音楽の部屋

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NSP

2023-04-22 16:45:13 | 日記
NSPの三枚目のアルバムに、ひとやすみ、というLPがある。ジャケットは、スケッチブックの中のクレヨン画風の絵画で、メンバーらしき3人とワンちゃんが一匹、広い野原で夕日に向かって立っている。そして夕日に照らされた影が、緑の野原に薄黒く伸びている。ただそれだけだが、NSPの音楽が持っている、そぼくさが良く感じられるジャケットだと思う。NSPは岩手県出身のフォークグループで3人組である。一関高専の学生だった音楽仲間が、自然と集まりできたグループである。じぶんも長野高専の学生だったので、そうゆう意味でもNSPに親しみを感じる。はるか昔の話だが、長野高専の学生の頃、学生寮に入寮していた私は近くの駄菓子屋でお菓子を買うことが楽しみで、よく足を運んでいた。自宅から離れての寮生活の寂しさを、その駄菓子屋の中では紛らわすことが出来ていたように思われる。そんな駄菓子屋通いの生活のなかで、ある日駄菓子屋のラジオから、NSPの、春はもうすぐ、という曲が店内に流れていて偶然聞くことが出来ました。この時がNSPを聞いた初めでした。一辺で他のグループにない、個性を感じました。言葉ではうまく言い表せないけど、とにかくNSPにしかない何かが強く感じられ、好きになりました。
、春はもうすぐ、のサビに入る前の息を吞むようなブレイクとサビのベースラインなどは、本当に素晴らしい、、このようなセンスが光る部分が、NSPの曲にはたくさんあるが、それがそのままNSPの個性になっていて、他のグループでは、出せない味になっている。、一片の幸せ、という曲のイントロも聞くだけで鳥肌が立つ、、