行ってきました【富士山】へ・・・初めての富士登山！ （№１）

この富士山はイメージです。（冬）

以前、会社の上司に話を聞き、またキムタクが罰ゲームで登ったこともあり、
そして去年、ニュースで見て、準備期間１年、ついに今年の８月、富士山登頂に
チャレンジしました。

富士山もいよいよ世界遺産に認定されそうで、ただでさえ毎年登山者が増えて
いるのに、世界遺産になったら大混雑できっと行けない。
そう思った私は、コツコツと去年から準備していたのでした。

まず、富士山は夏しか登山できません。日本一の高さゆえ、万年雪が融けるのは
７月～９月上旬まで。山小屋もほとんどが８月イッパイで閉鎖してしまいます。

まず必需品として、トレッキングシューズ、リュックサック、レインウェアを
季節はずれに安く購入。それから小道具類を集めました。

そして、今年いよいよ決行！前日に必用品を車に載せ、期待と緊張にドキドキ
しながらハンドルを握りました。同行者のＫ氏は車の中で爆睡。
家から約３時間半で五合目まで到着する予定でしたが、富士スバルラインで
駐車待ちになり、五合目着が１１時頃となってしまいました。


五合目で、すでに標高２３００メートルで雲が下に見えます。
富士山は標高が高いため空気が薄く、高山病になりやすいため、五合目では１時間以上、
薄い空気になれる時間が必要とガイドブックに書いてありました。
そこで、まずは早めの昼食をとり、あとは売店等を覗いて時間をつぶすことにしました。

とりあえずビールで乾杯！おつまみは焼鳥と餃子。どれも４００円。



メインは富士山を形どった噴火丼（麻婆丼）９００円。すでに物価が日本一になっていました。
ただ、飲酒は酔いやすくなりますのでご注意ください。



それからレストハウスのトイレは有料ですのでご注意ください。
食後、売店を少しフラフラして時間をつぶし、したくを整えてから、安全祈願のため
神社へお参りしました。



五合目から六合目まではほとんど平坦な道で鼻歌まじりでらくらく、でも足元を
注意しないと馬ふんが落ちています。（馬で七合目まで行けるらしい）




六合目からはいよいよ富士山らしく落石よけのフェンスが九十九折りになって
登って行きます。六合目からは森林限界といって大きい木は１本もありません。



七合目まで来ると疲労というより息が切れるのが早くなった気がします。
七合目からは山小屋があり、見上げると近くに見えるのですがなかなか着きません。



それに恐怖の岩場が出現しました。ただでさえ息切れするのに岩場を登るのは
けっこうキツイものがあります。



予定では中間地点の３０００メートルまで行きたかったのですが、ここでＫ氏がダウン。
七合目のＫ館に泊まることにしました。画像は影富士です。



山小屋は予約したほうが安心ですが、平日の事もあり、またどこまで登れるか
わからなかったので予約しませんでした。



時刻はまだ午後３時でしたがＫ館で荷物を降ろし、宿泊料金を前払いし、夕食まで
仮眠をとることにしました。

寝所は２段式になっており、寝袋と布団がギッシリ並べてあります。
山小屋の人に聞いたら１人分は枕１個分の幅だそうです。
ただし、昔のように頭と足が互い違いにして寝ることはないそうです。
それでもこんな狭いところで雑魚寝をするのは初めてなので、とりあえず誰も
来ないうちに寝ておくことにしました。



さて団体さんが来る前に、と言うことで５時半から夕食です。
メニューはハンバーグです。山小屋の夕食はカレーが多いのですが
こことＴ館はハンバーグらしいです。
飛び込みのせいか、後に団体がひかえているからか、ライスのおかわりは
却下されました。



しかし、私たちの前に山小屋のスタッフが食事してたけど
エビフライ食べてたような気がする～。
山小屋のスタッフは毎朝お客さんのご来光で早起きして
水がないからお風呂も入れず（雨水を沸かしたお風呂があるらしい？）
何にもないから遊べなくてストレスもたまるから
食事だけが楽しみなのかも？毎日お客さんと同じ食事じゃね。

食後は、夜景を眺めながら一服。ただし電子ライターは空気が薄いせいか
まったく火がつきません。マッチかジッポーがいいかも。
歯磨きの水もないので、自分のペット水を使うか、楊枝とか歯磨きガム
それとも下山まで磨かない？



後はやることないので寝ることにしましたが、スタッフからご来光を
どこで見るか聞かれました。
山頂で見るのでしたら１時起き、山小屋前で見るのでしたら４時半起きです。
私たちは夜中真っ暗な中を登山する勇気がなかったので、ご来光を山小屋前で
見ることにしました。

翌日早いのでとりあえず寝ることにしました。
同行者Ｋ氏は早くもイビキをかいて熟睡しましたが、それがあとで大変なことに…

☆２日目は初めての富士登山№２に続く・・・