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続・くさかんむりは六画

つらつらと記すモノなり

銀のタブレット プロローグ

2015-08-21 07:43:13 | ボドゲ


ルース・ウォルコット教授は、町から北に1時間行ったところにある孤立した古い館に住んでいた。その家は背丈の低い木々に囲まれた岩山の上に建っていた。森と家とのあいだに広がる不毛の地を横切って進むと、見えざる目で見られているようで背筋がすっと冷たくなる。

窓の鍵は開いていた。のぞき込むと家具が倒れており館中が荒らされているようだった。
ウォルコットを呼んでみたが返事がなかったので、この破壊の痕跡を追って館の奥へと進むことにした。

ガラスの割れる音に続き、ドーーーーーンという大きな音に驚いた!
まるで、ベンチ(礼拝堂の信者席のような)がひっくり返されたかのような音だった。

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