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続・床屋の穴掘り。

王様の秘密を知ってしまった床屋のように、時には穴を掘って思いっきり言いたいこともある。そんな日記。

本日、シャキ神降臨。/近頃の弥七たん。

2011-05-29 17:33:43 | トンパチ家族日記。
昨日から今日にかけて、私のもとに「シャキ神様」が降臨。

~シャキ神様とは~(某所より引用)

(`・ω・´)シャキーン━━━!!
ある日ある時、突然降って来るシャキ神様!

仕事や家事がとてつもなく能率的にシャキーン!と片付き、
自分ってスゴイ!天才かも!と浮かれていると早々にお帰りになられたりするとかしないとか。

(以上、引用終了)


昨日は、毎年グダグダとしている内に混雑の時期に突入し苦労する
所得税の確定申告書をササッと作成→プリントアウトし散歩がてら税務署へ。
返す刀で干物・乾物・野菜を大量に買い物。

本日は旦那を義母宅へ送り出し、朝から家中を掃除&大洗濯。
引越し以来ずっとしまい込んでいた本や漫画を整理、売る予定の物を箱詰め。
ついでに押入れも軽く整理し、捨てる物をピックアップ。
もちろん、両日共に資格受験の勉強もきっちりこなした。
現在、心地よい疲れと共にゲームしながらおやつにするつもりの
豆腐入りマフィンのレシピを検索中。

ああ私頑張った。頑張ったに違いない。
シャキ神様、どうもありがとう。
どうやら神様は、一通りの家事が済んでよっこらしょとコタツに入った時点で
お帰りになられた模様。
これまで不定期で降臨されることはあっても、二日連続とは珍しい。
次回もぜひ、いい頃合でおいでくださることを願うヨメであった。

それにしても、昨今のヘルシー食材使用スイーツのレシピってすごい。
こんなにたくさんあるとは!と驚くほどだ。
内容も「おから」「豆腐」くらいならばそれほど珍しくないが、
「高野豆腐」を入れたマフィンになると「よく試そうと思ったな~」と感動する。

今日の我が家にはめぼしい材料が無いので
「豆腐とカラメルを使ったマフィンでも」と思って探し始めたものの、
シャキ神がお帰りになったこともありイマイチやる気が出ない。
作ってからコタツに入るんだった。。。と少々後悔。
帰りに旦那がゲームソフトを買ってきてくれる予定なので、それまでには作らねば。
ああ~、でも面倒くさいYO!
シャキ神様、カンバ~ック!


 【この頃の弥七たん】

 反省してます。  毎日寒いですね、皆様いかがお過ごしですか。  

先日、この寒いのに入浴後の水が残った浴槽に落ちた弥七たん。
すごい音がしたので駆けつけてみると、なぜか尻としっぽと後ろ足だけを
ビシャビシャにしたデカ猫が。
なぜ前足は濡れてないのか?と考察したヨメ。

調子こいて浴槽のへりにひらりと飛び乗る→後ろ足を滑らせ、ケツから落下→着水

ではないかと推測。
っていうか、ケツから落ちるなんてどんだけどんくさいんだYO!
幸い、風邪もひかずに済んだのでとりあえずはホッとひと安心の飼い主であった。

    熟睡中。 すぴ~。

また、最近寝ているヨメを起こすテクニックが向上した弥七たん。
以前は「起きないと壁をガリガリしちゃうぞ~、ほらやるぞ~、わ~」と
壁でつめを研ぐフリをして、私が飛び起きるとその体制のまま斜めに倒れていく
。。。というフェイクを多用していたのであるが、最近は目覚ましが鳴ると

・ヨメの顔を肉球でぷにぷに
・ヨメの腹を激しくモミモミ
・ヨメの鼻っつらに強烈な親愛の頭突き

それでも起きないとみると、しまいには
・ヨメを思いっきり踏みつけてその場を往復する

という強硬手段に出るようになってきた。
我が家に来てから弥七たんは多少成長あそばされたので、
体重をかけて踏まれると結構痛い。
特になけなしのまな板胸部やあばらの上などはそれなりのダメージである。

そんなこんなで、
特に起きる必要の無い日にまで朝五時起床を余儀なくされている
無駄に健康的な飼い主なのであった。感謝すべきなのか?
おしまい。




ちょっとダメージ大。

2011-03-30 12:27:58 | トンパチ家族日記。
夜、旦那が出勤していった後の時間は、
うつ伏せに寝転んで弥七たんを腕の中に抱えてそのモフ腹に顎を埋め
ゲームの麻雀に勤しむのがこの頃の日課であり、至福の時である。

一人でのプレイなので、必然的に相手は皆コンピュータだ。
とは言え「カレーうどん食べたい」だの「タバコ一本くれる?」だのよく喋る。
誰かがリーチと宣言した際などにも「それがどうした!」的な憎まれ口を叩いたりもする。

また、流れによってそいつらが一斉にポンだチーだと言いまくる時があり、
そんな時私は「ポンポンうるせーなあ」等と独り言を言うのが常だ。
そうする事によって、何となく一人で遊んでいる感が薄まる気がするのである。

昨晩もそんな感じで弥七たんに顎を埋めて麻雀に熱中していた私、
例の如くコンピュータが「チー」と宣言した際に

「武男」 
  
とポロッと口から出てしまった。
夫婦で彼の番組「ちい散歩」をこよなく愛している事も、
ほんの少しは影響していたかもしれない。

あ、ダジャレ言っちゃった。へへへ。
と私がまたも独り言をつぶやいた時、顎の下にいた弥七たんが急に

「。。。ふぅ~」

と深~いため息をついた。

飼い猫にまで「イマイチ」と非難された瞬間であった。

それからの私は、ほんの少し独り言を控えてプレイするようになったのであった。おしまい。



   
  ちいちいラブ☆




我が家の2メンズ(笑)とボンバヘッ!ヨメ子の近頃。

2011-03-26 15:10:14 | トンパチ家族日記。
ドリフのオチよろしく、頭が雷様or私ゃ神様だYO!状態になったヨメ(下記資料参照の事)を

     なんじゃあこりゃあ!!! 参考資料引用先:SAPPORO

我が家の2メンズ(内訳:人間成人男性1、なんちゃって黒キジ成猫オス1)は
広い心と笑いを堪える忍耐力と思いやりをもって受け入れた。


 素敵顔☆ 弥七:ヨメ子、ドンマイ☆


その温かな思いやりを受け、ヨメの心も頭のグリグリカールも緩んだ今日この頃。
最初は「触れてはいけない話題」化していた感のあったヨメのヘアスタイル話も
夕飯時に普通に話せるくらいにまでなった。

ヨメ 「この頭って誰に似てるかと思ったらさ」

旦那 「(夕飯をモリモリ食いながら) うん」

ヨメ 「松田優作と斉藤和義だなあって気づいたんだよね。
    『なんじゃあこりゃあ?!』みたいなさ」

旦那 「。。。フッ(事を穏便に済ます大人の対応。微かな微笑みで明言は避ける)」

ヨメ 「松田優作はあんなグリグリ頭でスーツ着てクールなのに、
    何で私は保険外交のオバちゃんになっちゃうんだろう」

旦那 「何で?クールじゃん。保険のオバちゃんも」

ヨメ 「。。。いや確かに彼女達はハードボイルドだとは思うけどさ、色々と」


。。。とまあこんな具合に、
夫婦間のコミュニケーションを円滑にするネタに使う位の開き直りも出てきた。

この話題については、他にも何か話して
「そうか!この頭を生かして○○すればいいんだYO!ピコーン!」的なひらめきが
ヨメに降臨した気もしたが、なにぶん他愛もない夕飯時の会話だったので
忘却の彼方へと流れ去っていって思い出せないのが残念である。何だったけな~。

無駄話は程々にするとして、
施術から数日経った今はグリグリカールもだいぶ落ち着いてきて、
良く言えば「外国の子供の癖毛風」な風合いになってきている。
しかし、顔面がどこからどう見てもアジア人であるので
和洋折衷のバランスが難しい事は変わりなく、依然ハードルは高いと言えよう。
髪型が派手気味なので、メイクがはっきり濃いめでないと
顔面が負けてしまうのが目下の悩みである。
これもメイク修行のひとつと思い、今後研究を重ねていく事にしよう。


さて。もう一方のメンズ・弥七であるが、最近はちょっと大人びて
私が外出する際に追いかけて出ようとするような振る舞いはなくなってきた。
「どこどこに行って来るからね、お留守番よろしくね」
と言い聞かせると納得した風の表情で、おとなしく見送ってくれる。

そんな風に大人の落ち着きが出てきた弥七たんであるが、
何故か私がトイレに立ち、諸事情で少々手間取ったりして時間がかかると
トイレのある廊下に通じるドアに二本足立ちの姿勢でへばりついて
「うにゃあああ~!!!」
と切ない咽び鳴きをするのである。

その様子がいかにも
「ヨメ子おぉ~!!大丈夫か~!!フン詰まりなのか~!!」
といった態なので、
いくら猫とは言え男性にそんな心配をされる自分とその状況に
毎回恥ずかしさを覚える私なのである。

そういえば、春先に私が何か食べ物に中って食中毒症状が出た事があり
あまりの苦しさにトイレ内でもがき苦しみのたうち回り、
救急車を呼びたくても携帯を取りに行く余裕もなく、
症状が治まり気がついたら全身汗びっしょりな上に何故か全裸だった。。。
という不可思議かつ悲惨な思いをした事があった。
その時も確か弥七が同じように「うにゃあああ~!!!」と鳴いていた気がする。

猫の記憶力は三日がいいところ、なんて世間では言われているが、
衝撃的な記憶はそれなりにちゃんと覚えているのではないか?と密かに思う
飼い猫にトイレの長さを心配される女37歳の秋であった。



最後におまけ。こんなに大きくなりました。

  お久しぶりです、吉宗です。 吉宗「苦しゅうない」

実母宅の吉宗たんです。
過剰な位に人懐こっく愛想がいい猫に育ちましたが、
残念ながらおつむの中は子猫ちゃんで止まってるようです。。。
やんちゃでおバカで手を焼いているとの事。
そんな気はしてたんだ。そんな気はorz

そんなこんなで、
今日も気のいいイケメン達に囲まれ、逆ハーレム状態ヤッホー?なヨメなのであった。
平和だ。




カリカリ← →シメシメ?

2011-03-04 14:47:03 | トンパチ家族日記。
     でろ~ん。

毎日暑い。暑すぎる!
冷房つけてもちっとも効かない気がする今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

我が家のお猫様は、気温が高いせいか溶けてデロデロ。↑

 すぴぷ~。 すぴぷ~。

こう暑いと食欲減退もやむなし。
生まれてこの方「暑いから食欲が出ない」という事に無縁で生きてきた
朝からカツ丼バッチコイ!な私が、今シーズンはたまらずアイスに逃避。
旦那ともども、食事を残しがちな毎日。
こんな事あり得ない!と頑張るも、やはり食欲減退気味。
年か。年のせいなのか。
なのに全く痩せない不思議。嗚呼ミラクル。

さて、人間よりも更にきついのはお猫様。
何しろ着衣はリアルファーの一張羅のみ(夏・冬用各一着ずつ)。
しかも頭のてっぺんからしっぽの先までの全身着ぐるみ仕様。
我が家に来て以来、何があろうがメシはうめぇ!と怒涛の食欲だった弥七たんが
先日とうとうカリカリを残したので大騒ぎ。

同レベルの腹ペコ大作・吉宗の世話係である母が
「うちも食欲落ちたよ。すぐ戻るから心配ないYO!」
とアドバイスをくれたものの、心配でたまらないのが親心。
そんな心も知らず、どこ吹く風の弥七。

    ごろん。 

    よっ。

    ほっ。

    おっぴろげ。

心配で色々ネットで調べていたところ、次のような記事を発見。

→ 驚くほど食べない自作の猫ごはん


内容の詳細は上のリンクからご確認いただくとして、「シメシメ」って一般的な言葉?

ドライフード=「カリカリ」は猫飼いの間ではもう共通語となっている
と思うのだけれど、ウエットの事を「シメシメ」と言うのは初めて聞いた。
そして、リンク先記事内、最後の写真のお猫様の不貞寝ぶりが激しく可愛い。
あの後、お猫様はシメシメをお召し上がりになったのだろうか。気になる。

等と色々調べたり気を揉んだりしている私をヨソに、
翌日になったら空腹に耐えかねたのか、あっさり食欲大爆発の弥七たんであった。
どうも「食べないでゴネていれば、もっと美味しい物が出てくる」
といういらん知恵をつけたようだ。
だが残念。ヨメはそんなに甘くない。
どこか悪いので無ければ容赦なし。

「イヤなら食べなくてよし!」

という、自らが子供の頃に母に言われた伝家の宝刀で放置。
その後はこれまで以上に食い意地の張ったにゃんこになってしまったとさ。めでたしめでたし。

最近、弥七の中では「ささみブーム」が去っていってしまったようで、
先日手ずから茹でて割いたささみをちっとも食べてくれなくなり、ヨメ涙。
代わりに今のブームは「鰹節」らしい。
食いつきが悪い時にほんの少量あげてみたら大フィーバー。
しかし、人間用は塩分が強いので危険らしい。まあそりゃそうだ。
食欲減退時用に、ささみふりかけや猫用かつぶしは有効だけど
クセになるといつもせがまれてしまうので、その線引きが難しいなあ。。。
等と思う今日この頃。
ここぞという時の武器にならないと意味が無いしね。

そんなこんなで、バテる人間を尻目に今日も元気な弥七であった。




衣替え(現在、移行中)。

2011-02-21 12:34:37 | トンパチ家族日記。
夏毛に変わる季節到来という事で、我が家の弥七もご多分に漏れず
抜け毛を毛皮表面や敷物などににひっつけて歩いている今日この頃である。

出会った頃はほぼ黒猫だとばかり思っていたが、徐々に夏毛に変化していく内に
「実は黒猫じゃないんじゃね?」
という疑惑が湧いてきた。

何だか、日に日に毛の色が薄くなっていくようなのである。
そして、茶色に近くなった毛に縞模様が見え出した。

     夏仕様(しまねこ) : 前足  証拠写真:前足


どうやら、我が家のアイドル弥七は夏に向けてイメチェンを図るつもりらしい。
夏らしく毛色も軽くしなくちゃNE☆
という所だろうか。

               証拠写真:後ろ足  夏仕様(しまねこ) : 後ろ足

まあ私としては黒猫もクールで素敵だがしまねこもキュートだよNE☆
くらいな感じなので、茶でもシマでも好きにやってもらって構わないのだが
気の早いサマータイムを導入して朝四時に起こすのは自粛してもらいたい。

最初は目覚ましのなる五時半に起こしに来ていたのだが、
それがちょっと気の早い五時になり、
更に「コラコラ、気が早過ぎだゾ☆」な四時半となり、
今では四時に起こしに来るようになってしまった。

いつも私のそばで寝ている弥七は、
自分が「そろそろ時間!」と勝手に決めた時刻におもむろに起き出し、
にゃあにゃあ鳴きながらさながら黒魔術の儀式のように私の体の周りを
グルグル歩き回るのである。
我が家ではそれを「地獄の黒魔術」と呼んでいる。
魔女の使い魔と言われる黒猫だけに(現在はやや微妙な具合になっているが)
凄みが。。。無くも無い。
空腹が奴に切実な凄みを与えているのであろう。

かくして元々眠りが浅いタイプの私はまんまと起こされてしまい、
眠い目を擦りながら弥七のエサやりをさせられる羽目となる。

現在はフルタイムで研修中なので、
ポジティブに「寝坊しなくてラッキー☆」と思えなくも無いが
今後もこの生活が続くのは少々恐怖である。
冬場なんか夜も明けてないYO!
シカトして寝続ける根性を養わないと年寄り生活確定なので、
何とか頑張らねばと悲壮な決意をする私なのであった。

今も家の中で適当に運動をしている弥七だが、
そろそろタワーも欲しかろうと来月辺りに購入する事にした。
と言うのも、一応保護している立場であったので
万が一本当の飼い主さんが現れた時にタワーだけポツンと残るのも
。。。と躊躇していたのである。
しかし、来月で二ヶ月になるがそれらしい連絡も情報も無いし
もう「うちの子」としていいのではないかと思えてきたのである。

現在検討しているのはコレ。 →  


私は天井に突っ張り棒をするタイプのでかいのが欲しいのだが、
旦那がなぜか断固反対。
そんな大きいのはいらぬと意見が対立したので、
真ん中を取ってコレくらいがちょうどいいのではないかという事で落ち着いた。

今思うと、組み立てるのは間違いなく旦那なので
そこら辺が関係していたのかも。。。と思うヨメである。
私は組み立て系が感心するほど苦手なので、必然的にそういう事は旦那の担当になるのだ。

そんなこんなで、来月弥七の為にいよいよタワーがお目見えする予定だ。
本猫はそんな事は露知らず、あちこちでいたずらをしようとしては叱られているが
これで少しはストレス発散が出来るだろう。
どちらかと言うと弥七よりも私の方がワクワクしている一件なのであった。楽しみ。



八割の早起き。

2011-02-18 10:40:24 | トンパチ家族日記。
某猫雑誌の調べによると、猫飼いさんの八割くらいは
「早朝の猫による強制モーニングコール」
を経験しているらしい。

さて。我が家はどうかと言えば、
ご多分に漏れず修造のような熱いモーニングコールが夜明け頃に響き渡っている。

私が夜更かしをして眠りが深い日は気づかずor強引に無視を決め込み
目覚ましが鳴るまでスルーするのであるが、
いつも通りの時間に就寝した場合は、眠りが浅くなってくる時間帯でもあり
バッチリ起こされてしまう羽目になる。


     ご満悦。 
     やっと起きたか、惰眠を貪るヨメ子め。


いつもは鳴きながらあちこちをうろうろ歩き回っているのだが、
今朝の弥七は一味違った。

普段は、「ヨメが起きたらメシの時間!」
とばかりに空腹を哀れっぽく訴えるのであるが
今朝はなぜか唐突にヨメへの愛が溢れ出してしまったらしい。
ゴロニャン連発でスリスリが高じての頭突きを顎にゴンゴン食らわせたり
投げ出していた手に半回転捻りで受身を取りながらスリってみたり
まるで何かの魔術の儀式のように私の体周りをグルグルと回ってみたりと
ちょっと新鮮なフィーバーぶりである。

最初は寝ぼけながら撫でさすって誤魔化していた私だが、
激化する溢れる愛にさすがに降参。
っていうか、顎への頭突きとか普通に急所攻撃だから!アッパーかYO!
泣く泣く五時前に起床と相成った。

しかも、起こした張本人はエサも食い終わり現在しっかり熟睡中。
早朝のフィーバーで疲れたらしい。
世の猫飼いさん達は無事に睡眠を取れているだろうか。。。
と眠気でぼんやりする頭で思いを馳せる今朝であった。




シイタケがライバル?

2011-01-09 12:12:09 | トンパチ家族日記。
    トラの中のトラ猫。   皆様、お久しぶりです。吉宗です。

最近、シイタケとやらに出番をだいぶ奪われている気がする昨今。。。


         鏡と茶トラ。 ところで、「シイタケ」って何?


しかも下僕はちっとも顔を見せないし、
それもその「シイタケ」が少なからず関係しているらしいのです。
更に、一時はその「シイタケ」をこの我が家に送り込もうとすら
企んでいたというではないですか。
一体、「シイタケ」とは何者なのでしょうか?
この可愛いボクを差し置いて、家族の関心を集めるなんて。。。
きっと凶悪な侵略者に違いない!


    リラックマと吉宗。  吉「お前、何か知ってるんだろう」 クマ「言えません」


何て悩ましい。。。

  考え事? 


                  ま、いっか。  ま、いっか。


。。。え~、何やら若様が思い悩んでいる様子ですが、近況などを。
相変わらず、台風の如く猛威を振るっている実家の暴君・吉宗たん。

その振る舞いに、母が丹精込めて育てている鉢植えは荒らされるは
下僕が食事をしようとすると襲われるは(人の食べる物に興味は無いが、邪魔したいだけ)
所かまわず潜り込むはで、
現在私がとてもハマっている「しいたけ農園」を実家にもプレゼントしたいのですが
とても出来る状況ではありません。
若様は体もかなり大きくなり大人に近づいておられるのに
頭の中はいつまでも子猫ちゃん気分のご様子。。。
下僕と乳母は頭が痛いのであります。

そんな若様も、もう少ししたら行きつけの獣医さんにて
お宝除去の儀を行なわねばならないお年頃。
歴代のお猫様達は、皆揃ってかなりの獣医恐怖症を患っていたのですが
猫並み外れて人懐こい若様の事なので、今回はあまり手を煩わせないで
済むやもしれぬ、とあえて楽観的に考えてみるお付きの者一同でありました。
大丈夫かなあ、入院。とてもいい先生だから心配はしてないけどNE☆


んべんべ。んべんべ。 そんな事は露知らず、の若様。


    眠いッス。     すぴー。


周囲の者達のそんな心配など露知らず、
本日も本能の赴くままにやんちゃの限りを尽くす若様でありました。


    おっぴろげ2010。  お宝が存亡の危機だとも知らずに。。。


            やや焦げあり。  そして、若様の足の裏はほんのり焦げ風味




吉宗、名前存亡の危機?

2010-10-05 18:22:05 | トンパチ家族日記。
       みなさん、こんにちは。  「みなさん、こんにちは」


ご無沙汰しております。ちび猫・吉宗です。

新しい家にも馴染み(というか、最初から遠慮などしていない)、
元気一杯に過ごしております。
今日は下僕その1がやって来たので、こいつで遊ぼうと思います。


  じりじり。。。  じりじり。。。  2009-11-01 21:03:59  てりゃー!  


   2009-11-01 21:01:31 2009-11-01 21:01:31 2009-11-01 21:03:59

                  ガガガガガガガガッ

。。。吉宗たん大暴れの最中ですが、下僕より近況報告を。

以前会った時よりもちょぴっとだけ大きくなった吉宗たん。
せっかく立派かつ重厚な名前を貰ったにも関わらず、
数々のおいた&粗相により、育成担当の母より
「こんな立派な名前はもったいない」
と言わしめる暴君&おバカちゃんぶりらしいのだ。
挙句、
「吉宗なんて名前負けしている。
 チャッピーでいいのではないか」
などと言い出す始末。
一体どこから出てきたんだ、チャッピー。

名付け親として、面目ない事しきり。
いや、私が焦る事は何も無いんだけど。
ここはむしろ、
しつけがヘタな母が反省すべきなのではないかと思うがどうか。

暴君は、まあそういうお年頃なので
大いにやってもらうがよかろう。
しかしおバカちゃんなのは問題だ。
赤ん坊の頃より猫と共に育ってきたカンで、
吉宗たんの顔を見た時に
「。。。何となくおバカちゃんのニオイが」
と思ったものの、子猫ちゃんフィーバーに浮かれた母が
「賢い!頭イイ!」
と大騒ぎしていたので、
私もカンが鈍ったものよと思っていたのに。

まあしかし、それもこれも育てる母の手腕次第という事で
何があっても自己責任と母には頑張ってもらいたい。
実家はずっと猫を飼ってきたが、実質的な世話やしつけその他は
全て私と弟がやってきた為、母は猫のしつけがどヘタなのだ。
人間の子供を二人育て上げたのだから、
その経験を生かして頑張って欲しいものである。

さて、語っている内に危うくチャッピーになりかけている
吉宗たんも疲れてきた様子。


           遊び疲れました。  「遊び疲れました」


それでも何とか頑張ろうとしてみるものの、


  ねむねむ。。。  す、すぴ。。。  す、すぴ。。。 


寝かけてます。
さすがちび。瞬時に眠くなりこてんと寝てしまう潔さ。
まだまだお子ちゃまだものね。

そんなこんなで、この日も元気いっぱいに遊びまわった
吉宗@もしかしたらチャッピー? でありました。
名前変えられないように気をつけろ!


                すぴー。 すぴー。 
              下僕の気持ちも知らずに眠りこける吉宗@名前存亡の危機。




若様の子守。

2010-10-05 18:21:01 | トンパチ家族日記。
昨日、外出する母に代わって吉宗たんの子守をして参りました。

母不在の実家へ到着、部屋に入ると
「ぴきゃ!」
と鳴いて走り寄り、歓迎してくれる若様。
下僕は感激です。

      アップ。  余は退屈じゃ。早く遊べ。

今日は下僕その二として、旦那も連れて来たのです。
早速プロレスごっこに興じる若様。

     くま、覚悟~!    高速ぱんち。
     猫パンチ!    ガジガジ。

唸る猫パンチ。
と言えども、若様の繰り出すのは
まだ「ねこぱんち」とでも言いたいような可愛らしいレベル。
それでも本猫は必死なので、ちゃんと相手にしないといけません。

     大暴れ。    ぐわ~!

若様、大暴れ。
どうやら、写真を撮ろうと必死な下僕その一が持っている携帯に
ついているリラックマにご執心の様子。
サンドバック状態のクマ哀れ。。。

下僕二が抱っこして差し上げようとしても、
やんちゃな若様は徹底的に抵抗。

    離せ~。  旦那と吉宗たん。

そして、散々遊んだ後はやはり。。。

                すぴー。。。  すぴー。。。

この日も元気一杯の若様でありました。
実家の新しいトイレにもすぐに慣れ、
粗相する事もなくきちんとしている若様、ご立派です。
また下僕と遊んでくださいね。吉宗たんラビューン。



吉宗、参上!

2010-10-05 18:19:28 | トンパチ家族日記。
とうとう、実家にやって参りました。
キュートな子猫ちゃんが。

知らない所へ連れて来られて落ち着かないだろうから、
面会は少し経ってから。。。と思っていたのですが、
母からは
「まるで元から自分の家のようにくつろいでいる。
 散々遊び回って、今は疲れて寝てるよ」
というメールが。
とても人懐こいにゃんだという事で、
まあとにかく見に来なYO!と誘われたのと、
そのにゃんの命名を仰せつかったので、
かしこまってお目にかかりに参上した次第です。

実家に着き、ドキドキしつつ部屋へ入っていくと

           じゃーん。  ジャーン。

うわ、ちっちゃ!
長い事子猫に接していなかったので、そのちっこさに何だかビックリ。
茶トラちゃんです。
本当は、もう一匹キジトラの女の子ちゃんも迎える予定だったのですが
キジトラちゃんは健康状態がやや思わしくないらしく、
飼い主さんのお宅で飼われるのではないかという事でした。

飼い主さんのお宅では、仮名で「はっちゃん」と呼ばれていた茶トラにゃん。
顔を見てから名前を考えよう、と母と言っていたのでしげしげと眺める事しばし。
このにゃんは「やんちゃ若様」みたいな雰囲気を持ってます。
時代劇・平安文学好きな親娘。時代がかった名前で検討。
隆家※藤原道隆 四男、中宮定子の弟。だの正宗だの候補がいくつか上がり、
二人の意見が一致した名前に決定。


            命名 「吉宗」

         本日のベストショット。 苦しゅうない。

吉宗たんはとにかくクルクルと動き回って遊ぶので
写真を撮るのにだいぶ苦労しましたが、よく遊ぶのは元気な証拠。
本当に人懐こくて、私が部屋に入ると早速寄って来て膝に乗る歓迎ぶり。
若様、下僕は嬉しゅうございまする。

     靴と戯れる若様。     靴と戯れる若様2。
  
それにしても、子猫だから当然ですが本当にちっこいです。

     探検中。     くんかくんか。

その内、遊び疲れたのかおねむな様子に。。。

      眠くなってきました。    眠い。。。

せっかく若様の為に携帯まで新調したのに、
上手に写真が撮れずに下僕は悲しいです。
母は、弟に貰ったお下がりのデジカメを引っ張り出して
説明書を熟読しています。
今日はショボ写真でしたが、
鍛錬して今後はキレイに若様を撮影したい所存にございます。

そんな訳で、新しい家族となった「吉宗」のお披露目でした。うふ☆





周辺の小話。

2010-10-05 18:18:55 | トンパチ家族日記。
私の周囲の人々の小話など。

旦那の弟は、女の子みたいな可愛らしい顔立ちと華奢な体つきで
若い頃はおネエ系の人にスカウト(どういうスカウトなのかは想像にお任せ)
されるような見た目で、性格は明るく話し好きなイケメンである。
また、33歳にして大学生のピチピチな彼女がいるつわものでもある。

旦那実家は、
義父がトンデモな人物で挙句に蒸発してしまった経緯で
かなり貧乏な生活を送ってきた家族(その点が私実家との共通点である)。
旦那はもちろんの事、義弟もまた、貧乏を貧乏とも思わない
明るい清貧思想の持ち主だ。

さて、そんなプリティな義弟が現在不幸に見舞われている。
彼は現在、相当なアンティーク物件であるアパートに暮らしているのだが

・アパート内で死人が出た。
・しかも、犯人として義弟階下の住人がマークされている。
・以前も、別件でよく刑事がアパート前で張り込みをしていた事もある。
・更に今回、立ち退き話が持ち上がり、出て行かねばならない羽目に。

と何やら不穏な雲行きである。

私は話を聞いてとりあえず爆笑し、
立ち退きなら転居費用は全て出るだろうから
身の危険を感じない内はそのまま住み続けるのがいいのでは?
と提案しておいた。

その話を聞いて、
以前私実家の近隣にもシャブ中が住んでおり、
よく鋭い眼光の刑事が張っていた事を思い出した。
それでなくても実家同士の共通点・類似点が異常に多い両家なのだが、
こんな所まで似なくてもいいと思う。

また、義弟は一度倒産を経験した会社に勤めているのだが、
当然の成り行きというか、このご時世なのでかなり傾き気味らしい。

ずっと真面目に勤めてきて、契約社員から正社員になったのに
福利厚生オールナッシングという悪条件で働かされている。
他社から引き抜きの話があるらしいので、私や旦那は
「会社と共倒れになる前に、さっさと移ればいいのに」
と言っているのだが、
「社長に恩があるから」
と未だに頑張っているのだ。

住む所がなくなるついでに職までなくならねばいいが。。。
と心配になる義姉であった。

おまけ。
旦那は都内某所の飛脚勤務なのだが、
先日職場の敷地内でたぬきを見たらしい。
しかも二匹。

最初は「犬や大きい猫の見間違いじゃないの?」と半信半疑だったが
「あれは絶対たぬきだ!」
と言い張るのでネットで調べてみたところ、
飛脚近所にお住まいの方が「たぬきを目撃した」とブログに書いているのを発見。

言われてみれば、あそこは都内にも関わらず
天然のカブトムシやクワガタが飛んでくる所である(私も目撃した)。
毎年何かしらの虫が大量発生し、台風通過後にキレイさっぱりいなくなるのが
風物詩の立地である。
たぬきくらいいてもおかしくないかもしれない。。。
と納得した私であった。

以上、ちょっとした小話でした。お後がよろしいようで。



休日らしい休日。

2010-10-05 18:09:54 | トンパチ家族日記。
昨日は久々に実家に行って、
近所のおばちゃん家に飼われているチビ三毛猫と散々遊んでもらった。

赤んぼ時代に会ったきりだったヤツは、当時の微妙なルックスから
「残念なメス猫ちゃんになるのではないか」
という失礼な予想にもメゲず、立派な器量良しに育っていたので
これまた失礼にビックリ。
人懐こくて、私にも人見知りせず普通に寄って来たので感激し、
ついつい自分まで熱くなりつつ猫じゃらしで攻撃。
おりゃおりゃ、獲物を獲る練習をするのだ!

くるくる回り過ぎてチビが横座りになるまで揉んでやりましたよ!ええ。
(なぜか得意気)
あまりに夢中になって遊び過ぎて、
写真を撮るのをすっかり忘れていたマヌケな私であった。


さて。
私の母は、もう才能と呼ぶべきレベルで「物貰い運」がある。
とにかく色々な人が母に物をあげたがるのだ。
しかし、母は貰って感謝はするが
自分から誰かに何かをあげたりはあまりしない。
それなのに、人々はなぜだか色々と母に物をあげるので
実家には母が使い切れないあれこれが常に溜まっており、
それが私へと流れている訳である。

昨日も、煎餅だの野菜ジュースのペットボトルだの高い湿布だの
(旦那が最近背中が痛いというので)母作のモツ煮だの
色々持ちきれないくらいくれて寄越した。

しかし何より私が驚いたのは、
「これ貰ったよ~」
と低反発布団の一式を見せられた事である。
もちろん新品だ。
「どうしたのこれ?」
と驚くと、
「使ってみていい物だったからって知り合いがくれた」
というではないか。
使わないからと断る母に構わず、まあとりあえず使ってみてと
わざわざ買って寄越したらしい。

私は、宗教とかマルチとかとにかく変な事に巻き込まれるのではないかと
警戒しまくりだったのだが、どうやらそういう下心も無いらしく
特に何のアクションも無いようだ。

とはいえ、
某宗教のありがたい講演にだまされて連れて行かれた過去のある母である。
その際は、講演中に何度も回ってくるお布施の袋に(他の人は札を入れている)
「よくわからないが、ありがたいお話を聞かせてくれたから」
と五円玉一枚を入れ、それが何回も回ってくるので
「そんなもん、知らん顔して入れずに次に回したよ」
と何言ってんの当たり前じゃん!的な満面の笑顔で言っていたが
タダより怖いものは無いと言うし、
ちょっと気をつけなければと思う今日この頃である。

母はおっさんに人気らしく、飲みに行っても大体おっさんの奢りだし
実家へ遊びに行った際もしょっちゅう誘いの電話がかかってくる。
(きまぐれなタチなので、気が向かなければ出ないらしい)
服やら米やらもどっかから貰ってくるし、母の生活の大部分は貰い物で
まかなっているのではないかと思うような多さである。
貰う量が多い分、いらない物も結構あるらしいが、
これはこれで私にはとても羨ましい性質だ。
でも母は金には全く縁が無い。
いいのか悪いのかは微妙なところかもしれない。

そんな母にまたもやたんと物を貰って、
持ちきれないので自転車で運んで貰った(実家は徒歩10分ほどの距離)。
おかずを貰った際の容器が溜まっていたので返そうと
台所でゴソゴソしていたら、寝ぼけた旦那がトイレに起きて来て
ヨメの母親にパンツ一丁を披露していた(母、平常心)。

そして夜は、
新インフルのせいで人が足りず急遽出勤になった哀れな旦那を送り出し、
一人でこっそりと一昨日から始めたコアリズムをやる。

全身の肉が躍動するグルーヴ感!
肉が波打って弾けている!
ノーブラでやると大惨事だから気をつけろ!
リズム感が絶望的に足りない上に、慣れない為にうまく腰が使えず
へっぴり腰で怪しく腰をフリフリするブーちゃんヨメ一匹。
汗はたっぷりかくが、いつになったらうまく腰をグルグルさせながら
回れるのだろう。
ちなみに今夜は旦那が休日なのでコアリズムはお休みだ。
いくら恥のなくなったヨメであっても、あのタコ踊りはさすがに見せられない。
旦那の精神汚染が心配だし、色々とヤバ過ぎる。

そんな風にグダグダしつつ、週末を過ごしているのであった。



奇跡の命拾い。

2010-10-02 09:45:06 | トンパチ家族日記。
飼い猫には、獲った獲物を飼い主に見せに来る習性がある。
それは時にスズメだったりトカゲだったり何も収穫が無かったのであろう日は
苦肉の策らしいビニール袋だったりするのだが、
その習性は年を取っても変わらない。

その証拠に、実家の近所に飼われているおばあちゃん猫・モモは
加齢と数々の出産により牙や前歯がほとんど抜け落ちてしまっても
健康なにゃんこなので獲物を捕まえては、歯の無い口から逃げられて
しょんぼり地面を見つめていたりするそうだ。

今回は、そんな飼い猫の習性が引き起こした驚きの出来事の話である。

実家の愛猫・サスケが必死の闘病の末に逝ってしまった後、
母はペットロスに近い落ち込みようを見せ、寂しそうに日々を送っていた。
そんな母につけこんだのか、大して親しくない知人がヒナから脱したばかりの
若いインコを持ち込んだのは、サスケの死後数週間後であった。

その人物が言うには、
「ペットが死んで寂しいだろうから親切で譲ってやる」
と上から目線の理由であったが、押し付けるようにしてその人物が
インコの入ったカゴを置いて帰った後、母は恐らく真の理由であろう
インコの状態に気がついた。

哀れな事に、そのインコは足を悪くしており飛ぶ事は出来ても
着地が出来ずに高所から地面に叩き付けられてしまうという
鳥にしてみたら絶望的な体であった。
しかも、それは先天的なものでなく恐らく後天的なものであるように
見受けられた。
件の人物はつがいで買ったインコの世話をロクにせず
あまつさえ怪我をさせて持て余して、人のいい母に押し付けたのではないかと
私は話を聞き推測した。
共に買われてきたもう一羽のインコは、可哀想にその人物が
誤って潰してしまい死んでしまったという。

インコを不憫に思い、また自身もサスケの死で寂しかった事もあり
これも縁だろうと母はインコを飼い始めた。
飼ってみるとなかなかに賢く人懐こいインコで、
母の体に留まっている際には決してフンをしないし、甘える様子も可愛らしく
母は熱心にインコの世話をしつつ元気になっていった。
高く飛ぶと着地時に怪我をする可能性が高いので、
以前インコをヒナから育てた経験を思い出して私が母に羽を一部切り
高く飛べないようにする旨を教え、インコとの生活は平和に過ぎていった。

そんなある日。
カゴの掃除をしていた母のちょっとしたスキをついて
インコが逃げ出してしまうという事件が起こった。
一部切っていた羽が伸びており飛ぶのに支障が無い状態になっていたのを
うっかり母がそのままにしていた為に、インコはあっという間に
外界へ飛び去ってしまったのであった。

その刹那、外にいたスズメを始めとした鳥達が一斉に騒ぎ立て
インコを威嚇するように鋭く鳴きだしたのだという。
それを聞きつけカラスも集まってきて、母は絶望的な気持ちで名前を呼び
探し回ったが、とうとうインコは見つからず夜になってしまった。

インコは足が悪いので、着地時に運が悪ければ重症の怪我を負ってしまう。
また、足の指が充分に開かないのでどこかにとまって休む事も不可能だ。
地面を這いずっている内に、何か不幸な目に遭ってしまうのは
時間の問題と思われた。
そんな母の元に、近所に住むばあちゃん猫・モモの飼い主さんから
電話が来たのである。

話を聞いてみると、母のインコを保護しているという。
そこは複数の猫を飼っている家庭なので、危ないからカゴを持って
今から引き取りに来てくれないか、との事だった。

早速母がカゴを持ち訪問すると、インコが無傷で保護されていた。
礼を言い、どこで見つけたのか聞いた母は驚いた。
何と、モモが咥えて持って来たのだと言う。

昨今のモモは、以前に述べたように歯が無い為に獲物を捕まえても
牙で押さえつけしっかりと咥える事も致命的なダメージを負わせる事も出来ず、
口元からするりと逃げられてはしょんぼりする。。。という日々を送っていた。

若かりし頃は、まだ小さかったサスケをいたずらで追い掛け回したり
スズメを獲って意気揚々と見せに持って帰ったりと勇ましかったモモも、
今では拠る年波には勝てずにおっとりといつもベロをちょろっと出している
(歯が無いので仕舞いきれない時があるらしい)穏やかなおばあちゃんに
なったのである。
しかし、それでも狩猟本能は衰えなかったと見えてその日珍しく
何かを咥えて飼い主さんのもとへ帰って来た。
咥えてきた物のあり得ない派手な色合いに、飼い主さんはまさか?と
サッと血の気が引きモモに駆け寄ると、モモは褒めて貰おうと
意気揚々と咥えていた物を床に置いた。

それはやはり、母のインコであった。

しかしモモの歯ナシの口に咥えられていた為に、唾液で多少羽が
ぺしゃんとしていたものの何と無傷だったのである。

かくして、母のインコは無事に家へ戻り、その後は決して外へ逃げようとせずに
内弁慶で母をあごで使う暴君インコへと変貌したのであった。

飼い猫の習性は良く知っていたが、まさかこんな事が起こるとは
さすがに私も驚いた次第である。
そして思わぬお手柄となったモモは、後日母により高級猫缶5缶を
進呈され、あつく礼を述べられ褒め称えられたとの事である。めでたしめでたし。




急遽、救急車に乗る。

2010-07-21 15:22:43 | トンパチ家族日記。

え~、先日ワタクシ唐突に
救急車に乗ってまいりました。※2008年の話。

と言っても、私自身がどうこうしてという訳ではなく(いや、かなり近い域までは行ったが)
母親がギックリ腰で立てなくなってしまったのである。

折も折、私は久方ぶりの月の物の再来に激痛もさる事ながら
まさに読んで字の如くの「出血大サービス」にフラフラ。
前日は一日寝込んでおり、痛みにのた打ち回っていた。

しかし、そうも言っていられない。
何とかフラフラしつつ実家へと出向いた今朝だったが、
着いた途端私の方がグロッキーで倒れかけ
「横になってな!」
と母に気遣われる始末。
その母も、手洗いに行く際等で立ち上がるのに


生まれたての仔馬を連想させる動きとスローモーさで
娘の不安を煽る体たらく。

当初の予定では、


駅でタクシーを捕まえ家まで戻って母を拾って。。。という段取りだったが、
何しろ当人も同行者もグッタリ床に寝そべったまま動けない有様なので、


最終手段として救急車を呼ぼう。。。という事だったのである。

診断結果はどうだったかと言うと、母自らの予想を大きく裏切って何と
「入院しなくてはいけない」
と言われた上に、その期間が「早くて1~2週間」と聞いて母
「NOォォォォ!!!」
と腰が痛いのも忘れて大絶叫。
しかも入れられた部屋は4人部屋中3人が「今にも川を渡ってしまいそう」なご年配の方ばかり。

「せ、生気を吸われる。。。」 と密かに息も絶え絶えな私。

その後離れた所に住んでいる弟にも連絡をした所、


明日休みをもらえたので見舞いに行くと言う。
通話はダメだがメールくらいはOKな病室なので、
早速何か欲しいものは無いか尋ねたらしいが、

「同室の人はお迎えが母ちゃんより早いようだから
 何もいらないよ。
 まるで姥捨て山だね


と何とも失礼な言い草である。
確かにホラー系ゲーム・SIRENに出てくるような


古めかしく恐怖を誘うようなボロ病院ではあるが、
そして同室の方々も多少年上の女性達ではあるが、
「調子に乗ってやがる。。。」
とは弟のつぶやきである。

入院が決まった直後は弱気にもなってみた母であったが、
「ハッ、ここでは私、最・年・少 ☆
と気づくや否や、態度がでかくなった模様。
先輩OLに若さを武器にしたイヤミをかます新入社員女のようである。

「しょせんヤツはそういう母なんだよ!
 ようし、見舞いの品の中に稲川淳二と都市伝説の本を
 入れてやる。。。」ロケーションばっちりなのでかなり効果大。

と明日の準備に余念の無い様子の弟であった。

そんなこんなでバタバタし、
「ガン手術の経験もあるのでついでに色々な検査もしましょう」
的な病院の対応もあってほんの少しだけ心配した私だったが、
当の本人はと言えば私が見舞いのアイスを食らっている時に
同室の婆ちゃんのおむつ交換の事を赤裸々に語るは、
全館禁煙なのに私に見張りをさせて談話室(元喫煙室らしいが)
隠れてタバコは吸うはで、とんだ不良患者ぶりである。

幸い、手術が必要になるというような大事にもならず
来週には退院出来そうで一安心だから良かったようなものの
本当に今回はハラハラさせられた一件であった。

入院にまつわるドタバタについては、後日また別途。
とにかく大した事無くて良かった良かった。人騒がせな!






願いの叶ういちごを食べた。

2010-07-21 15:17:14 | トンパチ家族日記。

私自身は植物を育てる事はおろか、名前すら怪しいシロウトなのであるが
我が母は農家出身という出自も手伝って、かなりの園芸好きである。

しょっちゅうその手の大型店へ行っては色々な種や苗木を仕入れたり
近所の同じ趣味の人から貰ったりして、住まいであるぼろアパートの前の私道や


空き地になっている所へたくさんの花を咲かせたり野菜を育てたりするのが日々の楽しみだ。
おかげで、実家には花が絶えない。
弟夫婦もよくプレゼントしたりするし、周囲の人も弱ってしまった植物を持ち込んだりするので


いつでも植物でいっぱいだ。

愛情込めて育てるとそれに応えるのか、
母が一生懸命世話をした植物達はもうダメになったかのように見えても
時間をかけて回復し、生き生きとした葉を茂らせたり花を咲かせたりする。

私にはとんとそういう才能が無いので、本当にすごいと思う。
子猫のしつけとかなら自信あるんだけど。

さて。
そんな母が少し前に「ワイルドストロベリー」の鉢を貰ってきた。
 
育てきれない植物をくれて寄越す知人がよくいるので、
きっとその鉢もその手の経路で実家に来たのだろうと思われる。

一時期あんなに話題になったのでどんなモノかと見てみれば、
ショボい葉っぱがボサボサに生えた、何だかシケた鉢であった。

「ワイルドストロベリー」という横文字だと何だかすごいモノのように聞こえるが、


和名は「エゾヘビイチゴ」。
「ヘビイチゴ」なら何だか聞いた事がある。
しかも、一気に印象が所帯臭くなるから不思議だ。

さて。一時期どうしてこのヘビイチゴが騒がれたかと言えば
「実がなると願いが叶う。特に結婚に効果大」
というロマンチックなおまじないが囁かれていたからだ。
夢見る独身女性がこぞって購入し、一生懸命育てている様が
テレビなどでも放映されていたように思う。

そういうおまじないが発生するくらいであるから、
きっと実をつけるように育てるのは大変なのだろう。。。
と私は思い、母に
「宝くじの当選は母ちゃんにかかってるんだから、気合い入れて育ててよ!」
とハッパをかけた。
母はいつもの調子で「まあ頑張ってみるよ」と答えて、
ヘビイチゴを花がたくさん植わっている場所の片隅に植え替えた。

私がヘビイチゴの事などキレイさっぱり忘れていたある日、
母から「イチゴの花が咲いたよ!」という連絡を受けた。

早速見に行ってみると、確かに小さな花が咲いている。
実だけでなく花が咲くのも幸運としている説もあるので
「おおすごい!」
と私は興奮した。

しかも一つや二つではなく、サービス満点に七つも咲いている。
「ちゃんと花が咲けば実もなるよ」と母。
さすが母。
きっちり育てて、しかも七つも花を咲かせるとは。
どうやら余計な葉っぱを大胆に落とす作戦を用いたらしいが、
私には何がどう効果的なのかさっぱりチンプンカンプンだった。

そしていよいよ一昨日。
その実を収穫致しました。

   2008-05-31 12:37:40 母が丹精込めて育てたヘビイチゴちゃん。
 
大きさは小指の先程度。
野生のイチゴなので小さいです。
二つ収穫した内、一つはやや熟れ熟れの食べごろ
もう一つはやや固めでちょっと時期が早い気がしなくもない感じ。

「さっそく食べよう!」  
と張り切って私が言うと、母は
「母ちゃんいいからアンタ二つ食べな」
と言うではないですか。嗚呼ありがたき親心。
しかしそれではやはりつまらないので、二人で食べる事に。
母が譲ってくれ、私は熟れ熟れの大きい方を。

まずは母が時期尚早気味のイチゴを口に入れた途端、
「うえ~、まっじぃ~!!」
とあろう事か口から噛みかけぐちゃぐちゃのイチゴを吐き出すではないか。
驚いて口半開きの私。
どうやらやはりまだ収穫には早かったようだ。
その様子にかなりビビった私ですが、願い事には代えられない。
「むにゃむにゃ。。。」
と心に願い事を念じ、えいやっと口の中へ。
すると、私の方は普通のイチゴの味でほっとひと安心。
「叶うかな~、ゲヘヘ」
等と企み笑いをする母娘であった。

そんな私が、今日この記事を書く為にヘビイチゴの事を調べていると
衝撃の事実が発覚!
な、なんだと。。。?
実を食べると願いが叶わない
だと。。。?!

そう。
ご存じの方も多いかと思うが、ヘビイチゴは花が咲く・実がなると
願いが叶うとされており、逆にその実を食べてしまうと願いは叶わない
。。。というシステムらしいのである。何だそりゃ!

ブームになった当初、全く関心の無かった私はその事を知らずに
ガフガフと喰らってしまったのであった。ショボ~ン。。。

しかも私が願ったのは「夫婦円満」。

どうやら今年後半も波乱は避けられそうにない気配の我が家である。
無知は罪ね。。。