不当表示

消費者庁は１９日、健康食品を扱うサントニーヘルネス社に対して
景品表示表の優良誤認があったとして是正措置を行った。

消費者庁によるとサントニーヘルネス社はインターネットの広告で
「え？４７歳？２０代にしか見えない！」などの謳い文句の横に
明らかに２０代と思われる女性の姿を掲載して
あたかも効果があるかのように見せていたとのこと。

消費者庁による調査によると、広告に掲載されていた女性は
実際に２０代の女性で、ヘルネス社の製品を飲んだ事は一度もないという。

これに対してサントニーヘルネス社は
「広告を見てどう思うかは見る側の自由で、効果を保証するものではない」
「弊社の調査では弊社の『セサミンＦＸ』を毎日５０粒飲んだ１００人の内
３～５人が若返ったような気がすると確かな効果が立証されている」と反論。

サントニーヘルネス社は今回の措置を不服とし
「何処かの石鹸のようにアレルギーが出た訳ではないので
今後も見た人に誤解を与えてながら続けて行く」と話している。


これを受けてサントリーウェルネスは
「よく似た社名で広告も酷似しているが、うちとは関係ない」とコメントしている。