今日は著しく疲れたので晩御飯は外で食べようと思った。
そしたら
彼等が私に話し掛けてきたのです。
へっへっへ…
残ってるぜ、俺たち。
アンタ 俺達を残して外食すんのかよ。
98円で買ったキャベツ一玉が話し掛けてくるのです。
全然減らない厄介な奴。
芯に中々火が通らない白菜伯爵。
早くしないと痛んでしまうぜ。
それでも外食すんのかよ?
肉(豚ばら肉)なんか 賞味期限過ぎて2日経ってるぜ?
明日には屍肉になっちまうぜ?
捨て去った筈の呪縛が 再び私を苦しめようとしている。
身動きが取れない私…
目の前に吉野家があるのに ゲートをくぐる事さえ出来ない。
過去と決別する為 赤く燃え上がるフライパンで
彼等を炒め物にしてやった。
ハバネロペッパーが大量に出てしまい
罰ゲームになってしまった。