チャーリーの青空トーク

60を過ぎた頑固ジジイが、ライフワークの「姓名判断」と「幸福に生きるには」を勝手に語るブログ。

政治参加 と 恋愛心理

2020-07-30 12:09:34 | 大西つねき フェア党 
今日は「れいわ新選組」に大きな期待を掛けて居た者からの視点でお話しをします。 

チャーリーはフェア党で活動していた大西つねき氏が「れいわ新選組」に参加し、昨年の衆議院選挙に立候補した経緯が在り「れいわ新選組」を応援していました。 

モノスゴイ盛り上がりで、この61歳にもなるジジイが、「ひょっとしたら、日本の政治が変わるのか?」と思わせる勢いでした。 が、結局は1年足らずで空中分解を来たしてしまったわけで、支援者の中では「惚れていた人に裏切られた」と恋愛心理に置き替えて、そのショッキングな結果を理解しようとしています。 とても良い方法だと思います。

ただ、間違ってはいけない所は、政党は常に社会に目を向けている組織で、個人(有権者)に目を向けるのは選挙期間中だけです。 これは、良い・悪いの話ではなく、政治の仕組みがそうなっているからで、そこを間違ってしまうと、特定の個人や団体・組織への利益誘導を行い、「モリカケ問題」のような権力を行使し不正な形で便宜を図る事になってしまいます。 立派な犯罪です。

支持者と政党がいつも同じ方向を見ている、或は支持者と政党がお互いに向き合っている。と錯覚してしまうと、ある日突然、「支持政党から裏切られた!」という話になってしまいます。 

ポスボラや寄付といった形での応援はあくまで個人の自由意思。 政党は「御協力有難うございました。」で、終わりです。それでも構わない、党を信じているから・・・・。と言う人はそれもアリです。

今回の大西発言の処理の結果、「あれ? 私が考えてた、れいわと違う。」と気付いても、致しかたありません。 「れいわ」の都合がありますから・・・。 結果、「思った政党では無かった。」と落胆されている支持者が離れるだけです。 

ここが、真に恋愛ゲームと重なるところが面白いですね。

恋愛期間中にほんのちょっとした言葉や仕草、態度、で、「あれ?」とおもって距離を取るケースありますよネ? さらに、受け入れられない言葉や態度が重なると、「こんな人だったのか?」と認識を改にし、恋愛感情が冷めて特別な関係を解消する。 この時の行動は、主体性に左右されると思います。 

いつも言っている様に、この「主体性」が重要で、時にはあなたを守る役割を果たす、生きる上での大切なファクターになります。 簡単に言うと「オレはオレ。 私は私。」 

自分独自の価値観とも言えます。 これを持たない人は、周囲の空気に流される事に気付きません。 ウソやデタラメが見抜けなくなってしまいます。 

話を、政党と支持者の関係に戻しますが、今回の大西発言に対する「れいわ新選組」の対応に「?」と感じた人は、主体性を持って冷静に捉えていた人なのでしょう。 そして、改めて大西氏の発言の内容を確認しそれぞれのスタンス・意見を発しています。 

片や、大西氏の発言を糾弾して「れいわ新選組」を擁護している支持者は逆に個々の主体性が大西氏の発言に対し「?」という感情が働いたという事ですね。 或は、個々の主体性より、党の方針を優先させたのでしょう。 盲目的に「愛しているから、あなたについて行く」といったスタンスです。 アイドルファンも新興宗教の信者も同じような心理状態でしょう。 

結局、大きな政党・力の有る政党になるには、盲目的な支持者・主体性を失った人たちをどれだけ多く集められるか? と言う事になり実際に多くの政党がそうやって党の支持者を維持しています。 盲目的な支持者は、ポスボラや寄付など献身的に行ってくれますから、大きな戦力である事は間違いありません。

と言う事は、逆説的にに考えると・・・主体性を持つ人は、積極的に政治活動に参加しない。 という構図が成り立ちます。 もしかしたら、この部分が投票行動を起こさない人と重なるのかもしれません。 この分析が正しければ投票率は上がりませんネ。 自由民主党の天下は続きそうです。

残念ながら、昨年夏の参議院選挙は多くの主体性を持つ人が「れいわ新選組」を応援し実際に行動を起こしましたが、結局は政党の性である、「主体性を持たない多くの支持者の獲得」という理論とが、大西発言により浮き彫りになったということだろうと思います。

大西氏の発言とそれに対する党の対応は、見えて無いところを見せてくれたと言う事で、それなりに意味のあるものだったと思います。

早く、「惚れた、私がバカだった。」と気が付かなければネ。
そこが簡単にできないのが、人間臭いところでもありますが・・・










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