著者 は ナポレオン・ヒル。
▷ 190 ページ から。
◇ 13. 第 六 感 。
巨富 を 築く 第13 の
原則 は 第六感 として
知られている ものである。
第六感 を 通 (とお) して、
無限 の 知性 は 向 (む)こう
から 自発的 に 働きかけてきて、
あなたがた の 努力 とか
要求 は ほとんど 必要と しない。
この 原理 は 哲学 の 極地
(きょくち) で あって、
いままで のべた 12 の 原理 を
完全に マスター すること によって、
はじめて 自分 の もの として
消化 (しょうか) し、理解 し、
活用 できる もので ある。
第六感 は 潜在 意識 の 1部
であって、創造的 想像 心
と 関連 が ある のだ。
それ は また、アイデア、プラン、
考え を 心 に ひらめかす
受信機 の ような もの でもある。
この 心 の ひらめき は、
しばしば 直感 とか
インスピレーション
とか よばれる。
第六感 は 説明 を 拒否する !
巨富 を 築く 他 の 原則 を
マスター して いない 人 には、
どういうものか 説明 は
できない のだ。
なぜならば、そういう 人 は
知識 もなく、第六感 に
匹敵 (ひってき) する 体験
を も 持っていない からだ。
第六感 を 理解 するには、
自分 の なか に ある 心 を
発展 させ、沈思 黙考
( ちんし もっこう )
しなければ ならない。
本書 に のべた 原則 を
マスター した のち、ここに
のべる ことがら が 真理 だと
分 (わ) かって くる だろうが、
マスター しない 人 には とても
信じられない ことで あろう。
つまり、第六感 の 働き を かりて、
あなたは 避 (さ) けるべき
危険 の 到来 (とうらい) を
警告 (けいこく) されるし、
つかまえるべき チャンス の
到来 を 知ることが できるのだ。
第六感 の 発達 によって あなたに
ピーンとくる 働きかけ が きたら、
あなた は それ を うけて
行動 すれば よい のだ。
そうすれば 守護 天主
(しゅご てんしゅ) が、
賢者 (けんじゃ) の 国 に 入る
扉 (とびら) を いつでも
あなたに 開 (あ) けて
おくように なるのだ。
《 第六感 の 奇跡 》
著者 ( ナポレオン・ヒル ) は
「 奇跡 」 の 信者 でも なければ、
鼓吹者 (こすいしゃ) でもない。
その 理由 は、わたくし は、
大自然 が 自 (みずか) ら
つくった 法則 から 絶対
逸脱 (いつだつ) しない
ものである、ということを
十分 (じゅうぶん) 理解して
いるからである。
大自然 の 法則 の なか には、
奇跡と思われるような、理解 に
苦 (くる) しむ もの が ある。
第六感も わたくしの 経験 した
もの だけ でも、奇跡 では
ないか と 思われる
ような ものが ある。
著者 は、この 世の中 には
1つの力、あるい は
創造主 (そうぞうしゅ)、
霊 (れい) と いうもの が あって、
それらが あらゆる 原子 構成物
( げんし こうせいぶつ ) に
ゆきわたり、人間 が 利用できる
あらゆる エネルギー を
つつんで いることを 知っている。
また、この 無限 の 知性 が
ドングリ を 樫 (かし) の 木 に
かえ、引力 の 法則 に よって、
水 を 山 から 低地 へ と
流れ させ、夜 が 明ければ
昼 が やって 来 (き)、
冬 が 過 (す) ぎれば やがて
夏 が くる、といったように、
森羅 万象 ( しんら ばんしょう )、
すべて に その 所 (ところ) を
自分のものとして 可能 とし
成功 し、得 (とく) と なって
いる ことも 知っている。
この 知性 が、本書 で のべる
哲学 の 原理 を とおして、欲望 を
具体 的 な、物質 的 な もの に
転換 (てんかん) する 手助け を
している のかも しれない。
筆者 が そう 考えて いる のは、
わたくし が その 実験 を やり、
また、それ を 経験
して いる から で ある。
〈 中 略 〉
《 偉大 な 力 は 成長 が 遅 (おそ) い 》
第六感 は 意志 に よって、
身に つけたり 取り さったり
できる もの では ない。
この 偉大 な 力 は、本書で のべた
他 の 原則 を 体得 (たいとく) した
うえで、ゆっくりと
伝 (つた) わって くるものだ。
あなたが どういう 立場 に ある
人 で、また どんな 目的 で
この 本 を 読まれたとしても、
本書 で 書いた 意味 が
分 (わ) からなければ、あなたの
利益 に なる ところ は ない。
ことに、あなた の 目的 が
財産 や 巨富 の 蓄積 にある 場合
は、なおさら の ことで ある。
この 本 は あなたがた の 人生 の
目的 が 何 で あっても、その目的
を まちがいなく 達成 させるため
の 完全な 哲学 を、あなたがた に
提供 する ため で あった。
あらゆる 目的 を 達成する
スターティング・ポイント
(出発点) は、欲望である。
そして、最終点 は 理解する に
必要 な 知識 ・・・ 自己 を 理解 し、
他人 を 理解 し、大自然 の
法則 を 理解 し、幸福 を 認識し
理解するための 知識 で ある。
このこと を 理解する には、
第六感 に なじみ、第六感 の
原則 を 使うことで
十分 (じゅうぶん) である。
この 章 (しょう) を 読み 終わって、
あなた は かなり 高い ところ に
持ち あげられた ような、精神的
刺激 を うけられた かもしれない。
そうならば、実 に すばらしい !
あと 1ヵ月 たって、もう 1度、
本書 を 読んで いただきたい。
あなた は さらに 高い ところ に
持ちあげられる 精神 的 刺激
をうけるに ちがいない。
現在、読んでみて 得 (え) る
ところ が どんな に 少なくても、
そんな ことは かまわず、時折、
くりかえし くりかえし
やってゆけば、やがて あなたは
恐怖 (きょうふ) を 去 (さ) り、
失望 を 克服 (こくふく) し、
躊躇 逡巡 (ちゅうちょ しゅんじゅん)
しなくなり、
自由に 創造心 を 発揮 できる 力 を
身 (み) に つける ことに なるのだ。
そして、あなた は 真 に 偉大 な
思想家 、指導者 、芸術家 、
音楽家 、作家 、政治家 を
偉大 に させた 精神 的 な
「 何 (なに) もの 」 かに ふれる
こと が できる ように なる。
そうなれば、あなた は 自由 に、
欲望 を 物質 的、財産 的
なものに 転換 できるように
なる はず で ある。
〈 以上 で 本書 は 終わります 〉
【⠀言葉 の 説明⠀】
▷ 沈思 黙考とは、
黙 (だま) って じっくりと
深く 物事 を 考え込むこと。
○「 沈思 」は 深く 考える 意。
「 黙考 」は 黙って 考える 意。
▷ 天主 (てんしゅ) とは、
1 キリスト教 で、天 に いる 神。
天帝。
2 《「てんじゅ」とも》仏教 で、
諸天 の 王。特に、
帝釈 (たいしゃく) 天・
毘沙門 (びしゃもん) 天 を いう。
▷ 鼓吹 (こすい) とは、
意見 や 思想 を 盛んに 唱えて、
広く 賛成 を 得ようとすること。
「 民主 主義 を — する 」
▷ アイデア【idea】 とは、
1 思いつき。新奇 な 工夫。
着想。「 — が浮かぶ 」
2 イデア。観念。理念
▷ 潜在 意識
(せんざ いいしき) とは、
心の奥底にあって、
本人 も 気づかない 意識 のこと。
自覚されないが、本人 の 行動 や
思考 に 影響 を 与える、
秘められた 意識。
精神 分析 における「 無 意識 」。
注記 「 潜在 」は、表面に出ず、
内に 隠れていること。
「 顕在 けんざい 」が 対 義 語。
【⠀出典・ goo 辞書 ⠀】
□ 参考 文献
「 巨富 を 築 く 13の 条件 」
ナポレオン・ヒル 著
志賀 政喜 訳
実業之日本社 発行
▷ ナポレオン・ヒルに学ぶ成功哲学。生涯、名言や成功法則を解説
( N L P 新しい学び と 気付き )
https://www.nlpjapan.co.jp/nlp-focus/napoleon-hill.html
▷ 成功 哲学 の 祖
「ナポレオン・ヒル」
の 来歴 と 名言 を 解説
( セミナーズ プロ )
https://seminars.jp/media/236
▷ 190 ページ から。
◇ 13. 第 六 感 。
巨富 を 築く 第13 の
原則 は 第六感 として
知られている ものである。
第六感 を 通 (とお) して、
無限 の 知性 は 向 (む)こう
から 自発的 に 働きかけてきて、
あなたがた の 努力 とか
要求 は ほとんど 必要と しない。
この 原理 は 哲学 の 極地
(きょくち) で あって、
いままで のべた 12 の 原理 を
完全に マスター すること によって、
はじめて 自分 の もの として
消化 (しょうか) し、理解 し、
活用 できる もので ある。
第六感 は 潜在 意識 の 1部
であって、創造的 想像 心
と 関連 が ある のだ。
それ は また、アイデア、プラン、
考え を 心 に ひらめかす
受信機 の ような もの でもある。
この 心 の ひらめき は、
しばしば 直感 とか
インスピレーション
とか よばれる。
第六感 は 説明 を 拒否する !
巨富 を 築く 他 の 原則 を
マスター して いない 人 には、
どういうものか 説明 は
できない のだ。
なぜならば、そういう 人 は
知識 もなく、第六感 に
匹敵 (ひってき) する 体験
を も 持っていない からだ。
第六感 を 理解 するには、
自分 の なか に ある 心 を
発展 させ、沈思 黙考
( ちんし もっこう )
しなければ ならない。
本書 に のべた 原則 を
マスター した のち、ここに
のべる ことがら が 真理 だと
分 (わ) かって くる だろうが、
マスター しない 人 には とても
信じられない ことで あろう。
つまり、第六感 の 働き を かりて、
あなたは 避 (さ) けるべき
危険 の 到来 (とうらい) を
警告 (けいこく) されるし、
つかまえるべき チャンス の
到来 を 知ることが できるのだ。
第六感 の 発達 によって あなたに
ピーンとくる 働きかけ が きたら、
あなた は それ を うけて
行動 すれば よい のだ。
そうすれば 守護 天主
(しゅご てんしゅ) が、
賢者 (けんじゃ) の 国 に 入る
扉 (とびら) を いつでも
あなたに 開 (あ) けて
おくように なるのだ。
《 第六感 の 奇跡 》
著者 ( ナポレオン・ヒル ) は
「 奇跡 」 の 信者 でも なければ、
鼓吹者 (こすいしゃ) でもない。
その 理由 は、わたくし は、
大自然 が 自 (みずか) ら
つくった 法則 から 絶対
逸脱 (いつだつ) しない
ものである、ということを
十分 (じゅうぶん) 理解して
いるからである。
大自然 の 法則 の なか には、
奇跡と思われるような、理解 に
苦 (くる) しむ もの が ある。
第六感も わたくしの 経験 した
もの だけ でも、奇跡 では
ないか と 思われる
ような ものが ある。
著者 は、この 世の中 には
1つの力、あるい は
創造主 (そうぞうしゅ)、
霊 (れい) と いうもの が あって、
それらが あらゆる 原子 構成物
( げんし こうせいぶつ ) に
ゆきわたり、人間 が 利用できる
あらゆる エネルギー を
つつんで いることを 知っている。
また、この 無限 の 知性 が
ドングリ を 樫 (かし) の 木 に
かえ、引力 の 法則 に よって、
水 を 山 から 低地 へ と
流れ させ、夜 が 明ければ
昼 が やって 来 (き)、
冬 が 過 (す) ぎれば やがて
夏 が くる、といったように、
森羅 万象 ( しんら ばんしょう )、
すべて に その 所 (ところ) を
自分のものとして 可能 とし
成功 し、得 (とく) と なって
いる ことも 知っている。
この 知性 が、本書 で のべる
哲学 の 原理 を とおして、欲望 を
具体 的 な、物質 的 な もの に
転換 (てんかん) する 手助け を
している のかも しれない。
筆者 が そう 考えて いる のは、
わたくし が その 実験 を やり、
また、それ を 経験
して いる から で ある。
〈 中 略 〉
《 偉大 な 力 は 成長 が 遅 (おそ) い 》
第六感 は 意志 に よって、
身に つけたり 取り さったり
できる もの では ない。
この 偉大 な 力 は、本書で のべた
他 の 原則 を 体得 (たいとく) した
うえで、ゆっくりと
伝 (つた) わって くるものだ。
あなたが どういう 立場 に ある
人 で、また どんな 目的 で
この 本 を 読まれたとしても、
本書 で 書いた 意味 が
分 (わ) からなければ、あなたの
利益 に なる ところ は ない。
ことに、あなた の 目的 が
財産 や 巨富 の 蓄積 にある 場合
は、なおさら の ことで ある。
この 本 は あなたがた の 人生 の
目的 が 何 で あっても、その目的
を まちがいなく 達成 させるため
の 完全な 哲学 を、あなたがた に
提供 する ため で あった。
あらゆる 目的 を 達成する
スターティング・ポイント
(出発点) は、欲望である。
そして、最終点 は 理解する に
必要 な 知識 ・・・ 自己 を 理解 し、
他人 を 理解 し、大自然 の
法則 を 理解 し、幸福 を 認識し
理解するための 知識 で ある。
このこと を 理解する には、
第六感 に なじみ、第六感 の
原則 を 使うことで
十分 (じゅうぶん) である。
この 章 (しょう) を 読み 終わって、
あなた は かなり 高い ところ に
持ち あげられた ような、精神的
刺激 を うけられた かもしれない。
そうならば、実 に すばらしい !
あと 1ヵ月 たって、もう 1度、
本書 を 読んで いただきたい。
あなた は さらに 高い ところ に
持ちあげられる 精神 的 刺激
をうけるに ちがいない。
現在、読んでみて 得 (え) る
ところ が どんな に 少なくても、
そんな ことは かまわず、時折、
くりかえし くりかえし
やってゆけば、やがて あなたは
恐怖 (きょうふ) を 去 (さ) り、
失望 を 克服 (こくふく) し、
躊躇 逡巡 (ちゅうちょ しゅんじゅん)
しなくなり、
自由に 創造心 を 発揮 できる 力 を
身 (み) に つける ことに なるのだ。
そして、あなた は 真 に 偉大 な
思想家 、指導者 、芸術家 、
音楽家 、作家 、政治家 を
偉大 に させた 精神 的 な
「 何 (なに) もの 」 かに ふれる
こと が できる ように なる。
そうなれば、あなた は 自由 に、
欲望 を 物質 的、財産 的
なものに 転換 できるように
なる はず で ある。
〈 以上 で 本書 は 終わります 〉
【⠀言葉 の 説明⠀】
▷ 沈思 黙考とは、
黙 (だま) って じっくりと
深く 物事 を 考え込むこと。
○「 沈思 」は 深く 考える 意。
「 黙考 」は 黙って 考える 意。
▷ 天主 (てんしゅ) とは、
1 キリスト教 で、天 に いる 神。
天帝。
2 《「てんじゅ」とも》仏教 で、
諸天 の 王。特に、
帝釈 (たいしゃく) 天・
毘沙門 (びしゃもん) 天 を いう。
▷ 鼓吹 (こすい) とは、
意見 や 思想 を 盛んに 唱えて、
広く 賛成 を 得ようとすること。
「 民主 主義 を — する 」
▷ アイデア【idea】 とは、
1 思いつき。新奇 な 工夫。
着想。「 — が浮かぶ 」
2 イデア。観念。理念
▷ 潜在 意識
(せんざ いいしき) とは、
心の奥底にあって、
本人 も 気づかない 意識 のこと。
自覚されないが、本人 の 行動 や
思考 に 影響 を 与える、
秘められた 意識。
精神 分析 における「 無 意識 」。
注記 「 潜在 」は、表面に出ず、
内に 隠れていること。
「 顕在 けんざい 」が 対 義 語。
【⠀出典・ goo 辞書 ⠀】
□ 参考 文献
「 巨富 を 築 く 13の 条件 」
ナポレオン・ヒル 著
志賀 政喜 訳
実業之日本社 発行
▷ ナポレオン・ヒルに学ぶ成功哲学。生涯、名言や成功法則を解説
( N L P 新しい学び と 気付き )
https://www.nlpjapan.co.jp/nlp-focus/napoleon-hill.html
▷ 成功 哲学 の 祖
「ナポレオン・ヒル」
の 来歴 と 名言 を 解説
( セミナーズ プロ )
https://seminars.jp/media/236
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