アメリカのバンド、クリーデンスクリアウォーターリバイバルについて、なにか書こうと思うが、正直な話し自分はこのバンドのことはほとんど詳しくは知らない。
そんな状態で、なにが書けるのか?
どうして書こうと思うのか?
自分は知識はないが、このバンドに対する強い思いが、心をなかに一つだけある。
それは、このバンドのボーカルとギタリストである、ジョン、フォガテイの声である。
なかば自分を追い込んでの作業になると思うが、スマホの情報なども参考にクリーデンスの音楽的位置付けを、しながら、ジョンの声にせまり、このバンドの自分の心の中での、位置付けをしてみたいと思う。
クリーデンス、クリアウォーター、
リバイバル略称C.C.Rはアメリカ合衆国のロックバンドでロックンロールをベースに、ロカビリー、ブルース、カントリーなどから影響を受け、豊かな音楽性を保っていた。
出身はカリフォルニア洲サンフランシスコとアメリカ西部だが、このバンドのサウンドは南部のスワンプロックで、泥臭く男臭い
南部湿地帯の音楽である。
CCRの活動は、1960年代後半から1970年代の初めの4年間とみじかかったのに、その間にたくさんのアルバムとヒット曲を出している。
同時期のザ、バンドとは少し違っていてヒッピー全盛のサイケデリック音楽などに傾倒せずに、古典的アメリカルーツ的音楽を演奏した。その中で大ヒットした一つが、プライド、メアリーだが、このころになると全米どなこにいってもC.C.Rの存在は知られるようになっていった。
1970年には全米一位となったアルバム、コスモズ、ファクトリーを出している。
そして、そのあと、(雨をみたかい)をだしている。そのあと、ジョンとこのバンドのギタリストでもある兄のトム、フォガテイとの確執などがあり、バンドは解散に至っている。
やっとここまで説明して、この曲にたどりついた。
自分が、なぜ?C.C.Rを書いたのか?
この曲が、自分の心に強く強く残ってたからである。
20代のころの音楽友達が、この曲をよく歌っていて、いっしょに夏祭りかなにかのステージで、演奏した思い出がある。その友達が、ボーカルと生ギター、もう一人の友達がベースギター、自分が、ドラムをやったが
上手く演奏できなかった。バラバラであった。
人前での、初めての演奏、心で描いていた理想とは、あまりにも違いすぎて
、はやくお祭りのステージから逃げ出したい気持ちにもなった。ただ、ベースの音だけは部分的ではあるが、迫力があり良かった部分もあった。
こんな、苦い経験があり、発表前の練習の大切さ、仲間とのコミュニケーションの大切さなど、痛いほどわかり、よい勉強になったように思う。いろんな思いをしてきたが、バンド活動は、細々だが、60才をとうにすぎてるが、いまだにつづいている。
こんな苦い経験があり、この、(あめをみたかい、)は忘れることのできない曲になってある。
もうひとつ、C.C.Rを取り上げた理由は、前に書いたとおり、ジョンのボーカルである、C.C.Rといえば、自分の頭の中では、このことしか強くは浮かんでこなかった。
20代のころに、初めてC.C.Rの(あめをみたかい、)を聴いたとき、このボーカルのジョンは
髭もじゃで、ガッチリ体型で、ウイスキーのビンを片手にラッパ飲みしながら歌っているような、印象が頭の中でできあがってしまい、絶対そうにかまっていると、信じていた。すごく太い声で、伸びやかで、とても憧れる声だ。自分もこんな声になりたいと、若い頃はよく思っていた。
それがあるとき、ジョン、フォガテイの写真をみて、声の印象で思っていた顔や体つきがまるで正反対であり、こちらも大変におどろかされた。
実際のジョンは、小柄で、優しい顔で、幼さも少し残っているようにも見えた。
でも、この印象の違いも、また面白く、
こんな優しい顔で、あんな荒くれた声をだすのかと、とてもかっこよく心に残った!
感情豊かなジョンのボーカルで、次はバリバリのブルースなんか聴きたい。
最高だろうなぁ!