幼児環境教育のDVD教材を制作しました

大阪府地球温暖化防止活動推進センターでは、大阪府からの受託事業として、「幼児環境教育の指導者向けDVD教材」を制作しました。

幼児期は人格を形成する大切な時期でもあり、是非、その時期に「自然を愛でる気持ち」や「命を大切にする心」を育んで欲しい、という目的で制作したものです。

幼児期に培う規範意識は、その後の行動を左右するものとなります。私たちセンター職員としては、子どもたちが大人になった時、AかBかを選択する際、環境に配慮した行動や製品、サービスを選択してほしいと願っており、このDVD教材が、その行動変容に繋がる一助となることに期待をしています

また、この教材を活用いただく幼児教育の指導者の方々にご参集いただき、活用方法などについての意見交換や活動体験をワークショップ形式で行う「研修会」を、府域４か所で開催しました。

その際に頂戴した意見をDVDに反映したことで、より実践的な教材になったと考えています。ご参加いただいた皆さま有難うございました。

　今後、この教材が、各園での環境教育の推進に少しでもお役に立つことが出来るよう、サポートを続けて参りたいと思っています。

　　

大東市での環境学習のふりかえり

今年度、大阪府地球温暖化防止活動推進センターでは、環境省の予算を獲得された大東市から受けた事業として、小学校３校において「COOL CHOICE（賢い選択）」を啓発する温暖化学習を行いました。

「COOL CHOICE」とは、省エネ・低炭素型の製品・サービス・行動など、温暖化対策のためのあらゆる「賢い選択」をしていこうという取組みです。授業実施にあたり、大阪産業大学の環境サークルに所属する学生が、楽しく学べるカリキュラムを作成し、彼らが講師となり授業を実施しました。

授業を受けられた大東市立北条小学校、大東市立氷野小学校、四條畷学園小学校の４年生のみなさんは、温暖化の現状や今後の対策についてしっかりと勉強され、「楽しかった」「勉強になった」などの声をいただき、その後、身近にできる温暖化対策「COOL CHOICE」に賛同してくれました。

　未来のために行動できる人材を育成するため、引き続き「COOL CHOICE」の理解と賛同を呼びかけていくぞ！と決意を新たにした平成２９年度の取組みでした。

ご協力をいただいた皆さま、ありがとうございました。