慎さまの「終わりなき旅」

人生は終わりなき旅。
自分探しの旅の途中で、今想うことは何?

名選手は名監督だった

2020年02月13日 17時54分00秒 | ニュース
“ノムさん“こと、野村克也さんが亡くなりましたね。
現役時代は南海ホークスの名捕手であり、下位に低迷していたヤクルトを優勝に導いた名監督でもありました。

2年ほど前に奥さんを亡くしてから、急に老け込んだなぁと思ってはいたんですが。

選手として活躍したのはボクが小学生ぐらいの頃で、当時パリーグの試合をテレビで観られることはほとんどなかったので、プレーしている姿は正直印象にないんですが。

キャッチャーでは初めての三冠王に輝いたり、残した記録を見れば、選手としていかに凄い人だったかというのも一目瞭然ですが、個人的に印象的なのは監督になられてから。

〝ID野球“や〝野村再生工場“などの言葉を生み出し、策士ぶりを発揮しながら、囲みのインタビューでは〝ぼやき“や名言など数々の語録を残し、ファンを楽しませてくれた人でもありました。

「名選手、名監督にあらず」というのは、この人には当てはまりませんね。

そういう意味では、三冠王を3度獲得しながらドラゴンズを常勝軍団に導いた、落合博満さんにイメージがダブるかな?(マスコミ受けという点では、落合さんにはありませんでしたが)

野球界に残した財産は計り知れず、ノムさんに教わった人たちが、これからもその教えを受け継いでいってほしい!と思います。

しかし金田正一さん、高木守道さんに続いてプロ野球界の昭和のレジェンドたちがいなくなっていくのは寂しいですね。
ご冥福をお祈りいたします。

Shin

埼玉だけがどうして?

2020年02月11日 14時11分00秒 | 映画
先週テレビでやってましたね、〝翔んで埼玉“。
ちょっと前にWOWWOWで放送したのを観たんですが、とにかく埼玉県をディスる映画。

「こんなのよく埼玉県が許したなぁ」っていうくらい埼玉県民が東京都民から虐げられるお話なんですが、逆に自虐ネタとして県をアピールできるという点ではメリットがあるのかな?

ただどうして千葉県でも北関東でもなく、埼玉県なのか?
千葉にはディズニーランドも海もあるのに対し、埼玉にはこれといった観光スポットがないというのが大きいんですかね。

東京に隣接してるという点でも、北関東と比べたらディスられやすいっていうのもあるでしょう。

映画としては、馬鹿馬鹿しいけど笑えるファンタジーって感じでしょうか。
埼玉県と千葉県の出身者対決のシーンと、エンディングのはなわさんの歌は特に笑えました。

GACKT氏と伊勢谷友介氏は、こういう作品にはピッタリ!ですね。
ブラザートムさんと麻生久美子さんの夫婦も、いい味が出てました。

ただ日本アカデミー賞にもノミネートされているみたいですが、それは果たして?どうなんでしょう。

Shin

パンデミックの脅威

2020年02月08日 19時16分00秒 | ニュース
新型コロナウィルスの猛威が止まりませんね。
毎日のように感染者が増えていくなぁと思ってたら、今深刻なのは横浜港に停泊している大型客船。

64人の感染が確認され、感染者は下船して病院に運ばれているものの、たまったもんじゃない!のは3700人の乗員乗客の皆さん。

横浜で足止めを食って、降りるに降りられず、一時は客室からも出られなかったそうなので、まったく不自由ですね。

食料は補充されているみたいですが、持病がある人の薬なんかが不足しているとか。

大型客船でのクルーズ旅行というと、現役を引退した年配のご夫婦が行くようなイメージがあるので、そういう意味でも体調が心配になります。

一生に一回?の旅がまさかこんな事になるとは!って感じですが、高額と思われる旅行代金は返ってくるんでしょうか?
そんな事言ってる場合じゃなく、早く降ろしてほしい!っていうのが先かもしれません。

ウィルスが発生したとされる中国の武漢の映像を見ると、まさにドラマや映画で観るようなパンデミック状態。
これ以上広がらないよう、早く鎮静化するよう願って止みません。

まずは自分で予防できる事、手洗い・うがいを徹底しましょう!

Shin

あの頃に戻りたい!

2020年02月06日 11時19分00秒 | 映画
WOWWOWで録画した、2018年公開の〝SUNNY 強い気持ち・強い愛“という映画を観ました。

これも韓国映画のリメイクだそうですが、韓国のエンターテイメントは素晴らしいものがいっぱいありますね!
日本でもとっても人気があるのに、どうして国と国は仲良くならないのかなぁ?

まぁとりあえずそれは置いといて、コギャル全盛の1990年代に女子高生だった女性たちの当時と今を描いた作品なんですが、これ、その世代の人にはたまらない!でしょうね。

時代は違うし、女子でもない単なるおじさんが観ても、「あの頃は良かったなぁ」って思っちゃいましたから。
「あの頃」っていうか、「若い頃」っていうか。

誰にも「戻れるものなら戻りたい頃」があるかと思いますが、ボクなら大学生の頃かな?
1980年代ですが、携帯もネットもなくて、今から考えたらとっても不便!な時代。

でもその分、人との繋がりは濃かったような気がします。
この映画でもそうでしたが、学生の頃の仲間っていうのは、何十年経っても、会うとその時代に気持ちが戻りますよね。

話が逸れましたが、90年代のJ-POPもたくさん登場して音楽も楽しめるし、高校時代と今がダブルキャストになっていて、篠原涼子さんの高校時代を広瀬すずさんが演じているという贅沢な配役。

グループのリーダーだった板谷由夏さんの高校時代を演じた、山本舞香さんも良かった!
ただグループ6人の中で、池田エライザさんだけは昔も今も同じだったのは謎?ですが。

「女子高時代に戻りたい!」と思っている人にはぜひ、おすすめの作品です。

Shin


ノンフィクションも得意なんです

2020年02月05日 12時07分00秒 | 映画
またまたクリント・イーストウッド監督の最新作を観てきました。
〝リチャード・ジュエル“という映画です。

しかし90歳を目前にして、本当に創作意欲が旺盛な方ですよね。
ほぼ1年に1本のペースで映画を撮っている人なんて、なかなかいないんじゃないでしょうか?

今回の作品は1996年のアトランタで実際に起こった爆破事件を題材にしていて、近年のイーストウッド氏の映画では、〝ハドソン川の奇跡“や〝15時17分、パリ行き“などに続く実話シリーズと言えるでしょうか。

ほぼ全作観ていますが、ノンフィクションだと事実を追うだけになってしまって、ドラマ性を持たせるのが難しいと思うんですが、そこはさすがに上手い!

今回も、爆破の被害を最小限に留めた警備員(彼の名前がリチャード・ジュエルです)が最初はヒーローとして扱われるものの、実は犯人なのでは?という展開で物語が進みます。

SNSなんかない時代ではあっても、マスコミの誘導で世論が180度変わってしまい、彼を追いつめていくところは現代と変わらないですね。

自らが出演する〝グラン・トリノ“や〝ミリオンダラー・ベイビー“なんかのおじいちゃんシリーズ?もとっても良いんですが、こういうアメリカの光と影を切り取ったような作品も彼の持ち味だと思います。

Shin