五月から走っているリゾートトレイン「越乃Shu*Kura」が気になり、先日乗ってみました。
車両はディーゼル3両編成で、信越線の高田を始発に飯山線十日町往復と、上越線湯沢往復の2種類あり運転日により行き先が変わります。
乗車したのは5月30日で高田から長岡経由十日町まで約2時間半の列車旅です。乗車券は日ごろから良く利用する「えちごツーデーパス」+指定券です。快速列車のため特急券はいりません。
1号車は私が乗った車両で、旧型車を改造したとは思えないほどきれいに仕上がっています。座席のピッチも広くリゾートしらかみを彷彿させます。
真ん中の2号車はオープンスペースのラウンジで、今はやりの立ち飲みスタイルのスタンドと売店があるほか、中程では随時ジャズの生演奏が行われます。日本酒とジャズの組み合わせ、和モダンですかね。
3号車は席が海側に向いた特別な造りになっていますが、こちらに乗車するにはJR東日本の旅行商品「ビュー」に申し込む必要があり、山海の幸によるおつまみと地酒が付きます。
2号車の売店では、沿線の地酒が日替わりで購入できるほか、山海の幸を使ったおつまみも用意されています。私は小イカの丸干し焼きと幻の魚と言われるゲンゲのてんぷらを食べましたが、とても美味しく地酒とピッタリの相性でした。
これは売店で購入した地酒のお試しセットで、まず売店で車内でしか通用しないクーポンを求め、お酒の銘柄によって異なる値段に相当する枚数のクーポンと交換する仕組みです。もちろん私は1000円=10枚のクーポンを一度に交換して、5種全部の地酒+おちょこと交換しました。
後で座席で味わう際に品書きをみたところ、なんと先日水汲みした「吟田川」があるではありませんか、こんなに早くあの水を使って造られた地酒を飲めるとは思っていませんでしたので、感激しきりです。
この列車「越乃Shu*Kura」は金~日の週末に運転されていますので、是非超お得なえちごツーデーパスを使って乗ってみてください。