Out of RAGOL

ぜんぶ、ときどきぷそ。

意外と優しいんです か?

2010-04-28 17:55:12 | Weblog
金曜日はH先生がお休みでいらっしゃらないのです。
つまんねえの。
でも先生はすごい授業がぎゅうぎゅうに入っているので、
たまに息抜きしたらいいと思うけどつまんねえの。

アウトですこんばんはー
人の心って複雑怪奇ですね。

今日なんだか知らないけどっていうか知ってるけど学生さんたちが
ぞろぞろと俺の部屋に。
この研究室の管理者の先生のゼミ生さんたちなのだが、どうもハッキリしない。
「この部屋使うの次のコマじゃないの?」って聞いたら
「そうなんですけどー、先生に時間ずらしてほしくてー、
 でも先生いなくてー」

先生の研究室は別なので、そこにはタブンいるから話したらいいよって言っても
動かないので、しょがないので連れてってみた。ら、それでも動かないので
仕方なくとりつぎ。せんせー、この子たち先生のご都合が伺いたいそうですん。
先生が出てきてやっと話になった。
しかしこの取次は俺の仕事ではないし、
そもそもそういう先生と都合を合わせるとか、
そういうことも習うのがゼミなんだろ。
腑に落ちねえな!と思っていたら
顛末を知ったH先生が
「えっ、そんなの取り次いであげたんですか!自分でやらせりゃいいのに」
正直、腹の中では甘えてんじゃねえよと思っていました と言ったら笑っていた。
「ほんとうは、そう。甘えてなんとかなると思っているのはよくない。
 それにしてもいつも言うことは厳しいのに、アウトくん」
言うことは厳しいけどヘタレなんです。っていうか
俺は指導する立場ではないので、俺が学生に「こうするべき!」と言うのは
できないんです。ま、言い訳ですけど。
次来たら、「研究室にはいるんじゃないかな。研究室みんなで行ったからわかるよね、GO!」だな。
修行が足らないアウトです。

ウマさんに行ったんです。
お調子者なカンジの馬くんで、超べろべろなめられる。(いろんな意味で)
っていうか、ハミを咥えさせるのがすごい大変だった。
結局インストさんにはめてもらったくらいで。うう。無念。
拍車をつけないといけないかったが、
その後はすぐなんでも言うこと聞いてくれてよかった。
正反動で乗ってみましょう、と言われて正反動したんだけど
(馬上でスクワットしないで乗ってるだけってやつです)
コレだと運動した気がしない。ナヤム
あまり人気がないウマさんなので(どうなのそのふれこみ)、二回くらい指名して
拍車に慣れておいたら?って言われ、指名してみた。
二回はこのウマくんに乗ることになったよ。Wくんと言います。
お父ちゃんが俺も知ってるような競走馬だ。
ウーン、俺が指名するならM君だろうな、と思っていたので
W君が初指名とか、ちょっと想定外です。
目標はハミを咥えさせることだなあ。首をうまく伸ばして付けられなくするんです。
なめられているということなので、
「おい、レッスンだぞ、俺が乗るぞっ、さあ口を開けろ」くらいには
言うことをきかせないといけないと思った。

Feel Free to Come In

2010-04-24 10:30:17 | Weblog
研究室が寒かったので、いつも開け放しているドアを閉めたんだけど
俺だけの部屋じゃないので、「ご自由にお入りください」ってドアに貼っておいたら
普段はドアが開いていてもノックをしてから入ってくるH先生が
突然無言で入ってきて

「ご自由に、と書いてあるので本当に勝手に入ってきてみました」

と言った。

俺はこの人にベタ惚れです。
アウトですおはようございます。

本日はこれからAとMとNくんとおんなのこがいっぱいいる飲み会に行ってきます。
これからっつってもあと8時間くらいありますが。集合が早いんで。
今年の神輿用にお店を見て回ることになっているんで。
今年も何回か担ごうと思っています。神輿。
そういえば結婚したほうのMに子どもができたらしい。おめでとう!
しかしなんかまだ妊娠一カ月くらいで知らせて来て、うちに来い来いっていうので、
その時まだいた姉に「友達んちで奥さんがニンシンしたらしいんだがどうしたらいい」
って聞いてみたら
「まだちゃんと生まれるかわかんない時期なんだから、はっきり言って
 生まれてからお祝いするくらいでいいよ。
 押し掛けたりするんじゃないよ、奥さんは車での移動だって控える時期なんだから」だそうな。
ニンゲンの命ができるってムズカシイ。

アバターのDVD買ってしまった。コンビニ行ったら安かったんだもん
2Dでも思った通り十分きれいだった。
まあ奥行きがないのは少しサビシイ。そこはあふれんばかりの想像力でカバー
2回目だけどやっぱり俺はこの話好きだな。
でもねえ、あっちの人はこういうストーリーが多いなあ、と思った。
日本の映画で戦う系列って、闇のマフィア(笑)とか警察機構の暗部とか
そういうのが敵でさ、「社会に巣くう悪を糾す」みたいなのが多いじゃん。
時代劇なんかもまるっとそうだよね。
日本の映画のテーマは自分の社会の中での勧善懲悪なんだね。
自浄作用の映画化なんだ。
でも海外の戦う系の映画って、外国の勢力とか、宇宙人とか。
あっちの人たちにとって、戦うっていうのの相手は異形の侵略者のことが多い。
アバターもそうだし、ダンスウィズウルブスもだし、インディペンデンスデイ、
エイリアン、ターミネーター、ホラー系全部、
あげたらきりがない。
だから俺のような純正日本人にしてみると
(H先生からは「ワビサビがわからなそう、アウトくんは外国人だから」と言われてショックだった)
(そして「俺ほど日本人なやつはいませんよ!」と言い返したら
 「本当の日本人はそんなこと主張しません、してもそんな言い方はしません」と言い返された)
(後でわかったのだが、俺がアメリカからの帰国子女だと勘違いしていたらしい。住んでるのは姉です!)
なんだかその「外側から入ってきたやつはみんな説得してもムダで強大な奴だから、
倒して追い払うのが正しい!」という方針に違和感がある。
かといって、日本の歴史上、つまり文化上、つまり日本人の基本的な常識として、
「外側から入ってきた強大なやつら」というのが存在しないから、
そういうのがもしやって来たとして、どうするのが正解なのか、
何が日本人的なコモンセンスなのかわかんない。
ただ、こういう欧米の映画を見慣れていくに従って、
日本人も「侵略者はやっつけるのが正当です」、っていうのに
慣れていくんだろうな、と思って少し怖くなった。

愛って何でしょう

2010-04-18 01:42:19 | 映画の感想など
今日は友人Aとアリス・イン・ワンダーランドを見てきた。
3Dで見ると思うと、字幕より吹き替えになるわけだけど
やっぱりしゃべってる本人じゃない声って言うのは違和感があるし、
肝心のアリスの声優がへたくそでウーンて感じだった。
時計ウサギがうまかった。ような気がする。
で、小さいころからディズニーの不思議の国のアリス(吹き替え版)を
擦り切れるほど見てきた俺としては、
吹き替えの日本語訳は不勉強じゃないかと思った。
赤の女王の口癖は英語だとタブン「Off the head!」(←「Off with his head!」だった)なんだと思うが
俺の記憶の中のディズニーの不思議の国のアリスの
日本語吹き替えでの対訳は「首を刎ねよ!」なのだ。
だけど今回は「首を刎ねろ!」なので
毎回なんだとコノヤロウとカチンカチンくることになる。
あのアリスが穴を落ちていくシーンからの
一連のドアを出るまでを見れば、
あのディズニーアニメのシーンをまるごと実写に持ってきたのだな
というのは明らかなので、ディズニーアニメを対訳もなぞってほしい。
だってアレの続きなんだろ?
とはいうものの、「なぜカラスは文机に似てるか」は
「なぜワタリガラスは机に似てるか」じゃないのか?
と思って原作のアリスを見てみたら、
'Why is a raven like a writing-desk?'が原文だった。
つまり今回の訳のほうが正しいわけだけど、
じゃあどうして昔のディズニーの吹き替えでは
「ワタリガラス」が「机」に似てるか、だったんだろう。

でも本の方も読んでおかないと、
アリスがまるっきりワンダーランドのことを忘れていることは
アニメでははっきりわからないので、
どっちもチェックしてからのほうがいいよね。
ディズニーのアニメのアリスは「不思議の国のアリス」と
「鏡の国のアリス」を適当にうまく混ぜ込んだ結果なので、
今回の映画はほんとにアニメのアリスの続きなわけだが。

で、声優と対訳にちょっと萎えつつ見たわけだが。
(でも「ボウシて」はよかった。たぶん英語では「wHAT」って言ってたんだろう)
ううううううう、
俺はティム・バートンが作った映画は大体好きなので、
ティム・バートンが好きな上に不思議の国のアリスが好きな上に
ジョニー・デップも好きなので、これも好きか嫌いか?と言われれば好きですよとしかいいようがないわけだが、
正直ちょっとナア。と思ったのは否めない。
これよりは正直チョコレート工場の方がすきかも。くらいな感じ。
なんでそういうことが起こっちゃうのかというと、
要はアリスの成長ですよってことなんだけど、
そのアリスがいきなり「自分の意思がモノを言うんだ」って
悟るところがイマイチ弱いんだよな。
もっとブチ切れてもらったら、ラストのシーンで
「うんうん、いいぞアリス!」という気持ちになれたとおもう。
あと、不思議の国のアリスなんだよ?っていう。
アレは結構理不尽で、自分がアリスなら泣きたくなるような話だ。
原作読めばわかるけど、旅が終わるまでほとんど誰も
アリスの仲間になってくれない。
若干優しいのが銀のナイトと白の女王くらいなのだが、
白の女王の方は羊になってどっかに行っちゃう。
後の人々は大体アリスのことなんかどうでもよくって、
アリスに理解してもらおうとは微塵も思わないで、
自分のことに夢中なのだ。
でもこのアリス・イン・ワンダーランドでは、
みんなアリスに力を貸してくれるし、筋の通ったこと、
意味のわかることを話す。こんなのはある意味不思議の国のアリスじゃない。
そんなわけで、アリスもジョニデもティムバートンも好きな俺は、
なんかがっかりしてしまった。


で、その後例によってAと飲んだり。
愛とはなんぞや?という話に。
Aは別れ話をしたとき、
最後に彼女の手を取ったのだそうな。
いつもはその温かみだとか、何かしらの親しみが感じられた。
でもそのとき、不思議なくらいにそういうものがなくて、
ああ、あの気持ちはいったいどこに行ったんだろう、
昨日まではあったのにな。と思ったのだという。
そして、何かが終わっているんだ、と痛感したのだそうな。
何が終わったのかわからないけど。

俺にもぜんぜんわからない。理屈を考えてみても、
ドーパミンが発生しなくなったからか?くらいしか思いつかない。
それが皮膚と皮膚で分かり合えるのかなんて思えないし。
今でも好きだけど、恋人にはならないなと思ったそうだ。
もう恋愛じゃないんだと。人間としてしか付き合えないんだと。

少しわかる。俺はH先生がたぶん生まれてこの方一番好きな人だ。
でも手をつなぎたいか?もし先生が女ならキスしたいと思うか?
ぜんぜん思わない。そういう接触の仕方ではなくて、
そこにいて思うまま話をするのがいい。
H先生の悪いところもよく知っている。たまにさすがに傷つけられる。
それでもH先生を見るとわくわくして大好きでしょうがない。
これはすでに愛の域だと思う。
恋っていうのは、相手のよいところを好きな状態だと俺は思う。
あの人の見た目が好き、優しいところが好き、
しぐさが好き、気が利くところが好き、みたいな。
ほかの事は見えないか、気にしていない。

では愛はどうか。

昔宮沢りえがやった「おいね」というテレビスペシャル?かなんかで、
「愛している」という言葉の定義について考えるシーンがある。
おいねの母は「大事に思っている、ということだ」と言う。
だからおいねは自分の師匠に対して「愛しています」と言って、
師匠はそれを理由においねを手篭めにしてしまう。
「愛している」の定義が違ったわけだ。

さて、女性に大人気のSATCでは、頻繁に
「愛しているってついに言っちゃったの!」
という会話が交わされる。
愛の告白なんだけど、タイミングが日本と違う。
日本では「好きです、付き合ってください」と言うのが
いわゆる「I love you」なわけで、俺もアメリカでも同義だと思っていたのだが、
実際は「I love you」っていうのは
もう付き合ってしまってから言うことらしい。
つまり、「I like you」で付き合ってみて、
どうやら私はあなたにほれちまったようです、
本当に好きになって、寝てもさめてもあなたのことを考えるようになりました。
そういう心境になって初めて言うのが「I love you」らしいんだな。
あなたに真剣です、ということなわけだ。

もう一つある。
「三四郎」の中に、「pity akin to love」というのをなんと訳すか、
という話が出てくる。
物語の中では「かわいそうたあほれたってことよ」と訳される。
これは頷ける話だ。

上記3例から見るに、
あなたの気持ちはどうなっているのか、私は知りたいのです、
と思うようになるのが愛っていうことみたいな感じがする。
俺が思うに、
愛になると、相手の悪いところも認めている。
あの人の冷たいところ、
嫌な癖、みっともなさ、情けない部分もわかっている。
でも、それがその人なんだとわかっている。許してしまう。
どんなダメな部分も、その人を構成する要素なんだと。
これが俺の定義で、その定義に従うと
H先生や友人Aのことを俺はほんとうに愛している。
上記3例と共通するのは、あなたが心を痛めたとき、
私の心も痛いということだろうと思う。
あなたがみっともないとき、滅茶苦茶なとき、自分も心を沿わせてしまう
ということだろうと思う。
だから愛の結果夫婦になると、一心同体と言うわけなんじゃないかねえ。
そんなことをちょっと真剣に考えてみた。

読み返したら赤面しそうな文章だ。

そりゃあ無理です先生

2010-04-13 22:25:01 | Weblog
H先生がまたしても俺の部屋でブラブラ
例によっていろいろ話しているところ、
別な先生がやってきた。
(というか、最近H先生が先生の研究室にいないと俺が行方を聞かれるのだが、
 俺はH先生の書生であると認知されているのだろうか)
別な先生:「H先生、探してたんです!お願いがあって」
H先生:「……」(しらんぷり)
別な先生:「H先生!」
H先生:「……」

先生!この距離で聞こえないフリしてもさすがにそれは無理です!

アウトですこんにちはー。俺はこの人が大好きで仕方ありません。

先日またウマに。
普段は朝イチとかで行ってたんだけど、
人が多くてもうなんかねえ、って感じなので
少ない時間帯にしてもらえません?って言って一週間前くらいに
昼過ぎのレッスンにしてもらったら、
その日に限って朝イチが二人で午後が5人っていう。いやがらせか!
しかも午後のレッスンだと、ウマくんがお昼ご飯なので
まだ食ってるところをレッスンに引っ張り出さないといけない。
むりくり連れ出すのがすごい心痛んだ。ごめんねごめんね
なんかかなりマイペースなウマくんで、自分の意識をはっきり持ってる感じ。
「怒られるのはわかってるけど嫌だと言っておく」という風情。かっこいいな。
乗ってみると、なんと歩いてくれないのに走ってくれるという
他のウマと逆じゃんみたいな。
歩いてくれないのは、前のウマとの距離が2馬身くらい離れると歩くのに自信がなくなり
ちょっとスピードが落ち、3馬身離れると完全に止まっちゃうから。
でも速歩はすぐに出た。扶助じゃなくて、声を掛けるだけで速歩になってくれるという
ものすごい意思疎通っぷり。いつもこんなんだといいのに。
ブレーキもちょっと握るだけで遅くなってくれるし、
最初メシの時連れ出したのであんなにプンスカしていたウマさんとは思えないくらい。
切り替えが早いウマくんだったようだ。
ただ、レッスンが終わると馬装を解除するために
ちょっと柵だけみたいなとこに入れるんだが(なんていうのアレ←洗い場でした)、
そこに入れてからがもう大変だった。もう集中しませんみたいな。隣の柵が気になりますみたいな。
早いとこ自分の馬房に戻りたいもんだから、床をカリカリ前足で掻くの。
で、不幸にも俺の足がそこにあったもんで、初踏まれ。いって~~~
あざになっちゃいました。くそお。しかしこれは俺の不注意。
嫌なことは嫌っていうけどスグ忘れちゃってこだわらないよ!というウマくんだったので、
また乗りたいなあと思った。

おもっ

2010-04-07 23:42:41 | Weblog
グーのメールがいつのまにかリニューアルされてて
スッゲおもだい。戻して!

サテ、大学では入学式とか。
オリエンテーションのお手伝いとかしてみた。
2年にあがったばっかの子と話をしてて
「H先生からはヒトデナシのオスミツキをもらっています」
と言ったら、通りすがりのH先生が
「そうです、言うことが不道徳なので」トカまじで太鼓判を押していく。

人間的に不道徳なアウトですこんばんは。

すかさず「でも俺まだそんなに悪いことはしておりません!」と言ったら
それはそうだと納得された。じゃあ一体どんな言動が不道徳だったんだろう…
その後もH先生が入れっぱなしにしていたCDロムを見つけて渡したら
「バーカって思ったでしょう。顔に書いてあるよ」
と言われ、俺は本当にH先生を馬鹿にする気がないので全力で否定したら
「おでこに書いてあるよ!」「あっ!つむじに書いてあるよ!」などと
無茶苦茶を言われた。つむじは先生のポジションからは見えません!
さらにその後H先生が美女学生と一緒に歩いてきて俺と合流、
メールのやりとりをしましょうという話をしていたので
邪魔をしないようにしていたところ
「あっ!アウトくん、『コイツ女の子からメルアド教えてもらって喜んでやんの』とか
 思っているでしょう!背中に書いてありますよ!」
も~~~!こんなに尊敬しておりますのにそれはないでしょう!
俺は先生の頭の中でどんだけいやなやつなんですか。
今度背中に「H先生大好き!」って書いて歩いてやるよ。