撮影の必需品

こんにちは、
6月に突入しましたねー。
今回の写真は役者さんではありませんが、
とっても大事なモニターです。
撮影の時には、いつでもどこでも
可能な限りこのモニターというものが付いて回ります。

カメラが回るとそのカメラの映像がこのモニターに映し出されます。
カメラ本体にも液晶の画面が付いていますが、
このモニターで確認しなければ、微妙な色の違いなどが分かりません。
映像っていうのはそれだけ繊細なものなんですね・・・。

何かの対談で、北野たけし監督がこんなことを言っていました。

映画は言い換えれば絵の連続なのだから、
どこか一部を切り取ってみた時に、
それが洗練された一つの絵画になっているのが理想。
いってみればそれを目指して音楽などを入れている。
だからもっと少ないカットの連続で、
全てにおいて芸術を目指したい。

この部分だけを抜き出すと誤解も生まれるかもしれませんが、
ワンカットにかける思いというのは十分わかると思います。

僕なんかは全く単純で
映画を見る時の判断基準はただ面白いか面白くないか
それだけでした。
今回、実際にそういった撮影の現場に参加したことで、
少なからず映画を見るときの判断基準が変化したような気がします。


--グリル