「いやな気分よさようなら」

大学で「認知行動障害論」（そんな名前だったと思う）の講義を受けたときに、参考書として紹介されたのが「いやな気分よさようなら」という本です。当時は初版でした。

妻は勉強していて、ときどき凹むのですが、
そのとき、よく話を聞くと、認知の歪みがあるなぁ、と思うことがありました。
なので、この本を薦めてみました。


この本は、もしかしたら、弁理士試験の不合格者にもお薦めかもしれません。
例えば、試験に落ちて
「自分はもうダメだ」
「もう耐えられない」
「才能がないんだ」
「来年も受からないに決まっている」
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こんなことを考えた人には、この本をお薦めします。



ところで、弁理士試験から残念ながら撤退する人が例年どれくらいいるか、表にしてみました。

＼	志願者数			合格者数	不合格者数	撤退数※	撤退率※※
年度	受験０回	１回以上	合計
１４年度	2152	5024	7176	466	6710	1078	16.1%
１５年度	2937	5632	8569	550	8019	1665	20.8%
１６年度	3288	6354	9642	633	9009	2161	24.0%
１７年度	3015	6848	9863	711	9152	2110	23.1%
１８年度	3018	7042	10060	？	？	？	？%

※・・・その年の不合格者数－翌年の受験１回目以上の志願者数
※※・・・撤退数／不合格者数

不合格者の４～５人に１人が弁理士試験から撤退していることがわかります。

撤退する理由は、お金や時間などの都合もあるのでしょうが、
oTToは気持ちの問題が一番大きいんじゃないかなぁと思います。
今年落ちた人の中には、「来年も勉強する気力がわかない」という人も結構いるんじゃないでしょうか？


撤退を考えた人は、ぜひ一読を。