許し」が必要だと思う。
上から目線のではなく、大きく包むような「許し」の感情が。

たとえば、自分に嫌な態度をしたあの人。
実は何か家庭で大変なことがあって、自分みたいにイライラしてしまったのかもしれない。

自分のミスを決して認めようとしないあの人。
実は本当にその人のせいではなく、誰かのミスを押し付けられてしまったのかも。

そんな風に考えられる余裕が欲しいのだ。
そうすればきっと毛が抜けそうにイライラすることも、胃腸が悲鳴を上げることもない
。。。かもしれない。

とにかく、ひとさまにあれやこれや意見する前に、
何か偉そうな正論をむやみやたらと振りかざす空気読めない人になる前に、
ひとつ深呼吸できるように「ほんの一拍の余裕」が今一番欲しいもの。

どうか明日からは、能天気に笑って日々を過ごせますように。
もうイライラはイヤだYO!顔も怖いYO!





微妙なライン。

2011-03-26 15:08:32 | 女の舞台裏。
先日、やっと伸びに伸びていた髪を切った。
それもかなりバッサリ切った。
今の私は、月並みな例えだが貞子もかくやというロングヘアから
一番長い部分が肩につくかつかないかくらいのショートに変貌している。

さて。
美容室へ行く前に「ヘアカタログのプリントアウトは持っていくか否か」
なんて事を気に病んでいたのだが、
不精を決め込んでいる間に予約システムが進化したようで
ヘアカタログの中からなりたいイメージの写真を添付して
予約出来るようになっていた。
更に美容師へのメッセージも一緒に送れるようになっているので、
当日恥ずかしい思いをしつつも「女優の○○みたいな感じで!!」と
小声で訴える手間が省けるのである。

いやあ、色々な事は日に日に進歩しているのだなあ。
もうおばちゃんついていけなくてマイッチング☆
等と便利さに浮かれながら予約を入れ、
当日は手ぶら感覚で美容室へと向かった私であった。

美容室に着くと、前回来た時には私のインフル対策でかいマスクに
怯えて震えまくっていたチワワのキャサリン(仮)が、
今回はマスクなしのせいか愛想良くお出迎え。
相変わらず可愛い。大きさなんか弥七の半分くらいだ。
オープン一番に行った為か、美容師さんはまだ開店準備が終わっていなかったようで
しばしキャサリン接客で待たされる。

ようやく準備が整い、今日の施術について打ち合わせ。
今回はカットしてデジパ、更に白髪対策を相談の予定。
しかし、デジパの上にカラーリングは負担が大き過ぎるという懸念と
染める程のレベルではないとの判断で、もうしばらく染めずにいく事に決定。
自分が気にしてる程目立っていなかったようだ。やれ嬉しや。

まずはざっくりカットしましょう、と髪の束を手にザックザックと切る美容師さん。
切った束は床に落とさず箱に入れられていた。
カラーリング無し・ぶっとい針金健康毛の我が髪の毛。ヅラにでもなるのだろうか。
困った人の役に立てるなら嬉しい事だ。
どうせ伸びるのも早いし、ぜひガンガン使って欲しい。
等と妄想を逞しくしている間に、前総理の奥方チックな髪型に。

そこで一回洗髪、更に詳細までカット→何やら液をつけて頭上に円盤回転
→一回流して更に巻き巻き→電飾の付いた機械を付けられ加熱。

その間、普段雑誌を一切買わない私は若い子ちゃんの盛りメイク特集だの
何とかOLの100日着回し!だのの特集を読みふけったり、
時たま思い出したように美容師さんとアホな話をしたり、
周りをちょこまか回って「ねえねえ膝乗りたいんだけど」と訴えてくる
キャサリンを宥めたり、コーヒー飲んだり半分寝かかったりした。

長丁場で腰が痛くなってきた頃、ようやくパーマの加熱が終了。
カーラーを取ったら、見事なクルクル。
よくある、西洋の天使みたいなクルクル頭になっていた。
あれ?私は確か、直毛にゆる~く大きなカールがついたような髪形を
オーダーした筈???
と一瞬疑問に思うも、「この後ゆすいだりすれば緩くなるのかも☆」とスルー。

しかし、やはりと言うか何と言うか、完成時点で鏡の中にいたのは
「短いグリグリパーマ、しかも前髪パッツン」なアラフォー女であった。

ほ、ほわ~?!これってどういう事?!
と本来なら思わねばならない所だったのだが、プロのスタイリングマジックか
その日着ていた森ガール系統の服のなせる業か、その時は

「うわ~、ちょっと可愛くなったじゃん!!」

と勘違いしてしまったのである。
いや、勘違いは正確ではない。確かに可愛かったのだ。出来上がりは。
服にもとても合っていたし、自分にも似合っていると思った。

その時は。

しかし、危ういバランスで成り立っていた繊細なヘアスタイルは、
自宅に戻り自分でスタイリングをする際に
「かなりの高確率でオバちゃんパーマに成り下がる難易度の高い髪型」
という本来の姿を現したのであった。

この長さ。この容赦ないグリグリさ加減。そして、この微妙なパッツン前髪。
私服の時はまだいい。
それが例えばスーツなんか来た日には、一気に「保険の外交のオバちゃん」
へと変貌してしまう老けマジックの恐ろしさよ。
なまじっかデジパなばっかりに、カールのキープ力はガッツリで伸ばすのもままならない。
乾けば乾くほどカールを主張するデジパが、今は恨めしい。
旦那は「おかしくない。似合ってる」と言ってくれるのだが、
私の心中は「グリグリ。。。グリグリ。。。」とそればかりである。

何故にこんな事態になってしまったのだろう。
ちゃんと写真で指定したのに。
もしかして、しょっぱなで
「ガッツリ小顔になる髪型にしてください!!」
と鼻息荒く言い放った事で美容師さんの動揺を誘い、
本来の希望髪型が頭から吹っ飛んでしまったのかもしれない。
それとも、「お前にはこの髪型の方がお似合いだYO!」という
プロからの無言のメッセージなのだろうか。

色々思うところはあるが、なってしまったものは仕方ない。
どうせすぐ伸びるし、
「デジパをかけておきながら、一年近くも放置なんて有り得ません!」
と悲痛な叫びをいただいたので、肝に銘じて年末くらいにはカットに行きます。
たぶん行くと思う。もしかしたら行くかもしれない。行けたらいいな。
この激しいかかり具合は、あまりにも間を空け過ぎる私への抗議か?
と反省しつつ、グリグリ頭で街を闊歩するアラフォー女なのであった。




P.S.
コメントにて「どのような髪型か知りたい」とのご要望をいただきましたので、
近いと思われる画像を示したいと思います。
恐らく一番近そうなのがこの二名。↓

    斉藤和義氏。  なんじゃあこりゃあ!!!  

頑張っておしゃれっぽく整えてみた場合はこんな感じ。↓

       デジパ.jpg  実際はもっとずっと黒髪・剛毛でごわす。

大体のイメージは掴めましたでしょうか。
スーツ等堅い格好が本当に合わない。。。というか妙なハマり方をするので、
老けて見られない為には結構な労力を要します。
似合う・似合わないは別として、最初のオーダーとあまりに違うのは確かなので
一度美容室へ相談に行くか現在悩み中。。。
少なくとも、オフィスカジュアルに合わせるのはキツいよねorz

以上、世界一どうでもいいpada情報でした。
ご覧いただき、誠にありがとうございました☆




とりとめないあれこれ。

2011-03-26 15:06:28 | 女の舞台裏。
特に何が起こった訳でもないのだが、最近のあれこれなど。


●髪を切る踏ん切りがつかない

切る事は確定、行く美容室も決まっていて、したい髪型もおおよそ決まっているのに、
デモデモダッテな心境になってしまうのは何故なのだろう。
独身の頃は月イチで通っていたというのに、いつまで経っても慣れない。
イメチェン成功の有無に対しての不安・緊張があるのは確かなのだが、
それ以上に「美容師さんに対して」の緊張が大きい気がする。
だいぶご無沙汰なので行きづらいし、伸びっぱなしの髪を見せるのも恥ずかしい。

ぶっちゃけ、

・一回で二万使うが半年おきくらいしか来ない客と
・同じ程度の期間内に四千円程度の施術を五回通ってくる客

どちらが美容室的には歓迎なのだろう。
個人的なシロウト考えでは、後者のような気がするのだ。
しかし、それもこれもただの自意識過剰だとも思うし、気持ちは乱れるのであった。

更にもう一点。
なりたい髪形のニュアンスを伝えるのに、
ヘアカタログサイトのプリントアウトを持参するか否か迷っている。
絶対持っていく方がいいのはわかっているのだが、これまた
「このモデルと同じになりたいとかwププ」
と思われちゃうんじゃないかという自意識過剰な考えがどうしても離れないのだ。

今回もキャサリン(仮)美容室へ行こうと決めているので、
自分以外の客はいないのだから切抜き持ってこうが雑誌見せようが構わないと
わかってはいるのだが、何なんだろう。このこっぱずかしさ。
若い頃はこういうの無かった気がするのに。年だろうか。嗚呼。

 ちょうどいいんだよね。。。  意識しすぎです。by弥七


●また地震

先日、携帯に送られてきた「緊急地震速報」にビビったばかりだというのに、
今朝また似たような速報が。
今度はテレビからである。
妙なアラームっぽい音が鳴ってるなと思ったら、
画面の一部分に地震情報が表示されておりまたもやビビった次第である。

日本に住んでる以上は地震が多いのは致し方ないが、
年齢と共に恐怖感が大きくなっている気がされる。
守りたいと強く願う存在が増えたからなのだろう。
先日同様、日頃の備えは怠らないようにせねばと改めて思った。

ペットボトルの水は常にケースで買い置くようにしているのだが、
以前にケースでしまっておいたカップ麺がどこを探しても無い。
私はインスタント食品は食べないので存在自体忘れており、
先日の地震でふと思い出して確認しておこうと思い立ったらこのざまである。
コープの宅配で購入した履歴が残っているので買ったのは間違いなく、
また私自身がしまった場所を忘れているくらいなので旦那が出して食べたという事も無い。
それなのに、どこを探しても見当たらないのだ。

旦那と一緒にあちこち探したがどうしても見つからず、旦那が深刻な顔で

「まさか。。。空き巣?」

などと言い出したが、いくら我が家が盗む価値のある物が無いからといって
カップ麺のケースを盗んでいくなんてあまりにもセコ過ぎる。
アホらしい推測は即却下し、
大掃除の際の徹底捜索を誓いカップ麺を再注文したヨメであった。


●するだけ無駄?

この秋、唐突に美容に目覚め、
化粧品を購入したりメイクを研究したりとにわかに色気づいた私であったが、
一通り気が済むまでやってみた結果

「ヘタな事は何もしないのが一番マシである」

という、大変悲しい事実を身をもって思い知るという憂き目に遭った。

付けまつげを試し、自分ではなかなか上手に装着出来た!と旦那に見せれば
「。。。何かヘンだよ」とバッサリ切り捨てられ、
目がきつめなので、可愛らしい雰囲気になりたい!とたれ目メイクを試すも
「あれ?確かに何かヘン?全然可愛くないYO...orz」
とガックリ肩を落とし、
最終的にあきらめて落としてみて
「何もしないのが一番マシな気がする。。。」
と思い知った時の切なさよ。

思えば、若かりし頃はヘンに化粧栄えし過ぎてケバくなるので
ナチュラルメイク一辺倒、
アレルギー発症後はノーメイクを余儀なくされ、
今は今でアレルギーの後遺症の赤ら顔と毛穴に悩む日々。
それに、自分でメイクした顔に満足した事ってそういえば無かった気がする。
要はセンスが無いのだろう。

これはあれだ。
私とメイクは、きっと徹底的にソリが合わないのだ。
無駄な抵抗はやめろって事だ。
メイクで変われる人が羨ましい。
もう持って生まれた以上の顔面になる事は潔くあきらめて、
美肌になれるよう頑張るのが一番建設的な気がしてきた。
さらば付けまつげ。さらばデカ目メイク。
高望みは止めて、分相応でガマンするYO!(´;ω;`)ウッ

こうして、一時の気の迷いめいたメイク熱は終わりを告げたのであった。
整形メイク絡みで「ムッシュかまやつ→深キョン」「光浦→加護ちゃん」
なんてのを見かけるが、そんな凄いお方が実在するなんて信じられない。
彼女達は ネ申 だ。ステージが違うのだ。
それに、我が家の男性陣(人間1人猫1匹)はヨメの顔など全く関心が無いみたいだし
自分だけ空回りで何だか空しい秋の午後なのであった。とほほ。。。

      ジャストサイズです。   ← 無関心その1。爆睡中。




秋到来と近頃の事など。(2010)

2011-03-26 14:45:47 | 女の舞台裏。
何だか、すとーんと落ちてくるように秋になってしまった印象。

本当にほんのちょっと前までの、
灼熱地獄な日々はどこへ消え去ってしまったのか。
こんなに唐突にあっさり去るのならば、もっと少しずつ気温を下げて
「秋になる気配」を味合わせてくれたって良かったじゃないかYO!
と若干腹立たしい今日この頃。

話は変わって。
最近知ってちょっと凹んだ事がある。
それは「近所のロケ」。

我が家の近辺ではテレビのロケが結構来ているらしい。
いつも前を通る近所の公園やよく散歩する川べり、
よく行く激安大型スーパーやファミレス等々、
近いのだから気づいても良さそうなもんなのに、
ちっとも知らない内にさっさと終わってしまっていて、
テレビで観て「あれ?ここって?!」というパターンが常なのである。
それで好きな女優なんかが来ていたと知った日には、悔しさにしばし悶絶だ。

もちろん、事前に知る事もある。
今や飛ぶ鳥を落とす勢いとなった某アイドルグループが近々来るらしいが、
マナーの悪い一部の人々が来るかもしれないと思うと、見に行くのも躊躇われる。
まあ行ったとしても、熱心なファンに混ざってどうこう出来るガッツも無いが。
それなのにもにょもにょするのも妙なものである。

知らなければ知らないでもにょもにょ、知っててもそれはそれでもにょもにょ。
もしかしたら、結局どうなら気が済むのか自分でもよくわからない所が
一番もにょもにょするのかもしれない。

もうひとつ。

伸びっぱなしにしていたデジパ済みの髪が邪魔くさくなってきた。
パーマはまだ残っているが、いかにも伸びっぱなしなのが見て取れるし
ろくすっぽ手入れもしていないので何だか貧乏チックだ。
更に、今更気づいてしまったのであるが、私はロングが似合わないのだ。
我ながら、もっと早く気づけYO!とツッコミたくなる呑気さだ。

ちなみに気づいたのは今日である。
所用で同年代~年上の女性が集まっている場に出向いたのであるが、

「ある一定の年齢に達したら、
 きちんと手入れを出来ない者は髪を伸ばしてはいけないんだなあ」


としみじみ実感したのである。

ありがたくない遺伝によって、最近ちらほら白髪も気になるようになってきた。
まだ目立つ程ではなく、どうもタイミングを掴めなくてまだ染めてはいない。
まだ平気か、いや平気じゃなくなる前に染め始めるべきか。と悩ましい。

そこで思い出すのが、以前電車内で見かけた女性である。
まめに手入れされているであろうツヤツヤと美しいロングヘア。
ところどころグレイから完全な白までの白髪が混じっているのだが、
あまりにキレイでさらさらなので、白髪がとても自然に馴染んでおり
まるでわざとメッシュを入れているかのようで味があるのだ。
「私にはそこまでのケアは無理だなあ、染めるしか無いな」
と思ったものだ。

現時点では枝毛も無いし、決して痛んでいないとは思う。
しかし、若い頃とはやっぱり違う。
お金と手間をかける熱意が足りないとの自覚があるので、
ここはすっぱり髪を切る事にした。
短ければケアもしやすいし、染めるにしても楽だ。

そんな訳で、現在どんな髪型にしようか検討中である。
どうせ切るならバッサリいきたいので、30センチは切るつもりだ。
染めるとしても黒髪は維持でパーマをかけたい。
うっかりしてライオン丸になってしまう可能性も無きにしも非ずだが、
キャサリン(仮)美容室の実力に賭けたいと思う。

最後に、どうしても挑戦したくて「つけま」を買ってしまった。
同年代でも使っている人は少なからずいるみたいなので、
こちらも練習して上手にバサバサ睫毛になれるよう頑張りたい。
本当はエクステを試してみたいのだが、色々ネガティブな話も聞くし少々怖い。
何だかにわかに美容に目覚めた感のある今年の秋であった。なぜかしら。




ミネラルファンデ初挑戦。

2011-03-26 14:44:23 | 女の舞台裏。
今年の夏は、数年ぶりのアトピー悪化で肌がひどい事になってしまった。

そういう人も多いかと思うけれど、私は自分の汗でかぶれてしまうタイプなので
一度症状が悪い方へ傾いてしまうと暑さが続く間は悪くはなっても良くなる事は無い。
幼い頃から続いている事なので慣れているとは言え、
今年のようにエアコンをフル稼働しても追いつかないような猛暑では
寝ても覚めても汗でかぶれた肌がかゆく、
寝ている間に無意識に掻き毟ってしまったりして本当につらかった。
勤めに出ていなかったから良かったようなものの、
そうでなかったらさぞかしつらい毎日だったろう。

そんな訳で、
せっかくここ数年平穏な状態だった顔の肌も何やら不穏な雰囲気で、
「ちょっとでも何かあったらひどい事になっちゃうZE☆」
と脅されているような心持ちの今日この頃。

普段出た事の無い吹き出物が出たり、顔の赤みがいつまでもひかなかったり、
ちょっとお粉をはたいただけで乾燥して皮が剥けたりと
とてもじゃないがおっかなくて化粧なんて出来る感じではない。
かつての「化粧品にアレルギーを起こし顔が1.5倍に腫れ上がった」時のつらさを
まるで昨日の事のように思い出せる私である。
もう二度とあんな苦しみは御免だと、ずっと続けている角質培養という名の
「何もせずほったらかし」を強化してトラブル防止に努めてはいるものの、
不安は常に付きまとっている。

さて。つらく長かった夏もようやく撤退の気配を見せ始め、
体の柔らかい部分にまだ少々かぶれが残るものの、だいぶ肌も回復してきたので、
本格的に「今後の化粧」について検討を始める事にした。

私も今月初めに37歳の誕生日を迎え、世間一般の定義に則れば
後輩も出来た立派なアラフォーの一員である。35~44歳を指すらしい。
いくら色々な経緯や理由があっても、公の場。。。例えば身近な所で職場に行くのに
すっぴんという訳にはいかない年齢となった。
(それでも、あまりに症状が激化している場合はやむなくすっぴんで行くが)
涼しくなってきた事だし、そろそろ仕事でも。。。と考えている身としては
トラブルを起こさずに使えるコスメを何としても入手したいところだ。

そこで、以前から気になっていた「ミネラルファンデ」を試してみようと思い立った。
通常のファンデに比べて肌に負担が少なく、石鹸で落ちるのでクレンジングによる
ダメージも無いと聞く。
更につけたまま寝てしまっても平気と言うではないか。
肌の弱い者にとっては「理想のファンデ」である。

最近は国内で入手可能な商品が増え、選択肢もだいぶ広がったようだ。
しかし、品質に関しては均一ではないので注意が必要だ。
中には成分がミネラル100%でないのに「ミネラルファンデ」という触れ込みで
売り出している物もあるし、カバー力アップの為に刺激物となりうる成分が
配合されている場合もあるからだ。

色々調べて、初MMUは「オンリーミネラル」の物を購入してみた。

   
  
  ブラシも付いたセットがお得。

今回選んだのは、

・ファンデ
・ブラッシュ
・リップ(バーム&ミネラル)
・ファンデ用ブラッシュ用ブラシ各一本
・ポーチ

のセット。
色黒なのでファンデはオークル、ブラッシュはオレンジ系を選択。

使ってみた感想は、とにかくブラシが秀逸!
携帯に便利なキャップ付きのタイプなのだが、
しっかりボリュームがあってすごく肌に優しいのだ。
強く押し付けてもチクチクなんてまるでしない。
もうその感触だけで「買って良かった!」と思う単純な私であった。

ファンデに関して、オンリーミネラルはナチュラルな仕上がりとの評判で
カバー力を求めるならば他社商品、とどのサイトにも書いてあったので
私の悩みポイントである「肌の赤み、毛穴」のカバーについては
正直あまり期待はしていなかった。
別途毛穴対策が必要だろうと覚悟をしていたのだが、

パウダー薄づきの癖に毛穴カバーすごいYO!

数回クルクルとブラシでつけたところ、毛穴消失。
これにはビックリ。

しかし、色味カバー効果はあまり感じられなかった。
顔の赤みやクマなんかに対してはやはりコンシーラが必要だと感じた。
MMUではコンシーラもパウダーみたいなのだが、本当に隠れるのだろうか。
私のクマは黒い頑固者なので、ちょっとやそっとじゃ隠れてくれないのだ。
少なくとも、スティックやリキッドで満足に隠せた試しは今までで皆無だ。
既に隠そうという気も失せている感があるが、もし効果があるなら試してみたい。

そして下地だが、
大抵「化粧水をつけてある程度乾いたら」ファンデをつけると書かれている。
粉なので、ベタベタした表面ではダマになるという事だろう。
今日試した際には、一応肌表面を均一にしようとノンカラーのお粉をはたき
その上からクルクルしたのだが、それが良くなかったのかかなり乾燥気味。
次回は素直に化粧水のみでつけた方がいいかもしれない。

仕上がりは透明感のある感じ。
「塗ってます!」という印象は無いが、肌は整えてあるなとわかるレベル。
時間が経つにつれて馴染むと聞いたので、つけたまま経過をみてみた。

一時間後に日の光で確認。

・塗り終わった直後は「白いかな?」と少々気になった肌色が
 馴染んで自然になっていた。

・かなりテカる方なのだが、艶はあるが皮脂浮きはなし。

・しかし時間が経つにつれ、隠れた筈の毛穴が少々目立つorz

・肌表面はサラサラだが乾燥した感じは無い。


嗚呼、やはり毛穴は手強かった。。。
毛穴よ、どうしてそんなに自己主張が激しいのだ。
さっきは消えたと思ったのに、とんだ糠喜びであった。
この点については、光で飛ばすタイプの粉を上からはたく等の対策が必要だ。
悲しい。

。。。とまあ、こんな具合であった。
「肌に優しい」と「カバー力」は両立し難いとわかってはいるが、
優しい一辺倒では困り者である。
そこら辺をどう折り合いをつけるか、が今後の課題となってきそうだ。
つけ心地は軽くてとてもいいし、確かに肌への負担も少なくて済みそうなので
しばらく継続して使ってみるつもりである。
今日はベースだけだったが、後日全体的にやってみてまた報告したい。

以上、ミネラルファンデ初使用の感想であった。




素敵なひと。

2011-03-04 14:47:58 | 女の舞台裏。
半年ぶりに友人と会った。

彼女は、三年くらい前にとある派遣先で同僚だった少し年上の女性だ。
住まいは近いけれど、互いの都合がなかなか合わない事もあり
半年に一回くらいのペースで会っているのだが、いつも変わらず素敵だ。
そして、流れの早い日々を送っているにも関わらず、
会わない期間が長くとも忘れずにいてくれている事を嬉しく思う。

彼女は育ちが良く上品で、決して人の事を悪し様に言ったりしない。
おっとりと優しい人だ。
そして何より私が貴重だと思う美点は、決して人と張り合わない所だ。

うまく説明するのが難しいが、
年齢を重ねるにつれて周囲に「普通に会話が出来ない人」が少しずつ増えている。
何というか、どんな事を聞いても自分の話に持っていくとか、
何を聞いても張り合って自分の自慢をしなくては気がすまないとか、
そういう類の人に遭遇する機会が徐々に増えつつある気がするのである。

そして、そういう類の人に限って、自分が羨ましがられないと不機嫌になったり
他人を貶めるような言動があったりして疲れてしまうのだ。

いくつになっても、本当に女性の友人関係は難しい。
幼い頃は、何を買ってもらったとか誰ちゃんと仲良くしないでとか
年頃になれば、顔やスタイル、付き合っている異性のスペックや経験についてとか
成人すれば、恋人がどうのいつ結婚するのか、相手のスペックがどうので競い
結婚したらしたで、旦那の収入、住まい、子供の有無や学校レベル、
年を取ったら孫の自慢、とキリが無い。
些細な事や余計なお世話で見下したり、優越感に浸ったり。

一人の人間として相手を尊重・尊敬する関係なんて、本当に作り難い。
アホじゃなかろうかと思う。
でも、自分だってそういう中にしっかり入っているのだ。
私自身、十分に俗っぽく下世話な事は、自分が一番よくわかっている。

しかし、たまに例外がいる。
そんな稀有な存在だと、私は前述の友人の事を思っているのである。

彼女は人と自分を比べたりしないし、尊敬と謙譲はあっても卑下はしない。
失礼のないようにさりげなく相手を持ち上げ、自然に謙遜する。
いつもにこやかで穏やか、滅多に怒らない。
彼女自身に自慢出来る要素はいくつもあっても、
決して相手の話に対して「私だって」と張り合ったりしない。
付き合っていると、まるで自分までが一段上に引き上げられたような
錯覚をさせてくれる人なのである。

彼女は長くイギリスで生活し、
またそちらで働いてもいたので英語力はバッチリなのに
なぜか誰でも出来るような単純な派遣仕事で出会った。
仕事にするほど英語に自信が無いのよ~とは彼女の談だ。

派遣ってすごいな、と思うのはそういう時だ。
不景気な昨今では、更にそういう傾向は強まっているのだろうが
時折ビックリするような高スキルな人がさりげなく混じっていたりする。
そういう事を考えると、迂闊な知ったかぶりなんかとても出来ないなと思う。
どこにどんな経歴の人が紛れているかわからない。
だからこそ、私も彼女と仲良くなれた訳だが。

そして、今日も彼女は品が良かった。
私は彼女に憧れるが、彼女のようにはなれない事もよく知っている。
人にはそれぞれ持って生まれたものがあり、
自分を抑えて慣れない事をしてみても決して長くは続かない。
彼女のいい所を見習いつつ、自分らしさと折り合いをつけていくしかない。

それにしても、うちの旦那もそうだが、人の悪口を言わないってすごいな。
昔は「そういう人は陰ですごいんだろう」と思っていたが、
旦那を見る限りそうでもなさそうだ。
どうも、元々人を悪く言うのが嫌い&出来るだけ人のいい所を見るのが
習慣になっているみたいである。

人生まだまだ先が長い(予定)だし、私も少しは近づけるように努力しよう
。。。と我が身を反省した今夜であった。