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ローリングストーンズ(レットイットブリード)

2024-03-26 11:02:35 | 日記




ストーンズのアルバムの中で、強烈なのが1971年から、1年ごとに発売された、スティッキー・フィンガーズ(1971)、 メインストリートのならず者(1972)、 やぎの頭のスープ(1973)、 イッツ・オンリーロックンロール(1974)の4アルバムで、自分の心の中で形成されるストーンズサウンドの重要な屋台骨になっている。もちろん、世間一般での評価もご多分に漏れず、傑作になっている。ミックのボーカルは、迫力に加えて艶があるし
チャーリーワッツのドラムと、ビルワイマンのベースもリズムに安定感があり、余裕を感じる。なかでも、キースリチャーズとミックテイラーのギターの掛け合いが最高に良い。違うタイプの二人だが、ブルースとロックンロールを足して、
2で割ったサウンドだが、ブルースの心がしっかりと残っていて、ミックテイラーは勿論、キースもブルース好きなんだなぁ、と思う。基本にブルースがあり、そこから外れない姿勢が、強く感じられてとても好ましい。
ということで、ストーンズの一番メインの部分を書いたが、このメイン以外にも、傑作がいっぱいある。その中で、自分が好きな傑作が、レットイットブリードである。
なぜかというと、このアルバムの中の一曲で、曲名がアルバムタイトルにもなっている、レットイットブリードがたまらなく好きだからである。
自分の中では、ストーンズの好きな曲ベスト3には入っている。
スタジオ録音だが、ライブのようでもあり、それでいて音の粒がしっかりしている。たまらなくルーズであるが、また、たまらなく攻撃的でもある。
前期ストーンズの頂点に達しているような、バンド演奏に思える。
演奏については、キースリチャーズのボトルネックギターが、素晴らしく
らりっている。自分は、アルコール酔い、しかわからないが、、、
イアン・スチュワートとニッキーホプキンスのピアノがまた素晴らしくご機嫌である。
言葉では言い表せない、うねりがこの曲にはあり、たまらないグルーブ感が心に押し寄せてくる。 それでいて、どちらかと言えば地味なバンド演奏だが、とってもかっこいい、80歳を過ぎても聴ける良曲だと心から想う

    楽しくやろう、馬乗りになって
    熱い血を、俺にぶちまければいい

アルバムジャケットは、バタークリームケーキのステージに可愛いストーンズの人形があり、、その下でレコードが回っている。全体に、クリーム色系のジャケットで、ほのぼのして、自分はとても好きなジャケットである。
ジャケット裏面は、、、それらが、壊されていて、何ともストーンズらしい。




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