宮島峡にある宮島神社は、延喜内社(927)で知られる比賣神社の本宮であると伝えられています。
雨上がり
日が差し込んでいる苔むした境内。
その中に建つ社殿は
ケヤキの大木に囲まれながらも周囲の山々と一体となっていて、
踏み入るのをためらうほどの聖域となっています。
拝殿の右側にはは数個の巨石が組み合わさり、その中からケヤキの大木が生えている「岩だきのけやき」(小矢部市指定天然記念物)があります。
周囲17メートル、高さ3メートルの巨石に、幹まわり3.6メートル樹高35メートルのケヤキの大木が太い根で岩を抱えるようににして生えています。
わが国の古神道では 巨石を神の依代<神霊が依り憑く(よりつく)対象物のこと>とし、自然の石組みを磐堺<いわさか>と名づけ、巨木や樹叢<自生した樹木が密生している林地>を神実<かみざね>として ひもろぎ と呼んでいた・・・ |
かつては、ここに神霊を招ぎ降ろしておまつりを行った聖地で、まさしく古代の磐堺であろう。後に社殿がつくられるようになると、この磐堺をそのままにして、その後方に拝殿を建て、さらに本殿をその奥に築いた。 <小矢部市史 上巻 より> |
ここは、古代からのパワースポットなのでしょうか
神秘的で息苦しいほどのパワーで満ちています。
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