サメと海の生き物に関する図鑑を読む。
チビがこの図鑑が大好きで、毎日開いて眺めている。
気になるページがある。
死体に見えてしまう。
何度みてもそう見えてしまうのだ。
そんな訳はないし、確実に死体ではない。
それでもこのページを開く度に、死体をイメージしてしまう。
逆さまになり、頭から海底に埋まっている。
出ているのは太ももから下の部分だけ。
片足はふくらはぎから、もう片方は足首から食いちぎられている。
ちぎれた所は海水でブヨブヨになり、ふやけきっている。
そんなイメージしか浮かばない。
そうとしか見えない。
他の誰にも聞いても
「どこが?」
と言われてしまう。
ついに精神鑑定が必要になってしまったか?
想像すると気持ち悪いが、死体に見えてしまうのだから仕方がない。
わたしはこれを
「死体のページ」と名付けた。
チビがこの図鑑が大好きで、毎日開いて眺めている。
気になるページがある。
死体に見えてしまう。
何度みてもそう見えてしまうのだ。
そんな訳はないし、確実に死体ではない。
それでもこのページを開く度に、死体をイメージしてしまう。
逆さまになり、頭から海底に埋まっている。
出ているのは太ももから下の部分だけ。
片足はふくらはぎから、もう片方は足首から食いちぎられている。
ちぎれた所は海水でブヨブヨになり、ふやけきっている。
そんなイメージしか浮かばない。
そうとしか見えない。
他の誰にも聞いても
「どこが?」
と言われてしまう。
ついに精神鑑定が必要になってしまったか?
想像すると気持ち悪いが、死体に見えてしまうのだから仕方がない。
わたしはこれを
「死体のページ」と名付けた。