HITO-OMOI(ひとおもい)

ひとを、ひととき、ひとへに想ふ短歌がメインのブログです。作歌歴約二十年、かつては相聞(恋歌)、現在は専ら雜詠です。

4993首・・・まだ好きと

2024-02-29 00:00:00 | 短歌

「まだ好きと付せる濁点悪筆のせいにできない濁った気持ち(新作)」


口語。濁点をとると「また好きと」であるが、、。

不尽

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4992首目・・・滴経て

2024-02-27 00:00:00 | 短歌

「滴(しずく)経(へ)て細流(せせらぎ)生(あ)れたり日々はつか音早めゆく雪解けの郷(さと)(新作)」



聴覚の歌。プロならもっと上手く詠むんだろうが、この程度どまり。

不尽

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4991首目・・・やや高き

2024-02-25 00:00:00 | 短歌

「やや高きCO2の数値見つページ繰る指止めただ君を(新作)」



行きつけのカフェのカウンターにはCO2計測器が置いてあるのだが、三桁が表示されることは滅多にない。店の作りは半開放なのだが、、。

五句は強引な言い差し、の歌。

不尽

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4990首目・・・剥がさるる

2024-02-23 00:00:00 | 短歌

「剥がさるるごとく離(か)れしを情けとぞ思(も)ふこそ愚か現在(いま)ひび割れて(新作)」



五句を「ひび割れたる唇(くち)」としていたがあまりに即物的なので改作。

不尽

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4989首目・・・オフ会に

2024-02-21 00:00:00 | 短歌

「オフ会に誘ふとも時還らざり書けど送らぬはわれのみなるや(新作)」



読んでほしいような、読まれたくないような、、、そんな相聞歌。

『とも』は、逆接の仮定条件の接続助詞

不尽

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4988首目・・・暗き影

2024-02-19 00:00:00 | 短歌

「暗き影半年ごとに診る石よお落ち遊ばさざらまほしかな(新作)」



突如尿管結石で七転八倒してから2年半経過した。御石様は依然として2つ体内にお住まいでいらっしゃる。お祈りするばかりである。

不尽

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4987首目・・・ウェンデルケン

2024-02-17 00:00:00 | 短歌

「ウェンデルケンウィックケイにアンソニー今だ空きたる96番(新作)」



週刊ベースボールの選手名鑑がでる時季となった。

既に「外国人投手」で四人在籍。ファンのサイトを読んでいても、バウアー残留熱望というより、今では「来てくれればめっけもん」てな感じになってるわ。私とて同様。(この文章は15日に書いているのでどうなることやら。)

まぁ、バウアーひとり中4日って、チームからすると、『ローテーション破壊王』やん。

それはさておき、背番号4の彼を腐すつもりは毛頭ないけど、ルーキーが表紙ってとこで、もう今シーズンを象徴しとるやろ。


ついでに、バックナンバーをひっこ抜いて、暗黒時代(02~15)以降、ここ20余年間の表紙を飾った選手を書いてみた。

02石井、03古木!、04タイロンウッズ、05多村、06三浦、07.08村田だっ、09内川、10清水直行、11森本ひちょり、12三浦、13荒波、14梶谷、15~18筒合!、19山崎、20今永!、21佐野、22牧(二年目)、23佐野、24度会

暗黒時代の序盤と終盤が、誠に感慨深い、、、。

不尽

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4986首目・・・撮りて直ぐ

2024-02-15 00:00:00 | 短歌
「撮りて直ぐ三大栄養素バランスの判断くだすアプリぞ望む(新作)」



炭水化物撮りすぎだよねぇ、と思っても、現在は、メニューをクリック選択して判断するアプリしかない。面倒で続かない。できれば調理前の食材並べて写真撮っただけで判断するアプリ、、できない?(って、誰かが開発中と信じている、笑)

不尽
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4985首目・・・活きが良し

2024-02-13 00:00:00 | 短歌

「活きが良し言ふべからざる眼の魚されど喰われてなんぼじゃないか(新作)」



スーパーで売ってる魚。眼が多少濁ってても売れ残ってたりすると、何だかちょっとかわいそうだな、どうせたいした調理しないんだし、と思って買い物かごにいれることがある。(切り身だと魚の顔?が見えないからそんなこと思わないけどね。)

不尽

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4984首目・・・疾く買はるる

2024-02-11 00:00:00 | 短歌
「疾く買はるる其れは其れとて構はぬと思へど気になるCDの棚(新作)」



時おり書いているように、よく利用するスーパーの2階にBOOK・OFFがある。
本とCDは見つけた時に買えという金言は知りつつも、BOOK・OFFの独特な値付けで、高すぎもせず安過ぎもせずの、心が揺れる出物がある。
そんなときは、1週間ほど我慢する。やがて売れてしまって棚から消えていると、胸のつかえがなくなったりする。笑
この度のそんなCDがこれ。


コルトレーンのライブ(アット・ハーフ・ノート、1965年)の発掘盤だが、れっきとしたインパルスから2005年に発売されたもの。

不尽
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4983首目・・・電池をば

2024-02-09 00:00:00 | 短歌
「電池をば換ふるばかりに作動(はたらき)の蘊蓄語り尽くせる職人(新作)」


いつの間にやら家電量販店やSCの腕時計の電池交換が即日対応ではなく、二週間もかかり、料金も倍額になっている。
そこで街角の見過ごしそうな時計店を利用する。料金も以前と同じだ。そのうえ、蘊蓄を聞いて得した気持ち。
腕で稼いできた自負を感じさせる70代とおぼしき時計職人。この人は、確かに社会を支えている。

不尽

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4982首目・・・キャンプイン

2024-02-07 00:00:00 | 短歌

「キャンプイン優勝するはずなきがゆゑ却(かへ)りてシーズン愉しめる哉(かな)(新作)」



昨年とは、うってかわって、何の心配?もなく、楽しんだり悔しがったりできそうな2024シーズンである。

不尽

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4980.4981首目・・・最後の種族2首

2024-02-05 00:00:00 | 日記
「隠しごと捨てたる証し襟なしのシャツを今さらなぜに今さら(新作)」


「頬に当つるグラスの脚(ステム)か細きになほ掻き立てらるる愚かさよ(新作)」


前回の続きめくが、寺尾の二、三枚後ろにあったのが、杉山清高&オメガトライブのこのアルバム。


オメガトライブの七枚のシングルは、全て好きだけど(作曲は全て林哲司)、このアルバムに入ってる『ふたりの夏物語』の歌詞にインスパイアの2首。

まぁ、いまカラオケしても、ラストの♪海に返すのさ、just only you♪の高音はもう出ないわなぁ。

不尽
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4978.4979首目・・・「久しぶり」2首

2024-02-03 00:00:00 | 日記

「久しぶり声かけらるる居酒屋は持たざりレコ屋と茶店はあるなり(新作)」


特にこれといった理由はないんだが、『よぉ、ご無沙汰』とか、マスター(店長)に声かけられて、とってつけた言い訳するのが、小っ恥ずかしく、またまた足が遠退く。



「エサ箱で見つけりなぜにかく売れしの愛(ラブ)が揺蕩(たゆた)ふアルバム(新作)」


そこで、マスターではなく、バイトさんが店番の時に入店。

LPのエサ箱を漁ると遭遇したのが、『Reflections』。

GS(ザ・サベージ)をしてたことは知ってたけど、(当時の私から見ると)れっきとした30過ぎの役者してるただのオッサンだった寺尾

長くなるから書かないが1981年の寺尾の売れ方は凄まじかった。セールス記録を検索して再認識。(画像はeの文字が見づらいけど、加え煙草の火でLoveと記されている。)

不尽

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4977首目・・・一桁の

2024-02-01 00:00:00 | 短歌

「一桁の体脂肪率と思しきがマシンでランに没入せるを見ゆ(新作)」


トレーニングジムに通いだして15年目。マシンでランする速度も時間ももはや駄々下がりである。
驚嘆、羨望、揶揄が混じりあう一首。

不尽

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