チーム全員で完走出来たら楽しいだろうな。その夢は叶うこと無く終わり自己挑戦の舞台と変わっていった。 単独で参加した5月の大会を完走した時は「俺チャレ最高の舞台」と思った。その一方でチームは普通の同級生にの集まりになった。集まれば楽しく酒が飲める。それで良いと思うようになった。 あれから3年か。またあの御殿に向かうことになった。 おばちゃんも元気そうだった。おじちゃんも元気のようだ。久しぶりに聞いた声に、あの空気を感じた。 これが最後の挑戦になるかもしれない。ならば全力で走ってみますか。 王滝族の一員として、Team三連敗の一人として。
