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続・床屋の穴掘り。

王様の秘密を知ってしまった床屋のように、時には穴を掘って思いっきり言いたいこともある。そんな日記。

またこの時期か。(2010)

2011-04-07 12:21:23 | 働く人々。
え~、散々いやんいやんとゴネて悪あがきをしていた私でしたが、
とうとう年貢の納め時、仕事が決まりました。

まあ、またいつまで続くかわかりませんけどね!(自嘲気味に
どうせ研修でしごき抜かれて泣きが入ったり、
長く続けたいな~と思った途端に派遣先企業の不祥事発覚やら何やらで
業務が無くなったりするんだ。
きっとそうなんだ。どこまでいってもニート主婦はニート主婦なんだ。
うわ~ん!!!
。。。と、何しろ久々の事なので、私自身も少々取り乱し気味。

確か昨年も今頃に仕事を始めて、数ヶ月で失職したんだった。
今回は親元がでかいので失職は無いだろうけど、妙に給料がいいので要注意だ。
このご時世、給料の高さや昇給をアッピールしている職場ほど胡散臭いものはなし。
人間関係が最悪とか、業務で泣きが入るとか何かありそうな雰囲気がプンプンする。

それはさておき、今回の仕事は自宅から近いのが魅力だ。
チャリンコだったら10分くらいで着いてしまうのではなかろうか。
近場バンザイ。
でも、旦那と散歩とか買い物とかしてる最中に知った顔に遭遇するかもしれない。
同期がご近所さんという可能性もあるだろう。
更に、ズル休みした日はスリルを味わいながら外出せねばならない。
そう考えるといい点ばかりでもないのかな?と思わなくも無いが、
朝のラッシュに乗らなくていいだけで素晴らしい。
最寄沿線のラッシュときたら、人が詰まり過ぎて駅についてもドアが開かない、
殺人レベルの混みようなのだ。
それだけでも、ストレスが少し減るというものだ。

そんなこんなで、来週明けから研修が始まる。
一ヶ月半くらいという話だったが、出来が良ければもっと早く実務に入れるそうだ。
数ヶ月の試用期間が終わったら、勤怠・業務達成度を考慮して昇給があるらしい。
自分のタイプ的に、あまりそういう事を意識し過ぎると追い詰められてしまうので
クビにならなきゃいいやレベルの気楽さで今回は臨もうと思う。
キャッチフレーズは「ビバ!スーダラ☆」だ。
年末年始の休みがすぐにあるし、肩の力を抜いて頑張ろう。
旦那の学費を稼ぐぞ!

ちなみに、例の泣き落としの担当ちゃんとはちゃんと話がついた。
出来るだけ傷つけないよう、でもしっかりと言いたい事が伝わるように
推敲に推敲を重ねたメールでこちらの意向を伝えたのだが、
私の気持ちや言いたい事はきちんと汲み取って貰えたようで良かった。
「大人気ない事をしてしまい、心苦しい思いを抱かせてしまってすみませんでした」
と謝罪付きの、先方へは断りを入れた旨のメールが届いた。
そのついでに、
「あ、そうそう他の案件があるんですけど、紹介させてもらっていいですか?!」
と別件の詳細が書いてあったのには、ちゃっかり具合が可愛いなと思ったのと
自分は気にしてませんよ!とアピールする心遣いかなとも感じたことだ。
とりあえず、イヤな別れとならずにホッとした。
担当ちゃんには、日を改めてしばらく仕事探しは中断する旨の連絡をする予定だ。

久々のフルタイムに体がついていけるか、そして家事との兼ね合いがうまくいくか等
心配な点はあるが、旦那にも協力してもらって頑張ってみようと思う。
レッツ勤労!




1/3減。

2011-02-21 12:41:41 | 働く人々。
週が明けたら、同期の人数が三分の二になってた。
「みんなで頑張ろうね!」
と言い合ってた、あの人もこの人も来なかった。

そして、今日の研修内容は今までで一番キツかった。
「新人を募っても、数ヵ月後に残っているのは三分の一にも満たない」
という噂は、どうやら真実らしい。
正直、挫けそう。

ちなみに、三十路の号令わからない子ちゃんも辞めたようだ。
「え~、結構楽しくない?」
と先週の金曜に大変がるみんなに言い放って余裕ぶっていたのにな~。
ああ、明日も研修か。
明日は何人減っているだろう。
辞めたいのは皆同じなんだから、仲良しが来なくなってしまったら
そりゃあ影響大だよね。

私もヤバいorz




心折れつつ。

2011-02-21 12:39:53 | 働く人々。
またもや怒涛の平日が終わった。

今週の研修内容がそれはもうハードで、心身の疲れもさることながら
自身の不出来による凹みとダメージが大きく、
昨日は心が折れそうであった。

しかし決して悪い事ばかりではなく、
厳しい研修を共有した事による連帯感の強まりなのか
同期の人々ととても仲良く気持ちの良い関係を築けていた事にも
気づいた昨日であった。

以前話題にした彼女は例外として、皆大人で明るくいい人達ばかりで
凹んだ私を励まし「共に頑張ろう」と言ってくれるのである。
そして、ノリの良い会話で大笑いして不安も凹みも吹き飛ばしてしまうのだ。
それまで私は、表面上は楽しく接していてもどこか無意識に
自分で壁を作っている面があったと思う。
だけど、そんな私をも周囲はきちんと「仲間」として認識してくれていたのだ
という事に気づいて、新鮮な驚きを感じたのである。
嗚呼ありがとう、同期メンバー。あんた達いい人だYO!

そんな同期の中に現在一歳のお嬢さんがいるお母さんがおり、
育児・家事とフルタイム研修の両立で疲労困憊だと思うのに
いつも笑顔で明るく頑張っているのだが、彼女が

「みんなで一緒に長く働きたいんです。
 一年経った時に、一緒にここまでこれたね!ってこのメンバーと言いたい。
 だから頑張ろうと思って」

と語っていたのを聞いて、
職場の人間関係に対しては意識してドライであろうと振舞っている私は
不意にとても感動してしまったのであった。

今まで仕事は自分だけの問題であり、
金銭を得る手段として割り切って考えるのが当たり前だと思ってやってきた。
周囲とも必要最低限の関わりで済ませたい、
仕事に支障が無いなら出来るだけ関わりたくないと思ってきたのだが、
そういう考え方もあるのか!と衝撃を受けたのである。
皆が凹む私を口々に励ましてくれたのも、そういう考えが根底にあるからなのか
。。。と合点がいき、これまでの態度を少々反省した。

もちろん、皆だって金銭を得る為という理由が大前提であるとは思うが
「それだけじゃ勿体無いしつまらない、どうせなら仲良く働きたい、
 共に助け合い励ましあって頑張りたい」
という考えが、とても前向きに感じられたのである。

あまりに色々キツくて、独りで落ち込み「もう辞めたい。。。」と
ネガティブになっていた私だったが、
皆の話を聞き笑顔を見て、柄にも無く
「私も頑張ろう!仲間と一緒に!」
なんて思っちゃったのである。何だか青春チックだ。
実際に既に辞めてしまった人も数人いるし、今後も増えるだろうと予想されている。
こうなったら、同期みんなで研修を乗り切り現場に出たい。
その為には自分もしっかりしなくちゃ、と気合が入った一日であった。

さて。何事にも例外はあるという事で、
以前話題にしたスイーツ(笑)な彼女は相変わらずである。

木曜日の帰りに「もう私マジで辞めようと思って~」と周囲に相談し
散々引止めや励ましを聞いた挙句に「でももう来ないから。。。」とアドレス交換をし
私にも終業時に「明日は来ないかも」と言って来たのだが
「そんな事言わずに、一緒に頑張ろうよ」
と無表情かつえらい棒読みで言って「じゃ!」と帰ってきてしまった。

そんな経緯があったのに、昨日はちゃんと出勤してきたので、
何となく微妙~な気持ちになったのはここだけの秘密である。
木曜日と同様に一日中「もうマジ辞める~」と言い回っていたが、
さすがに二日目は誰も本気で相談に乗ってくれないようでスルーされていた。

昨日彼女は出席番号で号令係になったのだが、
毎日かけられている「号令」を聞いていなかったのか
自分が何を言ったらいいかがわからずに隣近所をキョロキョロし
一向に号令をかけない。
講師にイライラと「号令お願いします」と促されて
「ねえ、何言えばいいの?」と問うた隣席の人に「まずは起立、だよ」と教えられ

「起立、号令!」

と叫び、周囲の失笑をかっていた。
本気で「起立、礼、着席」の一連の流れがわからなかったらしいのである。
そういう当然知っていなくてはおかしい普通の事をあまりに知らないので、
今では「彼女は特殊な人なのかもしれない」と思うようにしている。
今までよく仕事が勤まってきたものだ。

怒涛の自分語りに関しては、席替えがあったので晴れて逃れる事が出来た。
最後の方には

「うちは癌になる家族が多いんだけど、絶対に病院に行かないの。
 お父さんが西洋医学を信用していなくって、すっごく良く効く薬を探してくるから
 それを飲んでれば大丈夫なの~☆」


と、何やら恐ろしい事を言い出していたので本当に良かった。
実際に彼女の祖母がその薬で癌発見後も長生きしている!との事なのだが、
よく聞いてみたら治療薬ではなく強烈な痛み止めのようなのだ。
彼女の父親は医者や薬を扱う資格のある者ではなく、一介の商店経営者である。
そんな人が、なぜそんな物を入手出来るのだろうか。
更に、西洋医学を信用せず医者に行かないのに、なぜ癌だとわかったのだろうか。
色々考えると薄ら怖いので、出来るだけ速やかに逃げようと決意した矢先の
席替えであったので「講師グッジョブ!」と心中で思った事であった。
しかも、なぜ私だけにしかそういう話をしないのだ。
ロックオンされつつあったのか?
何か独自の神様を信じてるとか、ヤバい繋がりがありそうで怖いので
今後はサシでは話をしないようにしよう。 

そんなこんなで、今日は待ちに待った休日である。
やりたい事もやらねばならない事も沢山あり過ぎて、時間が全然足りない気がされる。
充実しているという点では、仕事を始めて良かったのかもしれない。
週末は出来るだけ色々こなしたいと思う。
皆様も楽しい週末をお過ごしください。では。




さすがに付き合いきれない。

2011-02-21 12:36:08 | 働く人々。
週末に、研修を共に受けている同期女性についてアレコレ書いた。

顔を合わせるのもあと僅かだし、
ここまで耐えたのだから最後まで「いい人」チックに頑張ろう。。。
と決意を新たにした矢先、
ばっちり週明けよりかなり香ばしい言動でグッタリきたのでここでぼやく。

とかく彼女は自分の話しかしないし、
どんな話題も他人の話の腰を折ってでも自分の話へ持っていこうとするので
昼休みなど何人もの女性が集っている場所では徐々に相手にされなくなりつつある。

そんな時彼女は、わざとらしくiPodを所在なさげに眺めたり
辛抱たまらなくなると
「私!コンビニ行って来る!」
と話の腰を折って急に立ち上がって、
(あ、話題に入れなくてつまらないんだわ、気を使ってあげなくちゃ!)
とみんなが内心思ってくれるのを待つかのような素振りをするのだが、
そこは成人女性の集まりなので
「あ、行ってらっしゃ~い」
と軽く流されて皆は話題に戻ってしまい、そんな事って。。。と
信じられない風でとぼとぼ退場したりしている。

きっと親の甘やかし過ぎが原因なのだろうが、
彼女は周囲の人が何を差し置いても自分を中心かつ一番に扱ってくれて
当然と考えているフシがあるのだ。
幼稚園くらいの女の子なら可愛いかもしれないが、
三十路を迎えた女性がそれではお世辞にも可愛いとは言えない。。。と思う。

そういうフラストレーションが溜まっているのか、
研修室に戻って私が隣に座ると怒涛の自分語りがスタートするのである。
止めても止まらないので適当に相槌を打って流しているのだが、
時折その話の底の浅さに心底感心する。

今日は彼女の地元である神奈川県の話を延々としていたのだが、
鎌倉がいかに素敵か語るので知っている店や場所の話をしてみても
全くわからないのだ。
銭洗い弁天の話をした時も
「あ!その場所聞いた事ある!へー、お金を洗うんだ~!」
と私に教えられて感心している始末。
しかも、鎌倉の大仏の事を
「ほら何だっけ、あのお地蔵さんみたいなの!」
と嬉々として言っている。

聞いていて、脱力を通り越して珍しい物を見る目で見てしまった。
自分から地元の話を振ってきたのにそりゃねえよ。
例えば、大仏という単語が出てこない奈良県民がいるだろうか。
大仏は一応鎌倉のシンボルとされているらしいのに。
それ以外にもあまりに話が通じないのでいぶかしく思っていると、
「実は鎌倉には遠足を含め数回しか行った事が無い」
という驚愕の事実が判明した。
道理で話が通じない訳だ。
「神奈川県は~」といかにも地元を語るぞ!という口ぶりだったので
すっかり騙された。
とにかく、万事がこの調子なので疲れるのだ。

フランス語が喋れるの~☆と言うので、凄いね~と言えば
「こんにちは。お元気ですか?」
という恐らく教科書のしょっぱなに出てくるであろう片言を自慢げに披露し
それ以外喋れない事がわかり周囲がズコー状態に陥ったり、
何と言うか、まともに聞くのがバカらしくなってくるのだ。

これがギャグで言っているのなら、芸人気質の人なのかな~でまだ済むが、
本人は至って真面目、というか
「ね、こんな事言う私って可愛いでしょ?」
というのがプンプンして('A`)ウヘァである。

そんな彼女は、今日も私相手にブイブイとジャイアンリサイタル並の
迷惑強制トークをぶちかましていた。
しかし、今日は反論するぞ!と決めていた私。

まず、
「私って、味噌汁も作れないの~☆」という「何も出来ない子ちゃんな私☆ミヤハ」
なジャブを
「あ~、それ結婚する前に頑張ってどうにかした方がいいよ。
 嫁のメシがまずくて揉めてるとこ結構あるから」
と黙らせ、
それに反論したいのか「でもでも!お料理の本見ればおいしく作れるもん!」
というとんがり口&ふくれっ面付きのさとう珠緒風アピールを
「結婚したら、お風呂入ったりトイレ行ったりするのと同じように
 毎日ご飯作る事になるんだよ?
 たま~に時間と材料費たくさんかけて上手に出来た☆じゃ済まないよ?」
と撃墜。
「え~、じゃあご飯作れる男の人がいい~!」
という甘ったれ駄々っ子ゼリフを
「何、旦那さん残業とかで仕事で疲れて帰ってきて、
 腹空かせて待ってるあなたの食事作るの?毎日?それって大変だよ~!」
とバッサリ切り捨ててみた。

更に、「私、喋ると沖縄弁が混ざっちゃうの~」と言うので
身内に出身の方がいるのかな?と思えば、友達と一時期沖縄にハマって
何でも語尾に「さ~」をつけて話していただけだったと語るアホっぷり。あ、言っちゃった。
それに対しては、「私のお姑さん、沖縄出身なんだよね」で黙った。

念の為書き添えておくが、彼女は三十歳の成人女性である。

人の事なのでどうでもいいが、
彼女のご両親はこの「いい年していつまでも可愛い女の子ちゃん」な
自立してない何も出来ない子ちゃんをどうするつもりなのか。
実家から出た事が無く、彼氏に料理も一度も作った事が無く、
ちょっとおつむがゆるくて子供っぽくてワガママ。
十代の若い女の子ならば「俺色に染めてやる」と考える男もいるだろうが、
もういい大人だよ。どうすんだコレ。
親だっていつまでも生きてる訳じゃないし、
こうしている間にもどんどん月日は流れて年もくっていくのに。
まあ、彼女の将来なんてどうでもいいし考える筋合いも無いからいいとして、
とりあえず日々の迷惑を何とかしてくれ。

。。。と、ここまで書いてふと思ったのだが、
彼女の言動ってまんま「男に可愛いと思われそうな言動」じゃないか?
それこそ、若い頃なら「可愛いなあ」と言われたかもしれないセリフ集、みたいな。
そう考えると何やら痛々しいし、同性にやっても全く無意味だと思う。

そんなこんなで、今日は大変疲れたのである。
あとちょっとだから耐えようと思ったけど、さすがに付き合っていられない。
明日からも、今日のようにガンガン言い返していこう!と誓う私であった。




ここいらでいっちょ、なアレコレなど。(長文・ぼやきと愚痴)

2011-02-18 10:46:21 | 働く人々。
またもや、怒涛の一週間が終わった。

正確には土日が残っているので終わってはいないのだけれど、
月~本日までの研修で真っ白に燃え尽きてしまった感があるので
私の中でもう一週間は終わりなのである。

さて、研修の首尾を一言で言うと

「無理。」

である。

こんなにいっぺんに詰め込まれても理解出来NEEEE!!
もちろん覚えられNEEEE!!
しかも超絶ハイペースだし、講義中一瞬でも気を抜いたらついていけない
猛ダッシュかつハードボイルドな授業なのである。
つ、疲れた。。。

そんな具合なので欠勤はおろか「遅刻するだけでヤバい」と
講師にきつーく言い渡されている私達研修組であったが、
とうとう体調を崩してしまった仲間が出てしまった。
講義の節目節目に「これを受けないと実務を任せられない=クビ」な
テストがいくつかあるのだが、具合の悪い仲間がちゃんと受けられるか心配だ。

私はと言えば、今回は珍しく体調を管理出来ている。
いつも複数名と同じ部屋で長時間過ごす研修に参加すると
空気の悪さか誰かの持ち込んだウイルスだかにやられて一回は体調を崩すのだが
今の所は無遅刻・無欠勤で頑張っている。
週半ばでちょっと風邪をひきそうな気配があったが、
早めの風邪薬とキウイのバカ食いと爆睡で乗り切った。

決して嫌いな訳ではないけれど、あまり果物は食べる方ではない私なのだが
風邪をぶっ飛ばせ!とばかりにキウイを貪り食っていたら
翌日肌がつるっつるでビックリした。
思い当たる節がそれしか無かった事もあり「まさかキウイが。。。?」
と半信半疑でいたのだが、その日もむしむしキウイを貪り食ってみたら
翌朝もまた明らかにつるっつるだったので、キウイの力だと確信するに至った次第である。

頭では理解していたが、本当にビタミンは肌にいいのだ。
都市伝説みたいなものかと舐めていた。

キウイ。。。恐ろしい子!(白眼

そんな経緯もあり、今後はもっとビタミンとかコラーゲンとか
肌にいいとされているものも摂取していこう!と今更決意する36歳女であった。

。。。などとグダグダ無駄話を展開したところで、
やはりこれが無いと我がブログではないだろうという事で
今回の研修にまつわるぼやきを披露しようと思う。
「執念深さと愚痴なら誰にも負けない」
と自他共に認められているボヤキスト第一人者の私がぼやかずにどうする。
そんなこんなで、では早速。

自席の近くにいる三十路女性がそこはかとなくクセのある人で、
一応大人の対応をしてはいるが、日々ゲンナリしているのである。
どうゲンナリなのか。
まあ一言で言えば「ウザー」なタイプなのである。

私の勝手な下司観察では、彼女は

・両親から溺愛もしくは甘やかされまくって育った娘
・小学生くらいから対人スキルが向上していない
・自分が中心で無いと不満なワガママちゃん

な人物に見受けられる。
共に過ごした半月を通しての印象としては
「ちょっとおつむの回転が緩く、依存体質で自己評価が妙に高いお姫様」
といった態だ。

彼女と初めて会話した際、ほぼ初対面の私に対して彼女はいきなり

「私ぃ~、すっごい太りたいんですよお~」

と話しかけてきた。
どこ住んでるのでも前職は何をでもなく、いきなりそれである。
唐突さもさる事ながら、私にそれを言う空気の読めなさと言うか
遠慮の無い無邪気さに一瞬ぽかーんとしてしまった。

というのも、恥ずかしながら私は「痩せている・普通・太っている」の
選択肢があったら10人中10人が「太っている」に丸をつける体型だからだ。
初対面の、明らかに体型を気にしてそうな人間に第一声でいきなり言うか?そういう事を。
と面食らったのである。

彼女が言うには、
「私は食べる事があまり好きではないので放っておくとすぐに痩せてしまう。
 痩せる方法はいくつもあるが、太るには食べるしか無いから苦痛だ。
 常にたくさん太れる食べ物を探しているのだ」
との事だった。
それを、松本伊代を甘ったる~くしたような声で語尾を伸ばしつつ語るのだ。
ふぅ~。。。もうね、

ケンカ売ってんのか、ゴルァ!!(くわっ

「そんな事無いよ~、痩せてるよ~」
と言われるの目当ての、わざとらしい痩せの「太った報告」はままあるが
面と向かってストレートに「太りたい」と言われたのは初めてだ。
しかし、正直言って本人申告ほど痩せているのかは疑問。。。というか
デヴの僻みで言わせてもらえるなら「上半身がハンパ無く貧弱」
なのではないのかと彼女の場合は思うのだ。
顔が面長で骨ばっているのと貧乳が痩せ過ぎを演出してはいるが、
下腹は「便秘何日目?」と聞きたいレベルだし下半身は人並みだ。

見た目は、話をするまで「四十代手前か超えてるくらい」と思っていた。
肌の質感が不摂生による衰え方によく似た感じだったのと、
カラーリングを長期間放置した風の色合いのパサパサな髪の毛からの印象である。
しかし彼女は自己評価が高いようで、周囲に
「私ぃ~、こう見えてもう三十になったの~。見えないって言われるけどお~」
と放言して、周囲が盛大に「うん、見えないね~」と社交辞令を吐くと
満足げに頷いていた。
きっと両親が「お前は世界一可愛い」といい年こいても言い続けて育てたのだろう。
自分が周囲と同様に年相応(もしくは見る人間によってはそれ以上)である事を
考えた事もないという態度である。

そんな彼女は、みんなで楽しく話していても強引に自分の事に話を持っていく。
それでも話が面白ければあまり気にならないが、オチが無い。
耐えられない程ではないが、決して面白くない。
しかも自分の事ばっかりだ。
みんなが別の話題で盛り上がっていると、つまらなそうに黙り込み
決して話に加わらない。
自分の仲のいい人が誰かと話していると割り込んで自分の話をしだす。
要は子供っぽいのである。

そういう人はあまり好きではない上に、第一印象が悪過ぎて好感を持てないのだ。
デヴの恨みは怖いんだぞ!好きで太った訳じゃないしナー!

彼女が私よりも細いのは事実だし、確かに僻みなのは認めるが、
何か患っているならともかく仕事上の付き合いに自分の体型の報告なんて
いらないと思うのだ。
彼女が太りたいと悩んでいる事なんて仕事には全く関係ないばかりか
私にとっては世界一どうでもいい情報を無理矢理教え込まれて迷惑である。
ただでさえ覚える事が多いのに、その分の脳の容量を返せ!と言いたくなる。

私のデヴは、生まれながらの臓器の欠陥や婦人系の患いが影響している部分があり
(現在の体型になったのはここ三年ほど)以前は私だって人並みの体型だったのだ。
太り過ぎによる不健康には留意しなくてはならないのは勿論だが、
今の自分も私は好きだ。
だから必要以上に卑下したりしたくはないが、それだって傷つく事はある。
一応女だから、出来れば細くなりたいに決まってる。
相手がどう感じるかをまるきり無視で、自分の優越感を満たす為だけに
そういうくだらない事を言ってくるから腹が立つのだ。

っつ~か、アンタより細い人なんていっぱいいますから!
実際、社内にスーパーモデルか?!と思うような、
どこに内臓収まってんだ系の長身スレンダー女性がいるので
件の彼女が痩せ過ぎというのに違和感があるのだ。
長身スレンダーちゃんに比べたら十分立派だよ。腹も二段だし。

それを悪気が無いようにさりげなく言ってやる事も出来るが、
そうした所でいい事がある訳でも無いし、ここで愚痴るに留めておく。
ああ塩梅悪い。

ここまででだいぶ悪く言ったが、彼女の件で一番困ってるのは
「私の勉強の邪魔をする」点だ。
学習量が多いので、講義の合間に自習時間が設けられており
自身で復習したり疑問点を各自質問したりする大事な時間なのだが
私がおさらいをして疑問点を質問しにいこうと見直しをしていたりすると
「ごめ~ん、寝てて聞いてなかったからここ教えて☆」
と来るのである。

その理由だけでうへぁと思うが、それ以前に私だって先ほど聞いたばかりの内容で
しかも理解が十分ではないから質問しに行こうとしている所なのに
わからない者同士で教えあうなんて無意味な事をしたがる気が知れない。
正直に講師に理由を話して教えてもらえYO!
と内心は思いつつ、
全部「あ、私もそれわかんない。役に立てなくてごめんね~」と言っていたが
それでも聞いてくるガッツは賞賛に値すると密かに思っている。
学習しないのかめげないのか、よくわからない人である。

そんなこんなで微妙にストレスを感じつつも、
いい人や楽しい人もたくさんいるので何とか頑張れている。
自分の実力を偽っても仕方ないし損なので、
勇気を持ってわからない事はわからないと言い貪欲に学びたいと思う。

それはさておき。
最後まで読んでくれた方、あなたはネ申のような素晴らしい方ですね。
あなたにいい事が訪れますように。
と感謝の意を示しつつ、十分愚痴って気が済んだので本日はこの辺で。




休日こまねずみ。(のたのたな日記)

2011-02-18 10:45:32 | 働く人々。
新しい仕事の研修が始まってから、初めての週末。

いつもは「地上に降りたナマケモノ」状態な私であるが、
昨日・今日はまるでナマケモノがこまねずみになったかのように
頑張って家事に取り組んだ。

今日も今日とて常備菜作りと衣服の整理と洗濯に励み、
まだ午後に入ったばかりなのにもうグッタリである。

今まで我が家には(そして私と旦那の実家にも)「常備菜」という概念が
無かったのであるが、フルタイムの研修が終わるまでの間は
取り入れていった方が色々と楽だろうと考え、今回初めて用意してみた。

とは言え、何しろ「メシは作りたて以外認めん!」的な家庭に育った娘。
何を作ったらいいのか・どういうものが適しているのか
いまいちわかっておらず、とりあえずご飯の友になりそうな物をと

・キュウリの甘酢漬け
・そぼろと大根の煮物

の二点を作ってみた。

甘酢漬けは、最近我が家のちょっとしたブームで
かつて調理の仕事をしていた際に店で出していた物を
私らしく手抜き風にアレンジしたものだ。
作る際に、久しぶりにキュウリの蛇腹切りにチャレンジしたところ
勘が鈍ってしまっていて悲しい思いをしたのはここだけの秘密である。

そしてそぼろと大根の煮物は、
拍子木切りにした大根と挽き肉を甘めに煮てとろみをつけてみた。
温めなくてもそれなりに食べられるし、白ご飯にも酒のつまみにもなる筈だ。

夕飯のおかずも並行して作り、この後は明日の朝食用に鶏のシチューを仕込む予定。
我が家は好みの問題で鶏と言えば胸肉が主なのだが、
こと煮物に関しては火の入れ過ぎを考えて出来たてを食べる以外は
ももを使う事になってしまう。
でも今回は「胸肉を柔らかく煮る裏ワザ」なるものを知ったので
半信半疑ではあるが、ちょっと試してみるつもりなのだ。
出来たて・翌日と食感を検証予定。楽しみである。


さて。そんな感じで珍しく主婦っぽい振る舞いの私であるが、
明日は座学のテストがあるので、ちょっとばかりブルーな心持ちなのである。
そこで合格点を取らないと、次の段階に進めないのである。
陽気の良さに負けて午後の授業でうとうとしていた身としては
何となくイヤな汗が出てこようというものだ。

金曜の終業後も残って勉強をする人達を尻目にさっさと帰ってきてしまったし
(旦那がご飯をごちそうしてくれる事になっていたのだ)
明日は早めに行って自習すべきか。
いやいや、今の正直な実力で勝負しないと意味が無いのでは?
と色々悩ましい所ではあるが、恐らく面倒なのでいつも通り出勤するんだろうな。
どうも今回はやる気が薄くていけない。

しかし、以前も少し書いたが私の中で何かが変わったのか
これまでのように思い詰め過ぎて体調を崩すとか
「勉強しなくちゃ!」と信じられないくらい早く出勤して頑張るとか
そういう気に全くならないのである。
「なるようになる」というか、もしダメならばそれが現在の実力なのだから
補習を受けるなり再テストで合格を目指すなりすればいいや
。。。と思ってしまうのだ。

この変化がいいのか悪いのかは自分ではわからないが、
とても気が楽なのは確かだ。
それで、今日みたいにのびのび料理なんかをしている訳である。
自分はかなり頑ななタイプだと思っていたが、
いつどんなきっかけで変わるかわからないものだ。
人はいくつになっても変われるんだなあと素直に感心する。
その考えは、晴れた青い空のようにとても自由でのびのびした気持ちに
私をさせてくれる。いいもんだ。

色々とりとめなく綴っている内に、
漬け込んでおいた鶏胸がいい塩梅みたいなので
そろそろシチュー作りに取り掛かるとしよう。
こんな休日もなかなかに悪くない、なんて考える今日この頃である。




ハードライフ、ハードライフ、おおハードハードハード。

2011-02-18 10:44:40 | 働く人々。
今週は、通常が地上のナマケモノペースな私には
なかなかにハードな一週間であった。

月曜日から始まった新しい仕事の研修が、
予想を遥かに超えたハードぶりだったのである。
とにかく学習量がハンパない。
テキストだけで分厚いのが数冊あり、
今月かけて終わらせるのかと思っていた一冊が
今週で終わってしまったのには驚愕したしかなりビビった。
かなりのハイペースな詰め込みだ。

しかし、一緒に研修を受けている人々がとても熱心で
納得いくまで講師を質問攻めにするし、休憩時間にも予習や復習をしたりと
それぞれのペースと理解度に応じて学んでいるので
とてもやりやすい空気なのが救いだ。

短大新卒で就職出来なかった人などもいるのだが、
若いのに仕事に対しての姿勢がしっかりしていて
まつ毛は昔とは比べ物にならないくらいバサバサだが
明らかに私が同じ年だった頃より社会人としてまともだ。
学生の頃から不況を肌で感じてきた凄みがある。

それに比べて、いわゆるアラフォーと呼ばれる世代の人々は
私語が多くあまり熱心ではない。

そのような面子の中に業界経験者がいるらしく、
いつも「お前は講師かい!」とツッコみたくなるような上からな物言いで
あれこれ講釈を垂れている。
別にシロウトのごたくなど聞きたくも無いのだが、
私のすぐ後ろの席なので、イヤでも聞こえてしまうのである。
他の人よりも優位な立ち位置にいるのが得意でたまらないようなのだが、
ちょっと聞きづらいものがある。
同業の経験があると言っても、今回の業務は経験が無いのだから
イチから学ぶという謙虚さがあってもいいのにと思うが、
私とて他人に構っている余裕は無いので必要以上に気にしないようにしている。

思い返してみれば、過去に私も経験業種の研修で「こんな事知ってるよ」
と思った事が少なからずあった。
いざ逆の立場に回ってみて、そういう場では謙虚にしている方が見よいなあ
。。。と自分を振り返って反省したりもし、人のふり見て~と肝に銘じた事である。

さて、今まで私は座学研修などは割とサクサクいける方だったのだが、
今回はかなり苦戦している。
どうも集中力が長続きしない感じがするのだ。
そして猛烈に疲れる。
この先の事を考えると正直不安になるのであるが、前向きに頑張りたいと思う。

それ以外の今週の変化。

・とうとう弥七が押入れを開けるようになった。
・明け方ふと目を覚ますと、
 寝る時はいなかった弥七のモフ腹に顔を突っ込んで寝ている。

以上。
明日・明後日は休みなので、溜まった家事に勤しみたいと思う。
ああ眠い。




明日から研修開始。

2011-02-18 10:43:20 | 働く人々。
いよいよ明日から、新しい仕事の研修が始まる。

今までは、大体こういう時は緊張し過ぎてどうしようもなかったり
不安が高じて眠れなくなったりした物だけど、
珍しく今回は少しわくわくしている。
これは本当に稀な事だ。

ずっと自分の思い詰め過ぎる性格が嫌いで、
時にはそれが体調にまで影響を及ぼしたりしてつらい時もあった。
そういう面も自分なのだからと思ってはいても、
ネガティブな面と付き合っていくのは正直疲れるものだった。

でも最近は何かが違うのだ。
長らく背負っていた重たい荷物を降ろした感じ。
あまりに長く背負っていた為に、重さすら麻痺して感じなくなっていた
大きい荷物を降ろした感じがするのだ。
我ながらとても不思議である。

思い当たる事があるとすれば、やっぱり弥七が我が家に来てくれた事だろう。
迎え入れたあの日以来、毎日がとても楽しくて心から癒されているのを感じるのだ。
旦那が出勤した後も寂しく無いし、一緒に眠ってくれると安心して熟睡出来る。
何とも無いように思っていたが、自分で思うよりもずっと一人っきりの夜が
こたえていたのだなあと気がついた。
呼べば答えてくれる存在がいるって、心強い物だなあと。


   膝の上にて。


そんな訳で、ありがたい事に今は特に緊張もせずに済んでいる。
相変わらず旦那はとても心配していたが、
常に自分を追い詰めるくらい湧いてくる悪い想像も私を苦しめないし、
健全な精神状態ってこんな感じかな?と思う。
本当に、本当にありがたい事だ。
明日は自然体で頑張ってこよう。


そんな今日は、初めて弥七のツメを切ってみた。
中には凄く嫌がって切らせてくれないタイプもいるので、
どうなんだろう。。。と恐る恐る弥七を膝に乗せ爪切りを構えたところ
驚いた事に自分からウニューッとツメを出して協力してくれ、
スムーズに前後足のツメを切る事が出来た。
さすが飼い猫経験者。スキルが高い。←親バカ。
ぜひこの調子で、獣医通いとシャンプーも大らかに受け入れて欲しいものである。

明日から一ヶ月強フルタイム稼動となる私だが、
以前とは違って帰宅すると旦那がおり、共に夕食をとれる。
それがとても嬉しい。
こんな事、同棲時代から考えても初めてだ。
食材の買出しもしておくよと旦那が申し出てくれたので、
私の負担も軽くなりそうだ。

ああ、順調過ぎて何だか怖い。
今まで色々な事がうまくいった事って無かったから。
何も問題が無くて平穏な時が無かったから。
人によっては「幸せを感じるハードルが低過ぎる」と思われてしまうかもしれないけど、
私にとっては今がこれまでのどの時よりも順調なのだ。
ついいつものクセで「どこかに落とし穴があるんじゃないか」と
怯えてしまう。
幸せを恐れる人に幸せは掴めないというのに。

もしかしたら弥七は、福を運ぶにゃんこだったのかもしれないな~。
さすがクロネコ。旦那の競合他社。いい仕事するぜ。
これまで以上に大切にしていこう!と思う今夜の私なのであった。明日から頑張るぞ!




打算と焦りとの闘い。

2011-01-14 06:45:14 | 働く人々。

今月も第二週に入り、
そろそろめぼしい求人が出始めてきた今日この頃。



それにしても、最近の派遣仕事というのは「フットワークの軽さ」
が求められると言うか、すぐに動ける人対象の求人が多い気がされる。


数年前までは、求人が出て応募→採用決定となっても
実際に就業が始まるのはひと月先だったりして、
すぐに働きたい場合はもどかしい思いをする事が多々あったのだが、
現在職探しをしていて目に付くのは、就業開始日が求人が出た翌週だったり
即日可と謳っていたりとスピーディな求人だ。



退職が決定している身としては、一日も早く後釜を見つけて安心したい。
しかし、ギリギリにならないと仕事が出て来ない。


その為、良さ気な求人を見つけても


「もう少し待てばもっといい求人が出てくるのではないか」


という欲が出てしまい、踏ん切りが付かず迷ってしまう。。。
というスケベ根性スパイラルが発生するのだ。


年度末が近づき求人が増えている昨今、
そのスパイラルにまんまとハマっているのが私である。



今月に入ってから、
派遣会社からの仕事紹介のメールや電話がぽつぽつと来はじめ、
現職場から紹介可能な求人の中にも目ぼしいものが見当たるようになってきた。
そうなってくると、どこで妥協するのかが大きな問題となる。


「ここで決めてしまって、後からもっといい条件の仕事が出てきたら」


後から出てきた好条件求人が、自分を採用してくれる保証は無くとも
どうしてもそういう打算が出てきて悩ましい。
選り好みをしている余裕なんて無い、と自覚しているにも関わらずだ。
とかく人の欲とは恐ろしい。



当初、希望条件として「朝開始の半ドン」を挙げていたのだが
元々の求人数がとても少ないので都合良くすぐに見つかるとは思えない。
そこで、仕事が増えている感のあるこの時期に



・フルタイム短期(一ヶ月程度)で働き、その後は半ドン仕事が見つかるまで専業


・週3程度で7~8時間勤務で働きながら、半ドン仕事を探す



のどちらかでいけないかと併せて探している。
フルタイムに関してはたとえ一ヶ月でも旦那は心配そうだが、
せっかく仕事がある時期に遊んでいられないのである。



さて、そんな感じで仕事中も求職活動の事ばかり考えている私に
「送別会を」と言ってくれた心優しい職場の上司であるが、
二人いる上司の予定がなかなか合わず、今月中は開催が難しいと
申し訳なさそうに伝えてきた。



酒も飲めないし、元々「送別」される程の期間働いていた訳でも無いので
「いいですよ~、私の為に予定を合わせて貰うのも申し訳無いですし」
と答えたところ


「うん、今月はダメだけど三月でいいかな?」


と言い出すではないか。


いやいやいや、その頃にはもう私辞めてるし。
っていうか、三月じゃ送別になってないし。
と婉曲にお断りをしたのだが、どうしてもやらないと気が済まない!
という気迫に負け、


「。。。じゃあ、送別とかそういうのはナシにして、
 『飲み会やるから、辞めちゃったけどおいでYO☆』
 という事でしたら、喜んで参加しますので」


と押し切られてしまった腰の弱い私であった。



私が辞める事については、休みの間にバブリンが広めて回ったとみえて
自分から言う前にみんなが知っていた。
そんな事だろうと思っていたので別に驚きもしなかったのだが、
三月の予定を聞いて私は驚愕した。


何と、スタッフ全員が9時~21時の通し勤務をしないとこなせない
レベルの業務量が予想されているというのである。
全員の中には、バブリンのような主婦や本業があり短時間しか働けない
制約のある人々も少なからず含まれている。


そんな多忙の中に送別という名目で皆を拘束し、
自分はさっさと逃げ出した癖にのこのこと
「おお、みんな元気~?送別ご苦労☆」
と顔を出せる自信が私には無い。
頼むから、送別会は無かった事として未来へ目を向けて欲しい。



とは言うものの、
上の業務に関する予想というのは、今回私を含めた新人が立て続けに
退職する羽目に陥った事でもわかるように全くアテにならない。
そんな斜め上の予測でスタッフを配置なんてした日には、
繁忙期どころか人員過多で閑散期になるのではないか?というのが
現場スタッフの見解である。



そこを持ってきて、
最近ある不祥事で企業自体がヤバい局面に立たされてしまったので
今後の業務量が更に減少する可能性だって大いにある。
もしかしたら私は、まさに沈みつつある船から逃げ出そうとしてるのでは?
と密かに胸を撫で下ろしたのはここだけの秘密である。



時に、かの「お母ちゃん」は退職する際に
上司へ言いたい事を思い切りぶちまけてスッキリした顔で
辞めていったそうだ。
私と今後の話をした際に、上司自らが苦々しい顔で教えてくれた。
その仲良しであるバブリンは、今やミスがあったら真っ先に疑われるという
華々しい存在へと進化している。
そしてさっさと退職する私、と主婦トリオの採用は会社にとって
あまりいい人選とは言えなかったようだ。
まあ、こちらとしても「こんな事になるなんて!見る目無かった!」
と憤慨しているのだからおあいこか。


そんなこんなで、
今月は悩ましい一ヶ月になりそうな気配の私なのであった。







ナイス我慢(自画自賛)。

2011-01-10 07:08:40 | 働く人々。
今日の勤務はバブルと同シフトであった。

二月末の退職が正式に受理され、皆に話してもいいと上司より言われたので
一応同日入社の研修仲間であるし、バブルには自分から知らせようと思い
今日は一緒に帰る事にしたのが間違いだった。。。かもしれない。

さて、同期入社したメンバーは私も含め皆ひとり立ちし、
基本的には自分の判断と裁量で仕事を進められるようになった。
色々と雑多なルールや注意点の多い業務なので、
入社後しばらくの間は全ての仕事を逐一チェックされていたのである。

厳しいチェックから開放された私達は、朝一番で貰った仕事全部に目を通し
自分のやりやすいように段取りをつけて仕事を進めていく。
例えば私などは短時間勤務なので、後に残る人への引継ぎも含めて
時間配分を考え、終業時間ぴったりに終えるのが通常である。

そんな同期の中で、バブルは何となく伸び悩んでいるようで
先月後半に「仕事が遅い」と注意されていたようだ。
そして今日、久々に一緒に仕事をしたのだが
やはり「段取りが悪い」等とちょっときつめに注意されていた。

席が近いのでその内容を聞くともなしに聞いていたのだが、
どうも元々の仕事をこなすスピードが遅いのに加え、
わからない事も含めて自分で抱えて「どうしようどうしよう」
とやっている時間が長いので、処理されない仕事がどんどん溜まり
引継ぎ間際でてんやわんやになってしまうらしい。

入社直後から彼女については経歴査証を疑っていた私だが、
今回の事であながち外れてもいないのではないかと思うに至った。
どう考えても経験者には思えないのである。
仕事について来れていない。

それは業務内容についてもだが、
例えば仕事のチェックを頼みやすいからと同期入社の仲間に頼むなど、
(きつく注意されるのが嫌なのだろう、しかしそれではチェックにならない)
社会人としてちょっとズレた所が多々見られる。


以前、お母ちゃんに冗談めかした口調で
「仕事したことあるの~?」
と聞かれて
「一応ありますう~!」
とむくれていたバブル。
私からも問いたい。
「本当にこの仕事をした事があるのか?」と。
そして、いい大人が職場で
「何々でえ~、何々だからあ~、何々なんです~みたいな?」
という話し方は止めた方がいいと思う。いい大人で母親なんだから。

とまあ、そんな調子で今日も注意をされたバブルと一緒に帰った訳である。
結果から言うと、バブルは私が話す事全てを頭から全否定し、
「アンタなんかに次の仕事なんて見つかる訳ないですから!」
という事を、遠まわしかつ言い方を変えて執拗に何度も言ってきたのである。


私:せっかく資格も取ったし、元々の希望だったから
  次は保険業界に行けたらいいな~と思っているんだけどね。

バ:え~、そういうのってえ~、私なんかはあ~、実務経験凄いとか?
  そういう人しか雇って貰えないと思っちゃう~。
  資格だけじゃダメっていうか~?
  資 格 だ け とっても採用されないと思ってた~。

私:。。。でも、中には研修期間に資格取得って所もあるよ?
  そういう職場なら資格ある場合は優遇して貰えたりするし、
  実際そういう求人出てたから打診して貰ったよ。
  
バ:そういうところはぁ~、初 心 者でもオッケーっていうかぁ~、
  大丈夫だと思うけど~。絶対少ないと思う~。


とまあ万事が上記のような感じで、いちいち全否定された訳である。

。。。イライライライラ


「お前みたいなボンクラに言われたかないんだYO!」


とよっぽど出かかったが、我慢した私グッジョブ。自画自賛。

もうわかってるのだ。
私やお母ちゃんに精一杯の見栄を張りつつも、本当は「生活の為」に働きに出た事も
経歴をサバ読んで入社したものの、仕事についていけず焦っているのも
次々に辞めていく同期に危機感を抱いている事も、
自分が不況についてかなり甘い捉え方をしていたのに遅まきながら気づき、
次に移りたくても使ってもらえる所があるのか本当は不安に思っている事も

みんなお見通しなんだYO!

。。。というのは言い過ぎだが、そう外れてもいないと思っている。
バブルは先日お母ちゃんとお茶したそうだが、

「もっと楽しい職場なんていっぱいあるわよ~。
 バブリン(仮名だが、本当にこんな感じのあだ名で呼んでいる)も
 さっさとあんな職場移っちゃいなさいよ~」

と言われたそうだ。
だからと言ってバブルを職場に紹介するつもりな訳でも
求職活動について何かアドバイスするつもりでもなく、
ただ「楽しく働いてるわ~、いい所に移れた私ってラッキー☆でしょ?」
という自慢をしただけだったようだ。
さすがのバブルもそれにはもにょもにょしたようで、
ちょっと微妙な表情で話していたのが印象的だった。

とにかく、バブルは私のやる事なす事全てが気に入らないようだ。
次を見つける前に辞めると言った事も、半ドンしかしないと言っている事も、
資格を持っている事がプラスになる仕事に行けたらいいなあという
希望を持っている事も、その他色々も。

ええ~、バブリンはこの仕事お小遣い稼ぎでしょお~?
辞めたいなら辞めればいいのにぃ~。
旦那さん、不況知らずの会社にお勤めなんだよね~?
だったらパートなんて出なくていいじゃ~ん。
お子さんまだ小さいんだし~。
服買うお金なら、旦那さんから貰っちゃいなYO☆


な~んて私は言わないと高をくくっているのかもしれないが、

それは大きな間違いだ。

今日上司から聞いたのだが、
何とありがたい事に私の送別会を催してくれるらしい。
これまで飲み会は一切不参加だった私だが、
さすがに今回は参加せねばなるまい。
無礼講な場で、ついポロッと本音が漏れてしまうかもしれないが
それくらい許容範囲内よね。
今まで聞かされたスタッフの悪口なぞが、
職場の皆さんの前でひょいッと出たとしても無礼講よね。
な~んて黒い事を考えつつ、帰り道を急いだ私であった。我慢にも限界がありましてよ☆




二転三転。

2011-01-10 07:03:57 | 働く人々。
先日持ちかけられたオイシイ話(次の仕事が決まったら、いつでも辞めていいよ♪)
を一応の結論として、一旦は終わったかに見えた契約更新問題。

やはりそんなうまい話は通らなかったと見えて、
今日になって女上司から以下のようなメールが来た。


「何度もごめんね!契約更新の件なんだけど、

 退職する場合は一ヶ月前に申告してもらうのがルールなんだけど

 それを踏まえて更新希望って事でいいのかしら?」


。。。ふふ、ふふふふふ。。。


「いいのかしら?」じゃNEEEEE!!(くわっ!


そんな事じゃないかとは思っていたが、
話がコロコロ変わり過ぎなんだYO!

自分の言った事覚えてます?
たった 二 日 前 のお話ですけど~?
まるで「以前からそう伝えてたけど、忘れてないよネ?」みたいな言い方するな!

私だって、常識的に考えて“さすがに虫が良すぎるかな?”
と思っていたのだし、普通に

「この間はああ言っちゃったんだけど、確認したらやっぱり決まりでダメみたい。
 期待させちゃってごめんネ!」

とでも言えばいいものを、
そして、別にそれに対して話が違う!とクレームを言うつもりなんて
こちらには全く無いにも関わらず、
何だそのしれっと無かった事にしよう的なセコい言い方は。

ああもう、こういう姑息さが嫌なんだ。
裏表ある性格も薄ら怖いが、こういうのが一番嫌だ。
しかも今回はメールでのやり取り上で出た話なのだし、
しっかり証拠が残っているのにこの体たらく。
もしこの先仕事上で何かあったら、
平気で自分の言動を翻してスタッフに責任をなすり付けそうだ。

もし私が本当にアテにしていたのなら、
女上司から貰ったメールを引用して送りつけてやる位のイヤミは
したかもしれないが、
半信半疑の部分もあった事と今日のメールで長居は無用かも。。。
と思った事もあり、


「先日は残ると言いましたが、一ヶ月前に退職申告というのは
 難しいかもしれません。
 ご迷惑をお掛けする事態になるのは避けたいので、
 更新はしないという事でお願いします」



と大人の対応を返した。

一応、仮にも顧客との折衝もする業務の管理職であるならば
「デメリットは先に言う」
くらい基本だろうに。
人間は一番最後に聞いた内容が最も印象に残る。
私は昔そう教わったんだけどな。
どっちにしろ、一番最後にデカいデメリット(しかも話が違う)が出てきて
話に乗る人はあまりいないと思うが。

考えてみれば、
個人面談の場で「二月末退職で」と言っていたのだから
当初の希望通りなのだ。特に悩む事も無いだろう。


さて。肝心の職探しだが、何だか求人の数が増えている気がされる。
今となってはもう完全に忘れていた登録済みの転職サイトや
派遣の求人サイト経由でスカウトが来たりし始めたし、
登録している派遣会社からのお仕事メールも増えてきた。
その中には希望条件にかなり近いものもあるのだが、
残念ながら二月上旬~中旬に研修開始の求人ばかりである。

以前の私であれば、
渡りに船とばかりに後ろ足で砂をかける事になっても
新しい仕事へ飛びついて行っただろうと思う。
しかし、不景気の洗礼をたっぷりと経験した今となっては
使ってもらえるかもわからない不確定な事の為に
確実な勤務をふいにしたくないし、
現在の職場からの紹介で転職する可能性も残しておきたい。
その為、決定済みのシフトをぶっちぎって辞めるのはためらわれるのだ。

また、今回の件で
「新しい職場で、もし同じような事が起こったら」
と思うと怖くて、少しでも就業の可能性がありそうな所とは
良好な関係を繋いでおきたいのだ。不景気怖ッ!
幸い、現在の職場での評価は(勤怠は別として)悪くは無いし
会社都合に近いので紹介も通りやすいだろう。
そういう保険は残しておきたいのである。

とは言え、そうそう都合よくいくとも思えない。
タイミングが合わなければ全てパーだ。
やっぱり現職場経由の方がいいのかな~。
求人はフルタイム勤務ばかりだし。半ドン狙いはつらいのだ。

そんなこんなで、二転三転した私の個人面談はようやく終わった。
結果的には当初の希望通りなのに、この疲労感は何だろう。。。
とりあえず、
「自分の発言に責任を持てる人間を目指そう」
と思った一件であった。




え~、本当かなあ。

2011-01-10 07:01:08 | 働く人々。
さて。食べる度に苦しみが襲ってくるシケた体の私宛に、
女上司から恒例のお見舞いメールが舞い込んできた
。。。と思いきや、
見舞いは前フリで、今朝した契約話の続きだった。
相変わらずやり方が老獪である。

あまり見る気も起きなかったのだが、
貰ったからには一応お礼の返信をしなくてはならないので
仕方なく見てみると、中にはこんな質問が。

「ところで、次のお仕事が決まる・決まらないに関わらず
 契約は二月末終了でいいのですか?
 こちらとしては、お仕事が決まるまでいてくれて構いませんよ♪

。。。え~?

それって、仕事が決まった時点で辞めていいよって事?
契約無視で、いたいだけいていいよって事?

社交辞令的なお礼の言葉と一緒に、上記の二点を質問として送ってみた。
返信。

「次が決まるまで、でもちろんOKですよ♪
 シフトに入っている分については、当然出て貰う事が望ましいですが
 仕方ない場合はあるものね!」

。。。ほう。
それだけ譲ってくるという事は、

・次なんてすぐに見つかる筈ないと確信しており、
 どうせ結果的には三月までいるだろうと思っている。

・二月末で退職する意思表明をしている者が続出。
 このままでは、三月の繁忙期がヤバい。
 その為、どんな形ででも人数を確保したい。


の内のどっちか、もしくは両方?

ああ、こんな風に勘繰ってしまう自分の根性の悪さが憎い。
素直に「得した!良かった!」と思っていた方が、
精神衛生上よろしいし人間的にも可愛げがあるし何よりも幸せである。

とは言え、私にとっては都合のいい申し出である。
契約に縛られず、次の仕事が見つかるまで慣れた職場にいる事が出来る。
最悪の場合、四月以降も現職場でゆるゆる働きながら
仕事探しを続けていく事も出来るかもしれない。

。。。だけど、何だか話がうま過ぎる気が。
何となく半信半疑ながらも、ちょっと気が楽になった感のある私であった。




電話で個人面談。

2011-01-10 07:00:26 | 働く人々。
「今日は休んだ方がいい」
と真顔で何度も止めにかかる旦那を振り切り、
私にしては珍しく(というか、雨どころか槍が降るレベルのレアさ)
頑張って出勤しようと家を出たものの、
駅付近まで来て吐き気&腹痛のWコンボ来襲にあっさり負けて、
涙ながらに自宅へ戻った今朝の私。

胃腸風邪の疑惑が渦巻く中、帰宅後は見事にトイレの住人に。
別れてもすぐに会いたくなるの。。。ラブ☆自宅のトイレ。

さて、そんな具合でまた職場へ当欠連絡。
いくらヒマで人が余っているとはいえ、さすがに連続当欠はまずいだろう。
人員削減の嵐が吹きすさぶ昨今、そろそろクビになるかも。。。
と覚悟して、腹を括って電話をかけた。

すると、
“今日は件の女上司が休みの筈だったのにしっかりいやがる”
というトラップにかかってしまう不運に見舞われる。
しかし今朝の彼女はご機嫌麗しく、
「上から下から、そりゃもう大変な状態ですよ」
と胃腸の不具合を説明した私の言葉に対し
「。。。それは切ないね」
とよくわからない返しをしてきた。
何じゃそりゃ。先日の露骨さはどうした。

妙に下手に出る態度なので何かといぶかしく思っていたら、
個人面談の結果を上に報告しなくてはならない期日が今日であり
終わっていないのは私だけなのだと切り出された。

「本日も欠勤なのであれば、今この電話で面談をしてしまいたい」

というのが本題であったようだ。
途中でトイレに行きたくならないかは少々心配であるが、
そりゃもう望むところである。
むしろ、その話題が出るのを待っていた。
そんな具合で、二人の間にゴングが鳴り響いたのであった。

まず、
「契約更新の事だけど、現時点では二月末までとなってるのね。
 三月以降も更新でいい?」

とさらっと何でもないように言ってくる女上司。
まるで何の問題もなく、とりあえず確認しとくか的なさりげなさである。
もし、周囲やお母ちゃんから噂を聞いていなかったら
「あ、はい。お願いします」
とつい言ってしまいそうになる言い方だ。
さすが女上司。やり方が老獪である。

それに対し、
「三月以降というお話ですが、
 実際のところ四月からの仕事はあるんですか?」

痛む腹と吐き気を抱えて切羽詰っている事もあり、
婉曲な言い回しが出来ない私が返答して面談開始。

話し合いの内容を要約すると、

・四月以降の予定は、正直なところまだわからない。確定するのは三月中。

・四月以降業務が継続したとして、出勤日数は現状維持。増える事はない。

・しかし仮に業務が継続しシフトを確保出来たとしても、
 恐らく仕事は今以上にヒマになるので、人によってはモチベーションが
 下がるのを嫌って辞めたいと思うかもしれない。
 
・もっと稼ぎたいというのであれば、他の仕事を紹介出来る可能性もある。
 また、Wワークをするのも自由である。

・こちらとしては、三月は忙しいのでいて欲しい。
 契約は三月から三ヶ月更新だが、三月末で退職としてやってもいい。


という事だが、恐らく一番言いたいのは

「繁忙期の三月までは使いたいが、四月以降はどうなるか保障は出来ない。
 副業探すのも別の仕事探すのも自由、手助けもしてやらなくもないが
 仕事が見つからなくても勿論責任は取れないけどNE!」


と言いたいのだろうな、というのは伝わってきた。
ぶっちゃけて言えば、
「会社に都合よく使って後はシラネ、自分で何とかしろや」
って事ですかね。

大体、三月末までいて欲しいなんて軽く言うが、
四月は新卒が入ってくる時期で企業も新人教育等に忙しく
派遣やパートの求人を出す所は少ない。
更に、就職出来なかった新卒者が派遣仕事に殺到するので
ますます競争率は上がるし、ましてや私くらいの年齢はとても不利である。
日本はまだまだ「新卒至上主義」な会社が多いのだ。
応募しても、他社競合どころか派遣会社の社内選考の時点で落ちる。
派遣やってりゃ、それ位はある程度予測がつく。

そこで、

「三月末までと言いますが、四月って求人少ないですよね?」
と問いかけてみると、
「うう~ん、確かにそうなんだけど~。。。」
と煮え切らない返事だ。
四月の求職活動が厳しいのは十分わかってて言ってるのだろうから、
返事に困るのも当然だ。

「ましてや、私のように“午前中四時間だけ”なんて特殊な希望条件では
 普段でも見つかりにくいのに、四月では尚更探すのは難しいと思うんですよ。
 
 副業として“週1~2日で午前中だけ入れる仕事”を
 そちらが探して下さるんでしたら、もちろん喜んで残りますけど」


と言ってみた所、女上司が完全に黙ったので自分の希望を伝えた。

・契約は二月末までとしてもらい、二月は普通に出勤する。

・二月中に自分でも次の仕事を探すので、そちらでも責任を持って探して欲しい。

・もし、先ほど言った条件に合致する副業を紹介してくれるならば
 三月以降も残ってもいい。


申し訳ないが、こちらも暇つぶしで働いている訳ではないので
会社の都合にばかり合わせていられない。
たとえ短時間のパートだとしても、
少しでも自分の都合に合う方へ行きたいと思うのは当然の権利だ。

女上司は、
「副業探しについては当たってみるので少し待って欲しい」
と言ってきた。

恐らく三月を待たずに辞めたいと言う人間が多いのだろう。
生活がかかっている場合、そんな不確定で無責任な話に納得するとは思えない。

そんな訳で、結論は一旦保留という形にされたが
実際は二月末で退職となるのではないかと思う。
他社で二月から始まる業務で目ぼしいのがあったので
応募してしまおうかとも思ったのだが、
現在の会社に次の職場を世話してもらうかもしれないとなると
あまり不義理な事をするのも。。。という気もされて断念した。

とりあえず猶予は一ヶ月あるので、その間にうまく決まればいいが。
旦那は「何かヤバそうだし、辞めちゃってもいいYO!」などと
のん気に言っているが、本当にそれでいいのか旦那よ。

そんなこんなで、
年が明けてもやっぱり仕事でてんやわんやの私である。oh!不景気!




風邪で欠勤。

2011-01-10 06:59:08 | 働く人々。
先日、風邪が原因で職場で発熱し早退したのであるが
熱は下がったものの胃腸に来ているようで具合が悪い。
胃が気持ち悪いし、腹の調子も芳しくない。

本日は出勤予定であったが、シフトを見たらてんこ盛りの出勤具合。
私に仕事が回ってくるのだろうか?と思われる人数だったので
休ませてもらう事にした。

そこで部署へ連絡を入れたのだが、留守電が解除されておらず
始業時間ギリギリまでかけ続けても繋がらない。
始業後すぐに朝礼とミーティングがあり、部署から人がいなくなるので
終わった頃にまたかけてみるか。。。と思っていたら、
始業時間ジャストに携帯に連絡がきた。
どうやら今日は朝礼その他は省略、もしくはすぐに終わったらしい。

出てみると、私と同年代の女上司からである。
挨拶もそこそこに、何回も連絡したが留守電で。。。と事情を説明したが、
始業時間を一秒でも過ぎた事に対して上司はキレており、
「はあ?他の内線にかければいいの知らないの?」
と取り付く島も無い。


いや、知らないッス。
入って間もないから欠勤連絡したの初めてだし、
始業時間までに留守電解除されてないって事自体も今まで無かったし、
毎回席が変わるので全席の内線番号も覚えてないし、
情報管理が厳しいので、もちろん内線表なんて持ち帰れませんしー。



と少々カチーンと来た。
しかし、当日欠勤する事については全面的に私が悪いので
とりあえず連絡が遅れた事を詫びると、今度は
「で、お腹の調子が悪いって何なの?下痢?下痢って事?」
と大声+あからさまな表現でイライラと聞いてきた。


あのー、
恐らく自席からの連絡(フロアは携帯持ち込み不可)だろうから
周囲に人いますよね?
この年になれば、部署のみんなに腹具合悪いのがバレた所で
ダメージでかいとか羞恥プレイ!なんて思わないけれど、
若い女性だったら可哀想だぞ?
っていうか、若くないからってそりゃねえだろう。
周囲の人達も、何が悲しくて「今日の私の腹具合」を強制的に
知らされなくちゃならないのだ。
生理痛とか他の理由で腹が痛いなら、ちゃんとそう言うわい。
せっかく人が気を使って婉曲な表現してるんだから気づけYO!



と、またもやカチーンである。
この女上司は、普段はわざとらしいレベルで人当たりと愛想がいいのだが
(宗教の勧誘の人や、保険外交員のような発声と話し方なのである)
ちょっとでも自分の思うようにいかない事があると、瞬時にキレる。

例えば、ある古株スタッフが数時間遅刻した事があった。
そのスタッフは
「午前中だけ」「朝からのフルタイム」「昼からのフルタイム」「夜だけ」「通し」
と全ての時間帯が織り交ぜられたシフトで動いており、
うっかりシフトを一日ずれて見てしまい出勤時間を勘違いしてしまったのだ。

普段から勤怠良好で仕事にも責任感がある人なので、
他のスタッフはみんな「何か事情があるか、勘違いしてしまったのだろう」
と思い、また仕事もかなりヒマで困る事も無かった為に
のんびり構えていたのだが、女上司は違った。
傍から見て明らかにわかる程イライラピリピリしており、
何度もその人の携帯へ電話をかけていたので
「ああ、事故に遭ったのではないかと心配しているのだな」
と最初は好意的に見ていた。

結局、その人自身が
「すみません、午後からの出勤と勘違いしてしまって」
と連絡を寄越して一同はホッとしたのであるが、
その連絡を聞いた瞬間、女上司がチッと舌打ちをし
「。。。二度とシフト入れねえぞ」
と小声ですごんだのを私は聞いてしまった。
その調子がいかにも「私をコケにしやがって」的なものだったので、
表面上はいくら優しそうに振舞っていても、
腹の底はわからないものだとその時思ったのであった。フリーザ様かYO!

。。。というような事を思い浮かべつつ、キレているのを受け流し
一応社会人の嗜みとして声音だけ申し訳無さそうにしていたら
つい最近三人立て続けに辞めた事を思い出したのだろうか、
急に
「うん、いいのいいの♪
 きっと留守電になってたからだろうな~って思ってたし♪」
と高い猫撫で声で言い出したので、その豹変ぶりの方が怖かった事である。
そして、よっぽど先日早退する際に別の上司(女上司の上司に当たる)に
「無理してきて早退するよりは、朝連絡して休んでください。
 構いませんから」
と言われた事を伝えてやろうかと思ったが、後々面倒そうなのでやめた。

この上司に好感が持てない所は、スタッフに厳しくしようとする所ではなく
「私に管理されなさい。私と私が決めた事に逆らうのは許さない」
という態度なんだな、と今日は実感した。
先日早退した時や抜歯した時等に、マメに見舞いのメールをくれるので
「親身になってくれる上司」なのかと思いきや、
どちらかと言えば「何でも把握してスタッフの事を管理したい」
タイプなのかなあと思えてくるのが残念である。

女性の上司はやりづらい、日によって気分が違うからやりにくい等と
聞くたびに「そんな人ばかりではあるまい」と個人的に思うのだが、
私の上司のような人々が管理職で頑張る女性の評判を落としているのか
と無責任な感想を抱いてしまったりもするのである。

そして、少し前に職場を賑わした話題である
「三人連続の面談当日退職」
の原因の一端が垣間見えた気もしなくもない一件であった。
ああ、そういやまだ面談もしてないわ。何だかやりにくいなあ。




風邪とシフトと複雑な心境。

2011-01-10 06:58:00 | 働く人々。
今日は仕事だったので、ああ面倒だとウンザリしながら出勤。
飛び飛びだと、体のリズムも狂ってくるし頭もスッキリしないのだ。

案の定、電車内でやや気持ち悪くなってしまった。
ラッシュだった事もあるが、私のすぐ前に立っていたおばちゃんが
マスクもせず、また手やハンカチで覆いもせずに、
盛大にくしゃみやら咳やらを撒き散らしており
とても不快に感じたのも原因のひとつだ。

おばちゃんの前に立っていたお姉さんは、後頭部にかなりの飛沫を受けていたが
非難めいた視線を投げる事はもちろん、文句ひとつも言わなかった。
何て人間出来ているのかと思う。
早起きしてきちんと整えた髪の毛に、
全く気を使わず野放図にツバやらハナやら飛ばされたら
私だったらキレる。

そんな事を考えていたら降車駅に到着したので、
そこはかとなく気持ち悪さを引きずりながら出勤。
その後仕事をしていたら、何だか具合悪さが増してきた上に
頭痛がしてきて咳も盛大に出てきたではないか。
「まさか風邪?!」
と慄きつつも頑張って仕事を続けていたが、
症状が徐々にエスカレートしてきた。
根性も愛社精神もカケラも持ち合わせていないスーダラな私は、
まだ二時間しか働いていないにも関わらず
「早退したいのですが。。。」
と迷わず上司に申し出たのであった。

さて。新インフル患者がフロア内で三人出た上に、
普通の風邪も流行っている我が職場。

「ちょっとでも体調不良を訴える者がいたら、ひとまず検温させるべし」

というお達しが出ていたようで、体温計を持って飛んできた上司により
その場で検温させられる私。もちろん、バッチリ脇の下で計るタイプである。
いい年した女が人前で脇に体温計を挟まされるなんて、
まったくどんな羞恥プレイだよと思いつつ、平熱が35度5分いかない私は
義務教育時代以来の冷や汗をかいた。
子供の頃より、平熱の低さゆえに「微熱がある」と訴えても却下
もしくは「サボりたいだけなんじゃないの~?」と疑われるのが
常だったので、そのトラウマがじわ~ッと汗を滲ませたのである。

果たして、体温は36度9分であった。
普段より1.5度高いのだから、微熱といっても差し支えないだろう。
子供時代を思い出しつつ「平熱低いんで。。。てへ☆」と言い訳しながら
上司に体温計を見せた私であった。

そんな訳で、
ただでさえ少ない稼働時間を更に減らして早退してきた私だが
来月の暫定シフトはしっかり貰ってきた。
結局、件の個人面談は未だ未実施である。
話を聞いて貰えないうちに来月の予定が上がってきちゃったよ。
私の意向なんて、どうでもいいのNE☆
とグッタリしながらシフト表を見ると、

。。。出勤日、増えてる。

前から聞いていた話では、
「二月も今月と似たり寄ったり、あまり日数は入れない」
という事だったのに、残存メンバーの稼働時間が全体的に増えていた。
これってやっぱり、退職していった人達分のシフトが浮いたから?
そう考えるとちっとも喜べないし、気分も良くない。
何だかなあ。

そして、ここ数日何だか目が痒い。
今朝のニュース番組で「既に花粉が飛んでいる」と言っていたが
まさか。。。
更に帰宅したら、旦那が主に使っているノートパソコンが
とうとうWindowsの起動も出来なくなっていた。
前から調子が悪いとは思っていて、旦那に対応策を取るようにと
しつこく言っていたのにな~。

「尻に火がついても放置して、今や全身火だるま状態」
になるまで尻を上げない、
という万事に共通した態度を貫いた事により
またしても痛い目を見る羽目になった旦那。
いつになったら学習するのだろうか。
とは言え、私も最近はうるさく言ってもどうせしないんだしな、
とほったらかし気味だったが。
セーフモードでもダメだし、起動ディスクもダメ。
旦那涙目である。

そんなこんなで、あちこちグダグダな一日であった。ご飯食べて寝るYO!