今回は比較的家から近い妙高市の大鹿庚申堂清水を訪ねました。新潟県の輝く名水に掲載されていましたので、ナビに緯度経度を入力して出発したのですが、目的地付近のアナウンスがあった辺りには何にもありません・・・・・。
仕方なく民家のある所まで引き返してお聞きしたところ、なんとまったくの道の違いでした。狭い道をどん詰まりまで行くと駐車場があり、そこに清水が沸いている、お気を付けてと見送ってくれました。
果たして数百メートルも行かない内に突然農道かはたまた小林道かとしか言いようのないか細く両脇には雑草が覆いかぶさる状態に。心細くなり戻ろうかとも思いましたが、車を方向転換する空き地すらありません。
せっかくここまで来たのだからと、細く曲がりくねり勾配のきつい道をゆるゆると進んで行きました。やがて地元の方がおっしゃっていた駐車場に出、水を汲むことができました。上の写真は駐車場から来た道を見たところです。遠くの山麓は松ヶ峰辺りでしょうか?
写真の右が駐車場、左のしめ縄の下が清水です。鳥居は庚申堂の入り口なのでしょうが、雑草が覆い茂りお堂はどこか判りません。
鳥居の脇には標柱が立てられ、安宮神社参道入り口と記されていますが、その神社が庚申堂なのか判りません?
名水の多くがそうであるように、この清水も大木の脇から湧き出ています。おそらくは御神木なのかも知れません。
湧き口はきれいに整備され境内にふさわしくしっとりと静まり返っています。
ポリタンクに汲むには二段目の樋を使います。聞くところによると酒造りに適した「超軟水」で地酒にも使われているとのこと。
苔むした汲み場はとても落ち着いた雰囲気です。但し、ここにたどり着くには大きな車では通行が難しいと思われますので、軽か1000cc程度の小型車限定ですね! 新潟県妙高市大鹿