親子eighterはじめました。~母はなにわ男子も嗜みはじめました。~

AmBitiousも応援中!真弓のタケ垣にタケ立て掛けたのはタケ立て掛けたかったからタケ立て掛けたのです。

齢五十の一人旅

2017-06-28 22:01:41 | 京都 奈良 鎌倉 仏像



みなさま、ごきげんよう。




雨が降るとの天気予報でしたが、電車を降りて歩きはじめたら、太陽が顔をだしました!




やはり、呼ばれていたのだと鳥肌を立てながら東寺へ。




ありがたいなー。


薄暗い中で金色に耀く御仏。


ほんのりと香る御線香と、すこし湿った空気の匂いが混じります。


立体曼荼羅に圧倒されて、しばし動けずにいました。


仏像界のオールスターキャストをアリーナ席で拝む感覚です。


じーーーーーーっくり拝観しました。もう本当にじっくりと、防振双眼鏡で!


双眼鏡って仏像にもつかうんですよ。化仏のお顔までよーく見えますし、衣や装飾品の細部まで分かりますし、踏まれた餓鬼の表情までハッキリしますから。


薬師如来が一番心に残っています。潤んだように見える瞳からは慈悲の涙が流れているようでした。


日光菩薩と月光菩薩も均整がとれてとても美しい。


お顔も少し違って見えて、日光さんの方が好みでした。




いやーありがたい。










バスで移動して三十三間堂へ。


高校の修学旅行以来でした。あの頃は沢山の仏像を前にして全てを見透かされているような気がして怖かったな、と思い出しました。




今は、一度にこんなにも沢山の観音様を拝めるなんて、なんとまあありがたいことでしょう!




前列には創建当時の観音様や著名な仏師が作った観音様が並びます。


後ろの方の観音様のお顔は拝観出来ないのですがお身体や頭の一部分は見えるので、全ての観音様を一体一体拝んで参りました。


縦横斜め、どこからみてもスッキリと整然と居並ぶ千手観音。


圧巻!!



身心ともに洗われたようです。




京都、大好き。








一人旅もいいですね