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isseyと愉快な仲間達

日々謝罪と反省なり。

STAND BY ME

2020年12月02日 22時33分01秒 | 青狸外伝
20XX年、高校生になったのび太達は相変わらず空き地でジャイアン達と草野球をしていた。
そこへ某有名私立女子高に通っていた”しずか”が空き地の前を通り一言「あら、のび太さん」と会釈をする。

のび太は、しずかの余りにも残酷な眼差しと侮蔑するような冷たい言葉に打ちのめされる一方で
大人に成長したしずかに少年時代に抱いていた恋心が再燃したのであった。

高校を卒業した青年のび太はしずかと結婚を決意し、ストーカー行為と並行して立派な大人になるべく奮起する。
のび太は誰もやった事のない世界を開拓し、単独業界No.1になろうと決意し、19歳で「煮卵専門おでん屋」を開業する。

しかし、煮卵専門の居酒屋など儲かる訳もなく、わずか6か月で廃業。
無数に届いた請求書や督促状を自室の天井裏に隠そうとした時、天井裏で今は亡きおばあちゃんを発見する。
亡くなった筈のおばあちゃんは今にも召されそうだが、力強く目を見開き身を震わせながらも確かに生きていた。

おばあちゃんを懐かしむのび太は、ドラえもんと共におばあちゃんが天井裏に身を隠す前の時代へ向かう。
青年になったのび太を少しも疑わず受け入れるおばあちゃん。
今まで気付かなかったが、蛇の刻印のある指輪をしているおばあちゃん。
そして「のびちゃんのお嫁さんに会いたい」というおばあちゃんにしずかとの結婚式を見せる約束をする。

しかし、ドラえもんに未来が変わったかもしれないと言われたのび太がタイムテレビで確認すると
結婚式当日、大人のび太はどこかへ逃げ出してしまっていた。

果たして、ドラえもんとのび太は大人のび太を連れ戻し、しずかと結婚させることができるのか。
そして、おばあちゃんとの約束を果たすことができるのか。
更に、何故おばあちゃんは天井裏に潜んでいた謎は解けるのか。


「待てジャイアン、それは罠だ!」

「のび太、母さんはああ言ってるけど、父さんは世の中 金が全てだと思ってるよ」

「え?のびちゃんはバツイチになったのかい?」

「うふふ。見てのび太さん、人がゴミのようよ」

「ダメだ、スネ夫の出血が止まらない!」

「のび太、お昼寝ばかりしてないでお買い物に行って来て」

「ふひひひ。人間は全員死ねばいいドラ~」



映画「STAND BY ME ドラえもんⅡ」

どこまでが現実の暗闇で、どこからが偽物の楽園なのか・・・