豪雪に見舞われた新潟県はまだまだ名水を汲みに出かけるには雪の中で苦労するだろうなあ・・と考えていましたが、ここのところの気温の緩みで雨になったりしたので、思い切って出かけて見ました。今日の目的地は上越市春日山の謙信公出陣御前清水です。
ナビに誘導されて着いたのは、大河ドラマ天と地とで舞台となった春日山城跡の入り口の森の脇でした。
道路と駐車場には全く雪がなく拍子抜けでした。よく整備され小公園となっている名水には既に先客がおられ、たくさんのペットボトルに汲んでおられたので、空くのを待ちました。
立派な銘版です。
すぐ裏には小さな池があり数本のパイプから、勢いよく水が流れ出ていました。
見事に自然石を配した湧き口です。
越後の龍の異名を冠した上杉謙信公に因んだのでしょう、湧き口は龍の形です。結構龍のモニュメントがあちこちで使われていますね!
角度を変えて見てみました。水面に春の光が柔らかく揺らいでいます。
湧き口を裏から見たところです。自然石を上手に組み合わせているようです。バルブから伸びている赤いホースは恐らく泥ばきか周囲の清掃に使うものでしょう。
春日山城跡は私たちの北信州では小学校の修学旅行の訪問先の一つとなっていました。なんと50数年振りに訪れたことになります。せっかくですから水汲みを終えた後、車で城跡に上ってみました。
見晴らしの良いところに数件の茶屋があり、シンボルの上杉謙信公の像が立っています。案内板によれば、山頂まで歩道が整備されているようなので、緑のシーズンに再度御前清水を訪れ、散策してみたいと思います。 上越市中屋敷
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