晦日ランと言えば「三憩園」のラーメンを食べることがお決まりとなっていたので、ふらっとロードを走らせて秦野に向かってみた。おとといは二日酔いで辛かった善波峠も今日はのんびりと通過し秦野に向かって下り始めると弘法山の展望台が見えた。「ちっと寄ってくか！」と途中で国道を左にそれ弘法山を目指すことにした。心の灯を絶やさぬためなのかは分からんが、何か急に行ってみたくなった。
国道から一旦下るとすぐ激坂になる。アスファルト道を左にそれると更に傾斜がキツくなり、推定14％のコンクリート道路になる。距離は短いが要所々立ち漕ぎを入れないと上ることが出来ない。稜線にでると砂利道になるのでタイアのダメージを考慮して押して山頂を目指した。山頂はひっそりとしていて、相変わらず野良猫でいっぱい。今日は食べるものを持ってこなかったので全く相手にされなかった。母校の東海大学を眺め時計を見ると10時20分。三憩園の口開けまであと1時間。口開けには間に合わないが1年間の反省？を込めて目指すはヤビツ峠。
毎年このベンチで反省会をしていたのだが。自分も含めてみんな年を取ったんだな～と感じたりして。まぁ同級生だからね...。
入口の信号でヤッケを脱いで戦闘モードにチェンジ！。前回（今年の春先）はアンセムで1時間4分もかかってしまったので、今日は「50分を切る！」と、目標は高く掲げたもののなんせ12月の忘年会続きで馬体重は77Kg...。それでも「やる気があれば何とかなる！」と気合いを入れてスタートしようとしたが、今年購入したサイクルメーターの使い方がよくわからずラップの設定が出来ない。仕方なく時計でスタートすることにしたのだがキリの良い10時35分まで待つことにした。待っている間に1人、若手がアタックを掛けスタートして行った。思えばロードでヤビツ峠をアタックするのは10年ぶり？。いや、覚えていないくらい前だ。
10時35分アタック開始。まずは「ゆば坂」を立ち漕ぎを入れながらグングン進んで行くはずだったが、いかんせん体重が響いて心拍が180を越えてしまう。コンビニの信号辺りからは心拍数を170代に押さえながらペダルを踏むことにした。蓑毛通過が17分。決して早くない。その後もペースが上がらず「菜の花台」の通過が37分。ここから13分以内で峠まではとても無理だ。流してしまおうかと思ったが「今年最後のランは全力で頑張ろう！」と決め心拍を180後まで上げて頑張る。視界が開け左に旋回し始めたがラストスパートの力は残っていなかった。心拍が190まで上がってしまいペースダウン。終わってみれば53分46秒。「あと体重が5Kg軽かったら！」と負け惜しみを呟きながら今年最後のアタックを終了しました。
次回は50分を切るぞ！って、次回っていつだ～...てか！
さあ、残すは「三憩園」。峠では3人くらいの若者が休憩していたが、声も掛けずにそそくさと下山。意外に店は空いていて1年間をチャーシューワンタン麺での締めくくりました。
晦日ランの締めくくりにみんなで立ち寄っていた三憩園。店のおやじに「今年は一人？」と言われ、うなずく自分が少し寂しかった...けど、超～美味かったので良しとしよう！
帰りは道草して母校の東海大学周辺を散策。若かりし頃、ザリガニさんとよく通ったデカ盛り定食屋「くら」がまだやっていたのを発見して大感激。大学の脇を走りながら「学生のときもう少し勉強していれば俺の人生も変わっていたのかな？」なんてちょっとナーバスになりながら小田厚の測道を経由して帰路につきました。
