おったいの絶対負けたくない”競馬”

競馬にも必勝法にも、絶対はありません。しかし確率UPは、可能です。おっタイム!&推しP!で、、ご一緒に確率UPをー!

ためしてガッテン!ガッテン!ガッテン!編

2010年01月04日 11時29分49秒 | おっタイム!とは

 2009年を終了し、馬券収支がマイナス40万円を超え、史上最悪の結果となってしまいました。
 毎週、大ヤケドを負わない額で、競馬を楽しんではいますが、ある程度回収出来ると見込んでいますので、ここまで負けると、競馬趣味の存続に関わってきます。
 過去、30数万円の負けを記録した事は何度かありました。勿論、30万円負けるのも痛いですよ。早く手に入れたい大型ハイビジョンテレビが、簡単に買える額ですから。

 私は、「競馬予想TV!」のファンで、毎週欠かさず見ています。予想家一人一人が独自の理論を持ち、その理論に基づいて日曜の重賞レースを予想バトルする番組です。
 予想家達は、自分の理論に自信を持ち、回収率が低くても、予想をけなされようが罵倒されても、自分の予想が絶対と信じ切っています。

 省みて私は、これほどまで自分のおっタイム!に忠実であるのだろうか?という疑問が持ち上がりました。そして、彼ら予想家のような自信が持てていないのです。各レースの予想の始まりから終わりにかけて、これでいいのかな?と、自信が無くなって行くのです。
 そこで、自分のおっタイム!に、とことん徹してみる事と、自信回復を目標に検証に入ってみる事にしました。
 

 私は、カツラギエースの勝った第4回ジャパンカップで初めて馬券を買って、競馬の面白さを知りました。当時は学生でしたので、毎週とは行きませんでしたが、パチンコで儲けて、競馬でスルの繰り返し。
 翌年の日本ダービーで、スダホーク本命でしたが、枠連で初めて馬券が的中し、5000円投資が9100円になっただけでしたが、その時の嬉しさと言ったら、例えようがない位でした。直ぐに、場外馬券場や一番近い東京競馬場に、一人でも通うようになっていました。
 この的中で競馬の虜となり、的中を増やしたいと強く思い、競馬を勉強してみようかなと初めて買った本が、清水 成駿氏の「財産のためにマジで競馬と戦う本」でした。本気で競馬と取り組みたいと考えていた私が、本屋で幾つか並んでいる競馬本の中で、真っ先に引き寄せられたのが、このタイトルだったのです。
 その後は、色々な必勝法に手を出しました。高本公夫式や、2万円もするグリーンブックまで買ってしまいました。
 私も、おっタイム!という指数を考え出して、僅かながらも進化させながら、もう二十数年経ちます。
  


 毎週、ブログをご覧頂いている方はご存じでしょうが、私の馬券は、馬単が基本で、本命からの流し5点(表裏計10点)が本線(2000円分)、タテ目最高10点(表裏20点)までの馬単保険(最高2000円まで)、それと一日一本、24点から30点までの3連単(3000円まで)の3種類です。

 下記は、2009年の終了時点の馬単本線、馬単保険、3連単それぞれの重賞とねらい目別収支です。このデータは公表はしていませんが、開催毎に記録しています。全部トータルすると、開催結果の記事で公開している馬券収支になります。


         購入数 的中数   投資      払戻       収支      回収率
重賞
 馬単本線    112   13    209000円   87510円    -121490円     41.9%
 馬単保険    86    8    124400円    72790円    -51610円     58.5%
 3連単      53    2    138700円    11360円    -127340円        8.2%

ねらい目
 馬単本線   180   59    354800円    320320円    -34480円     90.3%
 馬単保険   137   22    164400円    69920円     -94480円     42.5%
 3連単      64   13    160200円    120030円    -40170円     74.9%


 重賞のトータル回収率は、昨年36.4%と、お話にもなりませんが、ねらい目の馬単本線は、ぼちぼち。
 これを眺めていて、馬単保険が足を引っ張っているのと、高配当が望める3連単の的中をもう少し増やす事が出来れば、回収率アップに繋げられます。3連単の的中率アップは、発売当初からの永遠の課題なのですが・・・。

 私は、予想するレースは全部当てたいという思いから、馬単が発売されるようになってしばらくしてから、馬単保険という方法を取る事にしました。
 本命が飛んだ時には、タテ目の保険で払戻を得ようと言う事です。過去にはそれなりに、保険を買っておいてラッキーと言う事もあったのですが、おっタイム!に徹すると言う事で、1位~4位馬が来なかった時は、ハズレでも仕方ないと割り切る事にしようと決めました。
 また重賞以外は、一日の中で自信がある程度あるレースを選んで買うので、1位~4位馬が絡まない保険馬券を買わない事で、投資額を減らす目的です。


 各レース、1着→2着→3着のおっタイム!結果の一覧を見ていて、1位~4位馬が3着まで独占する事は少ない事は解っていたのですが、意外に2頭入る事とは多いのではないかと、統計を取ってみる事にしました。
 昨秋から、開催結果記事内に追加したの「1位~4位馬が2頭以上入ったレース数」が、そのデータです。算出レース数のうち、約40%が該当します。
 以前にも述べたように、おっタイム!の1位~4位馬の中から本命を決める事は忠実に実践して来ましたが、対抗も1位~4位馬から選択して、2頭軸マルチで買えば、3連単の的中もグッと増えるのではないか?と考えたのです。

 そして、5回東京・5回中山を試用期間とし、◎○を1位~4位馬から選択し、印を打つ馬を、計6頭から計7頭に増やしました。
 ◎の相手が6頭になる事で、6点目の馬単を保険に回し、今までの馬単保険を、○(1位~4位馬)からの流しのみで、やってみる事にしました。
 3連単は、印を打った7頭のみで、

   ◎○の2頭軸、相手5頭のマルチ
   ◎○▲→◎○▲→◎○▲△△△△のフォーメーション
   ◎(1着固定)→○▲△△△△BOX

3種類の何れかの買い方(従来通り)、計30点で購入する事を決めました。3着を悩み始めたら切りが無いので、ハズした馬が来たらスパッと諦める。そう決める事で、悩みを減らします。


 次に相手ですが、今までは、1位~4位馬と同じように、5位何頭、6位何頭と順位毎に記録していたのですが、バラバラに散ってしまうのと、当然1位~4位馬よりも連対数が少ないため、全く役に立っていませんでした。そこで、グループ分けをしてデータを出し直してみました。

   Aグループ=1位~4位馬
   Bグループ=5位~10位馬
   Cグループ=11位馬以降、無印馬、初出走馬、圏外馬

 上記のように、A・B・Cと三つのグループに分けて、2008年・2009年の重賞と重賞以外のデータが下のようになります。

 2008年            連対         複勝圏内

 Aグループ(1位~4位)
   重賞  (121R)     70R 57.9%      89R 73.6%
   その他 (354R)    251R 70.9%     304R 85.9%
   トータル(475R)    321R 67.6%     393R 82.9%

 Bグループ(5位~10位)
   重賞  (121R)     76R 62.8%      93R 76.9%
   その他 (354R)    192R 54.2%     255R 72.0%
   トータル(475R)    268R 56.4%     348R 73.3%

 Cグループ(11位以降・無印・初出走・圏外)
   重賞  (121R)     56R 46.3%      83R 68.6%
   その他 (354R)    149R 42.1%     207R 58.5%
   トータル(475R)    205R 43.2%     290R 61.1%


 2009年
 Aグループ(1位~4位)
   重賞  (122R)     83R 68.0%      98R 80.3%
   その他 (356R)    271R 76.1%     309R 86.8%
   トータル(478R)    354R 74.1%     407R 85.1%

 Bグループ(5位~10位)
   重賞  (122R)     68R 55.7%      93R 76.2%
   その他 (356R)    186R 52.2%     230R 73.0%
   トータル(478R)    221R 53.1%     312R 73.8%

 Cグループ(11位以降・無印・初出走・圏外)
   重賞  (122R)     53R 43.4%      79R 64.8%
   その他 (356R)    124R 34.8%     146R 49.2%
   トータル(478R)    199R 41.6%     254R 53.1%


 Aグループ馬が3着以内に2頭以上入ったレース数

 2008年 
   重賞(121R)       31R 25.6%
   その他(354R)     136R 38.4%
   トータル(475R)    167R 35.2%


 2009年
   重賞(122R)       35R 28.7%
   その他(356R)     160R 44.9%
   トータル(478R)    195R 40.8%


 グループ分けをしてみたところ、平均4頭のAグループと、平均6頭のBグループの差が複勝圏内で、約10%強しかありません。
 複勝圏内に、Bグループが約70%、Cグループでも約50%と半分のレースで3着以内に入って来るのです。
 2008年よりも2009年の数値が少し改善されたのは、2008年秋から、おっタイム!算出に、もう一手間加えた事によるものだと思います。多分、2009年の数値が限界で、多少のプラス・マイナスはあっても、数値はほとんど変わらないでしょう。
 おっタイム!が、それほど精度の高い数値で無い事は、最初にお断りしました
。おっタイム!を上から順番に、買っても儲からないのは、1~4位馬で3着まで占めるレースが、7%弱しかないので、解っています。
 週末ケイバーの私としては、競馬に関わる時間はこれ以上増やす事が出来ず、おっタイム!の精度アップも限界です。
 ならば、このデータに基づいて、予想手順を変えてみようとなりました。どのレースでも、Bグループ・Cグループの中からも、積極的に選択しようと決めました。

 下のようなレースのおっタイム!
があったとします。

 ○○R 1位、2位、3位、4位

      5位、6位、7位、8位、9位、10位

      11位、12位、13位、14位、15位

      無印

 16頭立てのレースで、今までの予想手順は、まず1位~4位から、本命捜し。本命を決めたら、残り15頭から○、残り14頭から▲と6頭に印を付けていました。

 それを、まずAグループから◎○を決め、次に残り5頭をBグループから3~4頭、Cグループから1~2頭取り合えず選んでみる。B・Cグループで、4頭までしか買う馬が見つからなかった場合、Aグループに戻り、◎○以外の2頭のうち1頭を選択し、計5頭をピックアップ。この時点では、5頭は横並び状態で、5頭ピックアップし終わってから、▲△の強弱を付けます。
 このような手順にしたところ、予想していて迷いが減った事が、実感できたのです!とてもとても不思議で仕方なかったのですが、予想手順を検証してみて驚きました。

       従来の予想手順(6頭を選択し、印を打つ 6/16 37.5%)

 1,1位~4位から◎を選択                →1/4 25.0%の確率
 2,残り15頭から、相手5頭を選択            →5/15 33.3%
 3,○が決まると、残り14頭から、相手4頭を選択   →4/14 28.6%
 4,▲まで決まると、残り13頭から、相手3頭を選択  →3/13 23.1%
 5,4頭目の△まで付けたら、残り12頭から、相手2頭 →2/12 16.7%
 6,印を5頭付けて、残り11頭から、相手1頭を選択  →1/11  9.1%

       新しい予想手順(7頭を選択し、印を打つ 7/16 43.8%)

 1,1位~4位から2頭を選択後、◎○を決める    →2/4 50.0%の確率
 2,Bグループから3頭を選択する場合         →3/6 50.0%
 3, 1頭が決まって、残り2頭              →2/5 40.0%   
 4, 2頭が決まって、残り1頭              →1/4 25.0%  
 5,次にCグループから2頭を選択           →2/6 33.3%
 6, 1頭が決まって、残り1頭              →1/5 20.0%


 実際は、確率通りで無いかも知れませんが、従来の予想手順だと最後の1頭を決める時の確率は、10%以下になっていました。
 しかし新しい手順では、確率が減っていく事に変わりはありませんが、グループ毎から強制的に選択する事により、従来よりも高確率からスタートし、最後の1頭でも、20.0%までしか落ちません。
 印を打つ馬を6頭を7頭に増やした事により、トータル確率が37.5%→43.8%と上がりますが、グループ分けする事により、個々の確率が全て大幅に高くなっていたのです。

 つまりこういう事だったのです。
 どうしても欲しいアイテムが10個あったとして、今は2個しか手に入れられないとします。
 10個の中から2個選択だと、2/10で、20.0%。8個削らなければならない訳だから、悩む時間も多いし、当然迷いも大きくなります。
 そこで、強制的に4個に減らしてしまって、その中から2個を選択とすれば、2/4で、50.0%と1/2の確率になります。これならどっちを選ぶかだけとなり、悩む時間も減るし、迷いも小さくなります。

 当たり前の事だと気付いている人も多いと思いますが、志の輔もビックリ!山瀬まみも目を見開いてしまう大発見ではないかと、私は思いました。山瀬まみの隣で、ガッテンボタンを乱打したい気持ちとなったのです。

 机上の計算で、「ためしてガッテン!」した私は、早速5回東京・5回中山を試用期間と定め、実施に移しました。

    「おっタイム!で、マジで競馬と戦うぞっ!編」へ続く・・・。


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