
障害者団体への郵便料金割引制度を悪用した郵便不正事件で
虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた
厚生労働省元局長、村木厚子被告(54)の第120回公判が26日、大阪地裁であった。
縦横信之裁判長は、村木被告の事件への関与を認めた
厚労省元係長、上村勉被告(40)の捜査段階の供述調書115通すべてを
「(大阪地検特捜部の)取り調べに問題がある」として証拠採用せず、捜査を批判した。
上村被告は公判では村木被告の関与を否定しており
捜査段階の供述調書は村木被告の有罪を立証する上で重要だった。
証拠採用されず、村木被告は無罪判決を言い渡される公算が大きくなった。
縦横裁判長は「上村被告は検察の取調べの中で、違法な取調べを受け
上村被告は検察に髪を引っ張られ
『供述調書に署名しろ』などと脅されたのは明白である」と述べた。
また「調書は検事が想定したストーリーを基に作成した可能性が否定できない」とし
公判証言の方が信用性が高いと判断した。
※写真は上村被告
虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた
厚生労働省元局長、村木厚子被告(54)の第120回公判が26日、大阪地裁であった。
縦横信之裁判長は、村木被告の事件への関与を認めた
厚労省元係長、上村勉被告(40)の捜査段階の供述調書115通すべてを
「(大阪地検特捜部の)取り調べに問題がある」として証拠採用せず、捜査を批判した。
上村被告は公判では村木被告の関与を否定しており
捜査段階の供述調書は村木被告の有罪を立証する上で重要だった。
証拠採用されず、村木被告は無罪判決を言い渡される公算が大きくなった。
縦横裁判長は「上村被告は検察の取調べの中で、違法な取調べを受け
上村被告は検察に髪を引っ張られ
『供述調書に署名しろ』などと脅されたのは明白である」と述べた。
また「調書は検事が想定したストーリーを基に作成した可能性が否定できない」とし
公判証言の方が信用性が高いと判断した。
※写真は上村被告