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見極め

2009年06月22日 | ボディガラスコーティング
コーティングの下地処理において磨き作業があります。
傷一つなく磨いてしまえば、
それはそれでピカピカの鏡面仕上げで
綺麗です。

しかし、思いの他、塗装面を傷つけています

ある程度の塗装マージンを見極めながら磨きをかけないと
塗装面の劣化が早くなります。


  ↑(膜厚計で確かめながら仕上げれば安心)

車の下地塗装からクリアー塗装まで含めても厚みは
普通車で80~最高でも200ミクロン前後で、

軽カーに至っては一部車種を除き30~70ミクロンです

その総膜のうち磨ける範囲はクリアー塗装で、
普通車で精々10~20ミクロン程度

新車等の塗膜調整磨きが1~3ミクロンです。

新車で塗装膜が少ない車は
在庫状況などでがっつり磨いているのかも知れません!
(一般ユーザーはわかりませんよね)

綺麗にし膜厚も残して仕上げる・・
中々難しいことなんですよ





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