ロシアによるウクライナの破壊は目に余るものがある。あの惨状は私の子供時代の風景です。一面、空襲による瓦礫の山。衣食住に事欠いた日々・・・。プーチン大統領は、ウクライナの現体制を「ネオナチ」と決めつけるが、ゼレンスキー大統は、歴史認識に関してポロシェンコ前大統領
プーチンが執拗に「ネオナチ」と非難するウクライナの歴史について、みていきましょう。
今回の戦争の背景には、ロシアとウクライナの歴史解釈の違いがある。特に西ウクライナ(ガリツィア地方)の政治エリートと知識人によって進められた「ステパン・バンデラの名誉回復」が重要な争点だ。 ゼレンスキー大統領は、歴史認識に関してポロシェンコ前大統領の路線をいっそう純化する方向で進んだ。ロシアの歴史解釈では、バンデラ主義者はナチスの仲間だ。従って、現ウクライナ政権=バンデラ主義者=ナチス主義者という乱暴な図式が成り立ってしまう。
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