合併して長野市になった旧大岡村の聖山にある樋知(ひじり)大神社。旧村の中心部から麻績村聖湖に向かう道路脇に、立派な鳥居と狛犬が現れます。
鳥居の近くの道路端の空き地に車を停めて歩くこと一分で神社に到着。聞くところによると社の周囲の森はブナの自然林で、貴重なんだそうです。もちろん参道の両脇は定番の杉並木です。
社の脇を抜けると目的のお種池に出ますが、ご覧のような解説版が置いてありました。
社の裏手に現れたお種池。かつては干ばつの折り、近郷近在から雨乞いの人々が参詣し、池の中にある祠の周りを祈願のために廻ったとか。冷たい湧水の中を人々が雨を乞うて廻ることにより池の水が濁り、濁るほどに雨を呼んだと伝えられているようです。
池から流れ出る瞬間です。手を入れると冷たくて澄んでいます。
高原の周囲は紅葉の真っ盛り。清冽な流れに落ち葉が降り注ぎます。
流れはブナの森を抜けて下流に下ります。
長野市大岡丙(聖山パノラマオートキャンプ場近く)
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