あとらくと

ゆるゆるいきたいの。

好きでやったこと

2023-10-30 01:27:36 | いつもの

私が独身時、1階にある実家を出て、2階の部屋へ転居しました。

店子としてデビューしたのが22年も前のこと。

これの前から、実家は実家で問題があって。

主に弟の問題ですね。ここでまた説明するほどでも…

あ、でもね、またスタートに戻ってますね、弟。

やっぱりかーと思いつつ、今まで支えてくださっていた周りの方々に大変申し訳ない気持ち。

弟本人は、こちらに連絡は入れてきていません。

もうすでに受け入れてもらえないだろうことは覚悟しているようです。

 

まあ、この問題と。

父の傍若無人ぶりと。

このワンマン・モラハラぶりがそっくりな人が、転職した職場にいた上司だったこと。

父もこの上司も、心の底から悪人だと評価して人はいません。

うちの父に関しては、周りの評判はよかったのです。

上司は「あの口さえ半分だったらね」と口の悪さを惜しまれている人でした(笑)

本質がどうであれ、家でも職場でもこういうタイプの人がいることで、

精神的に限界が来ていた、と思う。

狙っていた2階角部屋が空いたことと、転職で給与が格段に上がったことが理由で

お引越ししました。

結局、弟に振り回されてるのは変わらなかったけれど、逃げ込める場所があったのは

当時の私には大きな救いだったと思う。

 

一人暮らしをし始めた翌年、おっとが住み着き。

入籍時期を考えていたのは、祖父が闘病中だったから。

それでもそろそろ…と考えだしたら、祖父が亡くなった。

同居を開始して10か月弱だったかな。

喪が明けるまではとおっとが言うものでまた一年延びるのかと。

父から100日が過ぎたらいいんじゃないかと提案されたことで、

同居開始から1年程度で入籍。

 

その2年後くらいに母が倒れて不自由に。

若かったこともあってリハビリでグングン回復してくれて、

一人でできないことはないくらいまでは回復しました。

辞めたのは車の運転くらいですかね。

 

そこから15年強。

今まで、修繕もしてもらえない、雨漏りもしていたくらいの部屋に住み続け、

家賃も当然払い続け。

安くなったわけでもなく、なんなら一時期は入居者の中で一番高い金額を払い続け(笑)

 

実家のこまごました雑用はやっていた。

母の通院送迎なども基本的には私の仕事。

買出しの送迎も私の仕事、荷物持ちも当然。

 

冬場の除雪はきつかったな…

21時から始まって、翌朝6時まで外にいたまま、それでも終わらなかった除雪が一番つらかった。

これ、一人でやってるからね。おっとは夜勤でいませんでした。

父は寝てました。妹は自分でお店をやってた頃だったと思う。

夜が営業時間だったので、帰宅にえらいこと時間かかってました。

もうかなり昔のこと。

立往生した車を、自衛隊さんの戦車が助け出しているニュース映像を鮮明に覚えています。

近々だと今年の1月とか2月の除雪だな…夫は入院してたと思うから2月かな…

8時間でやっと終わってね…食事もせず、水分だけはなんとか取って。

 

それもこれも、母ができるわけでもなく。

母のリハビリ用送迎車が来るだろうことを考えたら、積雪のまま放置も無理だった。

 

せっかくきれいになった、自分で選んでわりとお気に入りの壁紙のこの部屋。

クーラーも新品設置してくれて、本当に快適に過ごしてた。

今まで我慢してたのも報われたかなって、大げさにも思ってて。

 

でも、出て行け、と。

家賃払って我慢して、家賃払ってまで実家に協力して。

 

「好きでやってたんでしょ。嫌なら出ていけばよかった」

 

そう、妹に言われたのはやっぱり苦しい言葉でした。

実は母も言ったことがあるけどね(笑)

「嫌なら出ていけばいい」

 

私もおっとも、出て行ったら母はどうするのかと思った部分はあったんです。

現実的に考えたら、いなければいないなりにどうにかしたんでしょう。

その点、私たちが押しつけがましかったと言われたら何も言えません。

 

でも、私たちが協力したことが、まったくなかったことにされてしまう、

私たちが好きで勝手にやったことと、と自分で思うのならまだしも、

私たちよりも実家の運営に協力していなかった妹に言われるのは

気分がいいものではないです。

 

 

姉と妹である関係の私たちですが、

下の方が要領がいいのはわかってます。それはもう、世の習いだと思います(笑)

 

「お前の家は一人娘だから」

そんな風におっとに言われるくらいには、差があった。

けれどそれを、母も妹も認めない。

それは「僻み」 母にはそう言われました。

妹は、「贔屓にしているのは私じゃないから、私に言われても」とこともなげ。

 

 

ここから引っ越したくない。

お金のことで悩みたくない。住む場所がなくなるかもという不安も苦しい。

おっとの希望で、隣の市へ移るのも本当の本音はイヤだ。

今住んでいる市に執着があるわけじゃないけれど、隣の市は苦手だ。

これはもう感覚的なもので、説明しにくい。

でも今の市に住んでいて同意をしてくれる人は少なくない。

 

母と近くにいたい、と言うのは薄れてしまった気がします。

母は今は妹夫婦に気を遣っている。

なのでむしろ、私が視界にいることで、思う存分にそちらに100%気遣いをすることに

集中しにくいんだろうなと感じているので

私が見えないところにいるのが一番良いのかと。

「これからのこの家のこの生活のことは、口出ししないということでよい?」

=妹にすべて決定権を預けるよ、姉は意見しないでね

ざっくりとまとめるとこういう言葉で母が私たち娘二人に言ったので、

そういうことなんだろうなと、私は受け止めていて。

腹が立つとかはないんだけれど、

妹が決めた、母ももちろんその気があるからなんだけれど、

家から出ていけ、どうにかしろ。

という宣言は、私たちには優しくないタイミングだったこともあって。

 

この15年ちょっとは、なんだったのかなと。

私はこの家の中の立場として下なのかもしれない。

けれど、おっとはこの家の中の人ではない。

私と同じように軽んじていい人ではないはずだ。

 

気遣いをしてくれたことを感謝してあげてほしいし、

そこに温情はないんだろうかとも思ってしまう。

 

でもそれは、こちらが多くを望み過ぎなんだなって諦めてはいる。

でもでもやっぱり、苦しい。

悲しいとかはあんまり。わかっていたと思う、自分の価値や扱われ方。

 

 

不動産屋に行くことも、予約も、いざ相手に説明することも。

全部が私の仕事。

夫は「こうする」と言うだけで、何にも行動しない。

 

こんな恥ずかしい経済状況、お世話になるかどうかもわからん初対面の相手に

えっ?!と驚かられながらの説明は、本当に大ダメージ。

それでもこれだけ恥をかいて、結果、なんとかなるのならまだしも。

成功確率10%程度かって感じ。

 

それに家なき子になってしまうかもしれないことや

諸々があることで、みぞおちに大きな石が詰まってるみたい。

ずっと胸が苦しい感じがする。

 

おっとに不安を聞いてほしいと思う。

「ローンは通るんじゃねーのー」とあっけらかんと言っていたのに、

本日、懇々と説明してもらえたことで、「もしかしたら無理かも?」

くらいの危機感は持ってくれた。

そうなったらどうする?  「引っ越し代借金してどっか賃貸だなー」

借りられるところなんてない。どれだけ借金あると思ってんだって。

いや、まあ…そんな高いところに行くつもりもないし…(笑)

と私は予算しているけどさ。

 

今回の妹や母の決断で、おっとが住宅購入に傾いたのは確か。

私は犬猫の多頭飼育+駐車場2台の条件を考えたら、

そもそも該当物件も見当たらないし、月々の家賃は住宅購入よりも高くつく可能性があって、

中古物件の購入、かなあ…と考慮したのが本音。

でも速攻で住宅ローンなど通らん!と我に返ったのも本当(笑)

 

20年ちょっと、普通の賃貸の店子なら即対応してもらえた修繕も、

嫁の親だから…と我慢したところが多数あって、

それは生活に支障が出る部分も何年にも渡ったところもあった。

やっと直ったと思ったら、今度は出て行けと。

 

今度は、自分たちの都合以外で出て行かなくて良いところに住みたい

というところへ到達した心境も、理解できないとは言えない。

 

 

私は、おっとに対して意見がしにくい。

隣の市なんて行きたくないけれど…

私たちが訪れた2件の不動産屋さんで紹介された物件は、

どちらも同じ町内のもので、今よりも通勤が1.5倍ほどになると思う。

そして、できれば住みたくない地域ではある。「陸の孤島」扱い(笑)

静かでいいよと住んでいる人はたくさんいるし、悪い土地ではないんだけれど

これはもう、私たちの好みの問題だねぇ(笑)

通勤が長くなるのはかわいそうだなと思う。

それも、おっとが候補にしている隣の市の該当地区に移れたら、1/3ほどの通勤時間。

そりゃあそちらを望むだろうし、物件価格だけならほぼ大差ない金額のものが今出ているし。

建物の大きさが隣の市の方が大きいから、修繕費もかさむよな…

でも土地はこちらの市内の方が倍くらい広いんだよな…税金とかな…

(道路には面していない部分で庭が広い作りになっているので、

そこだけ切り離して売ったりできない状況なのが惜しい。

半分でも十分家が建つだろう土地の広さ。さすが田舎)

 

最低限、手を入れてからじゃないと引っ越しはできないと思う。

私が心配しているのは、屋根・壁が大きい。年数の経っていた実家も傷んでたからね。

こんな修繕のかさむところは、住宅ローンに組み込むのが一番だと思ってる。

水道管なども気にはなるんだけど(もろろん、実家のこの物件もかなり怪しい)

その点は心配ないと思うという物件をどちらからも紹介されていて。

 

 

おっとがね、何もかも、「使えるんだからそのまま使えばいい」というのね。

私も同意はしてるよ、それは。新しいものが欲しいわけじゃないし。

クーラーは譲らないけど。

けれど、カビの生えた壁紙を、生活に困らないと言われてしまったら…

今後1年くらいは使えるでしょという数十万円の物を、

1年後にどうやって調達するの? またローンを組もうとでも?

そういうのも考えてほしい、と思う。

 

 

家を買うって、こんなに楽しくないことなのかな。

私、結婚式も楽しくなかった。

 

前者も後者も、親が発端なんだな。

 

 

おっとには、私の不安を聞いてほしいなあと思う。

でも一切聞いてもらえない。

隙あらば寝てるし、食欲もわかずに座り込んでいると

イライラしながら自分の分だけ食事の支度をする。

私は食べたくないからそこは文句はないけれど、

それを心配もされないのかと思う。確かに貯蓄…貯肉?はあるから心配ないが。

 

今回の話は、母相手にする愚痴じゃないことくらい理解してるし。

最近の母は塩対応なのよね。いよいよ私は役立たず認定されたのかもね。

 

 

私は多分、この一連が終わるころには、病んでいると思う。

たとえおっとの希望物件に移れた(住宅ローンが借りられた)としても、

妥協で潜り込んだ賃貸だとしても(隣の市である可能性しかない)

なんとか乗り切っても、そこで今後生活していくとか、きっと苦しい。

 

 

私の生命保険が出たら、おっとの引っ越し代くらいにはなるよなーと思う。

借金は余裕で返せるし。

私がいなくなることで、マザコン猫が心配だし、

ペットの世話など二の次なので犬猫両方心配だしだけど…

お金はちょっとは残るんだから、大切にしてくれよって思う。

 

 

親や家族に振り回された人生だった(辞世の句)

 

おっとも結構振り回してくれたよなあ

誰もかれも認めないだろうけれど。

 

みんなが口をそろえて言うだろうさ。

 

「あなたが好きでやったんでしょ」

「いやならやらなきゃよかった」

 

はい、ここテストに出しまーす



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
姉同盟 (アミ)
2023-10-30 07:53:21
全部ではないけれど、もろもろ、共感できるところ、ありました。
特に、姉と妹の関係。
何なんだろう…。 私も妹とは、ちょっとね~。(笑)
血がつながってるから、余計、ダメなんだろうね~。
赤の他人なら、これほど、気をもまないかも…。
でも、おっとさんがいるではないですか!
最高ですよ! 頑張って!
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いちゃうんですよねぇ (みい)
2023-11-01 02:34:44
いるから問題というか…
夫がいるのにこんな午前様に文章で愚痴並べているような存在で関係性です。
いる"からこそ"、問題なのです
妹は、周りが気遣いしてくれていることに気が付いていなくて、気遣いからの言葉を本音・真実と受け止めているように感じています。
だからこそ、自分が本音で話して何が悪い?と思っているのかなと。

こういうところで機微のわからんあたりが、
頭の悪さなんだなって思っているのが私の本音。
妹の強みは要領の良さ、頭の悪さをカバーして余りある持って生まれたものなんだろうなあ、羨ましい。

心がっつり折れてしまっていて、頑張る気も起きません
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Unknown (ねこって)
2023-11-13 09:24:51
機微がわからない・・・は私も同じなので(よく考えると"妹"立場で育ってる)
みいちゃんはとにかく、見えすぎて、周囲を考えすぎて、動きがとれなくなってるのだろうなぁ、って感じています。

もっともっと、自分勝手になっちゃってもいいのに。
隣町がイヤなら夫さんの意見は無視しちゃってもよいのでは?だって自分で動いていないんだから、決定権はみいちゃんのもの、だよ、希望するなら自分で動きやがれ。

動く人が決めるべきです。
苦労した人は報われるべきです。

実家要因で家を出ることになっちゃったことを、申し訳ないと思う必要もない。
もちろん親御さんのことを今まで考えてくれていたところはあったとは思うけれども、犬猫飼うことを始め、夫くんの益だって間違いなくあったでしょうに。

宝くじ1等が当たってたら、
「よっしゃ、私が転居費用貸したるで」
っていってあげられるんだけれども、そんな財力もないからなぁ、無力だわぁって思ったり・・・
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たからくじ (みい)
2023-11-15 23:45:10
たからくじかー
間違ってジャンボ1等当たったら、なんか遠くへ行こう、うん。
そうだなあ、今ならやっぱり家なんだろうなあ。
住むところがなくなるかも、というのはとても不安だ。

ちゃらんぽらんな楽天家な人が
「何があってもこの町は出る」と言い切りました。
通勤時間が例え今よりも長くなったとしてもと。
その理由もわかる気がして、強く反論できませんでした。


私にとっては、顔色を伺う家庭であったのだなあと今更実感してます。
ちょっと今、あんまりよくない状況のような気が…

ここのところ連日、今よりも悪い状況なんてないよね
と持ち直してはさらに悪く~と続いていてもう
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