第78回(2005年)アカデミー賞作品賞、脚本賞、編集賞の3部門受賞作品です。
「クラッシュ」
アメリカ 2005年 1時間52分
作品の中で描かれるメインテーマとしては、人種間の差別や偏見が挙げられますが、夫婦愛、親子愛などの愛を描いた作品であるとも言えますし、非常に奥の深い作品です。
ストーリーでは、主に人種や職業、家族関係によって成立している6つのグループが主に登場します。
そして、それらのグループが他のグループと関わり合う際に、数々の「クラッシュ」が起こるのです。
1日という時間枠の中で、これらのグループがお互いに関わり合い、登場人物それぞれに、何らかの結論(結末)といえるものが与えられています。
人間関係が錯綜するように絡み合う脚本は、日本で言うと、三谷幸喜の脚本と通じるところがあるような気がしますね。
本当に秀逸な脚本で、アカデミー賞受賞も納得です。
また、音楽も非常に印象的かつ効果的に使われていて、センスの良さが感じられます。
本当にすばらしい作品です。個人的には、2ヶ所泣けるシーンがありました。
脚本、監督をつとめているポール・ハギスは、クリント・イーストウッドが監督してアカデミー賞作品賞を受賞した「ミリオンダラー・ベイビー」の脚本や、最近では、同監督による「父親たちの星条旗」の脚本、ダニエル・クレイブの新ジェームズ・ボンドが話題になった「007 カジノ・ロワイヤル」の脚色に参加するなど、非常に優れた成果を残しています。
今後の作品にも目が離せないですね。
星満点 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「クラッシュ」
アメリカ 2005年 1時間52分
作品の中で描かれるメインテーマとしては、人種間の差別や偏見が挙げられますが、夫婦愛、親子愛などの愛を描いた作品であるとも言えますし、非常に奥の深い作品です。
ストーリーでは、主に人種や職業、家族関係によって成立している6つのグループが主に登場します。
そして、それらのグループが他のグループと関わり合う際に、数々の「クラッシュ」が起こるのです。
1日という時間枠の中で、これらのグループがお互いに関わり合い、登場人物それぞれに、何らかの結論(結末)といえるものが与えられています。
人間関係が錯綜するように絡み合う脚本は、日本で言うと、三谷幸喜の脚本と通じるところがあるような気がしますね。
本当に秀逸な脚本で、アカデミー賞受賞も納得です。
また、音楽も非常に印象的かつ効果的に使われていて、センスの良さが感じられます。
本当にすばらしい作品です。個人的には、2ヶ所泣けるシーンがありました。
脚本、監督をつとめているポール・ハギスは、クリント・イーストウッドが監督してアカデミー賞作品賞を受賞した「ミリオンダラー・ベイビー」の脚本や、最近では、同監督による「父親たちの星条旗」の脚本、ダニエル・クレイブの新ジェームズ・ボンドが話題になった「007 カジノ・ロワイヤル」の脚色に参加するなど、非常に優れた成果を残しています。
今後の作品にも目が離せないですね。
星満点 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆