NHKの『ラジオ深夜便』を半年ほど前から聞き始めた。なぜなら、以前からお気に入りだった柴田祐規子アナウンサーがアンカーだと知ったから。
とはいえ、ラジオ深夜便は長丁場(午後11時から翌朝5時)だ。次の日の仕事に差し支えるので、聴取していたのは柴田さんが担当する日の午前3時くらいからだけ。
この番組の柴田さんはアンカーだから、アナウンサーやナレーターとは異なり、少し個性が出るし、彼女の心地よい声と相まって、とても素敵な時間だ。
本年度から5年ぶりにアンカーに戻ってきた柴田さんの放送は月2回の第2・第4月曜日。昨日が今年度最終の放送だった。だから頑張って午前2時から聞いていた。
ところで、『ラジオ深夜便』はかつて深夜のラジオ番組を聞いて育った者としては、選曲がいつもスイートスポットを突いてくる。(まぁ、ターゲットがシニア層だろうから当たり前だけどね。)
今回も午前2時台が佐野元春特集、午前3時台が昭和52年(1977年)の流行歌(死語)。いまどき、野口五郎の『むさし野詩人』を聞けるのはラジオ界広しといえど、この番組だけでしょ。(笑)
ただ、残念なのは、来年度は柴田さんの担当は、第4土曜日だけの月1回になること。寂しいなぁ。でも、続投なのでよかったかな。休みの日だから、長い時間聴いていられるかも。それもよし。
「踏みこまぬままで抱(いだ)くは原野にてかねて荒野と誰(たれ)か名づくる(新作)」
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